もーせんの奇妙な冒険

多忙のくせに多趣味で、とっちらかった日常を綴ります。旅行、美味しい物、馬、舟、アート、本、映画、…ああ、まとまらない。

湯主一條(5回目) その4

2016-02-11 11:31:05 | 宮城の旅
待ってましたぁっ!
今回も期待に胸が膨らむ夕食です。
18時スタートでお願いしました。
18時少し前に部屋に電話があり、迎えのスタッフさんが来てくれます。
電話の声で、もうわかっちゃう。
我が家が大ファンのスタッフUさんでした。
本当に楽しい食事の時間を演出してくれるし、質問に答えてくれる様子から、とても勉強家なんだなといつも尊敬してしまいます。

食事は個室料亭「匠庵」でいただく、森の晩餐会席。
昔の一條旅館の建物を利用した、完全個室の食事処です。

リピーターということで、メインのお料理は選択肢を増やしてくれるという気遣いもありがたいです。
初めにメイン料理や鍋物をチョイスして、食事がスタートします。


食前酒:自家製梅酒
素敵なグラス。サラッとした飲みやすい梅酒です。

先附:ふぐ白子 割ポン餡…を撮り忘れる失態!


前菜:きつね小袖寿司、山独活梅肉掛け、浅蜊卯の花よごし、文甲烏賊ぬた和え甘鯛ぼんぼり、こごみ胡麻掛け、山蕗浸し 黄身酢、ふぐの寒天寄せ、牛肉ねぎ巻

これぞ前菜の理想形。
見た目も味もパーフェクトです!
どれも一口ずつなので、大切に味わっていただきました。



大正製薬のハーブ飲料「密」をゆにくんはノンアルコールで、もーせんはシャンパン割でいただきました。
これは最近の定番になりつつありますね。


お吸い物はとろろ茶巾と梅素麺です。


お造り:鰆炙り、マグロ(トロ)、牡丹海老、雲丹

いつもはドレッシングやバジルソースも添えられて、カルパッチョ風にもいけるのですが、今回はシンプルにお醤油のみで。


蒸物:鮑、筍、若布 肝ソース

蒸したてアツアツで供され、蓋を開けた瞬間にふあ~っと磯の香りが。
鮑は柔らかいのに歯ごたえもしっかりあって、肝ソースをつければ、さらにおいしさが際立ちました。


ここで、追加メニューのご紹介。
いつもフォアグラ大根付きのプランなので、追加メニューはスルーするのに、季節限定の山菜天ぷらは見過ごせなかった!
我が家は山菜大好きっ子なので。

そんなわけで、オーダー。
すぐに揚げたてがやってきましたよ。


うわ、うんまい!
サックサクだし、レモンの酸味と山菜のほろ苦さは…ビール欲しい!!


焼物:鰈菜種焼(筍)あしらえ
こちらはゆにくんのちょいす。
鰈の身で、筍と菜の花を巻いてグリルしたお料理。
身がふっくらだったようで、白身魚好きのゆにくんは満足げでした。


焼物:骨付きラム香草焼き
こちらはもーせんちょいす。
ラム苦手なのに冒険してみました。
というのも、もーせんは近年めきめきと苦手食材を克服しているのですが、宿で出されたお料理を残すのは申し訳ないと思って食べると、あれっ!?美味しい!っていうことがよくあって、克服できてるのです。
というわけで、ラムも美味しくいただきました!
ワイルドだけど、臭みはない。調理法の勝利ですな。


蓋物:わらび信田煮 海老 青味
お豆腐とすり身がふんわりとした食感、上品な味付けでした。


二杯目は生ビールで。


含肴:フォアグラ大根
いつ来ても頼んでしまう。
表面カリッと中トロリのフォアグラに、ホクッとした大根、フォアグラの濃厚な旨味とバルサミコの複雑な風味がなんとも…


鍋物:合鴨の鍋 添え野菜
焼きねぎ、ごぼう、えのき、白菜入りです。
ゆにくんのちょいす。


鍋物:海鮮ブイヤベース鍋 添え野菜
こちらはもーせんちょいすの豪華な海鮮鍋です。
ホタテ、ムール貝、海老、白身魚が二種類入ってました。鯛?鰆?かな?
サフランの香る美味しいスープもしっかり頂きましたよ。


ご飯:ちりめん山椒ごはん又はみやぎのひとめぼれ
ゆにくんはおかわりをして両方食べるんだ…いつも。みやぎのひとめぼれを頼むと、料理長手作りの佃煮が付いてくるんだ。
こちらはちりめん山椒ごはん。
らっきょうと野沢菜付きですぞ。


留め椀:滑子すまし汁 蕗の薹


デザート:パンナコッタ フルーツ
フルーツはイチゴとマンゴーでした。
一條さんはマンゴー率高いなぁ。

というわけで、季節感と変化があり何度来ても飽きないお食事を紹介しました。

最近、仕事が鬼忙しくてなかなか更新できませんが、やる気はありますし、ネタはどんどんたまるし、記憶は薄れていくし…ふぅ~_~;