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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

石川県の大型補正予算

2013-09-07 06:29:13 | 日記
「アベノミクス?わしらのとこ何も回ってこん、むしろ仕入が高なって弱った」「消費税あがった

ら店たたもうかとお父さんと相談している」「2ケ月で7万の年金、病気になったらどうしよう」

「助けてください、お願いします」参議院選挙中にお聞きした声の一部です。安倍内閣のもと

で、生活保護基準の引き下げをかわきりに年金・医療介護など社会保障切り捨てが始まって

います。これでもかこれでもかと流れでる放射能汚染水に福島県民の苦悩が高まるのに、再

稼働への拍車がかかっています。この内閣の暴走にストップをかけ、県民・市民の生活をまも

る地方自治体の役割がいよいよ大事。9月議会前に、大型補正予算が組まれています。

県民生活を守れるのか?

県は今年国の大型補正予算をうけ、思い切って公共事業などの投資的経費を前年に比べ、

39%増の1238億円の大型予算を計上しましたが、今回は更に、「景気の持ち直しの

動きを確実にし、下半期も息切れしないように」と、過去3番目大型の9月補正予算、

そしてその3割以上が投資的経費です。集中豪雨がつづき、避難を余儀なくされた人も

おり、その処理と予防対策の事業は必要。河川や道路の修理が予算化されています。

その内容の検証と地元業者への発注になるか?注視したい。

医療福祉施設の整備や耐震化、これもわかる。誘客促進に、木場潟公園整備、東南アジア

からの誘客強化、そしてこれに便乗して新規の道路建設には21億円相当の予算化、果た

して今要るの?見込み黒字のうちに土地公社を解散し、借入金の代理返済するため地方債

140億円を発行して、県保有にしました。(この間60億相当の土地下落があり、今後

の下落分はすべて県民負担に跳ね返ります)国からの交付税は少なく、結局県の借金は増

えます。

ここ近年は「すべては新幹線開業につながる」と県予算の使い道は新幹線開業にからん

だものが多くなりました。知事は記者会見で、県内産業を紹介するマスコットキャラクタ

ーのPRに懸命でした。総額300億近くの予算で、県民の願いはどれだけ反映されてい

るのか?9月からの生活破壊への対策はどこにもありません。が国保税(料)の引下げに

県と自治体が協力すれば数億円で可能ですが、そんな気はありません。元気ある中堅企業

むけはあっても、津幡町で好評の住宅リフォームはじめ中小業者支援の施策はありません。

この県のリーダーには県民の痛みは聞こえないのでしょうか?