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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

自衛隊員のお母さん。大地震の拡大。うたごえ新聞に新幹線問題。福井市の中核市移行

2016年04月17日 | 福井県政

 昨日は、後援会の方と戦争法廃止の署名運動、はじめてうかがうお宅でも気軽に署名していただけます。息子さんが自衛隊の幹部だというお母さん、「息子が自衛隊なので署名はできない。もし、海外の戦争任務となったら辞めると思う」と。自衛隊員の親の心を感じました。
  熊本、大分の災害救援では自衛隊のみなさんが大活躍されています。もし、戦争中だったら、災害救援にどれだけの人員を派遣できるのでしょうか?
  平和でこそ、国民生活の危機に際して自衛隊のみなさんもかけつけることができるのではないか、と思います。

 それにしても九州の地震は不気味な拡大をみせています。日本共産党鹿児島県委員会は、稼働中の川内原発の停止を九州電力と鹿児島県に要請しました。福島原発事故でも体験しましたが、自然災害と原発事故が重複すれば、住民避難や救援活動にも大きな支障がうまれるのですから。

 巨大地震が拡大しないことを祈ります。しかし、日本の地層と過去の歴史は冷厳です・・・・・心配です。








 また、テレビのニュースでは、「阪神大震災とおなじぐらいの強い地震」と報道しています。
しかし、昨日の読売で報道されていますように、加速度は阪神大震災の2倍、1580ガルを記録。破壊力が強力。
 こうなると、川内原発の停止はもちろん、福井県内の原発の耐震設計も見直していくことが必要になるでしょう。





  自宅に届いた、うたごえ新聞を見ていたら、新幹線と在来線問題を取り上げた論説?が。交通問題とうたごえ運動。
福井のうたごえ運動でも斉藤清巳さんの、ローカル線の詩など交通問題に関わる名曲がつくられてきました。
北陸新幹線と在来線問題に関わる新曲も期待できるかな?
ちなみに、 斉藤さんが原発をテーマに作詞作曲した、停まった、という曲は全国各地で評判になっています。





 福井市の中核市移行へ県との協議がはじまる。保健所業務の移行など課題も多い。私は県議会でも取り上げています。
写真は福井新聞。


熊本県熊本地方で大地震、甚大な被害   救援募金へのご支援・ご協力をお願いします

2016年04月16日 | Weblog

 四月十四日夜、熊本県熊本地方で震度7を記録する大地震がおこりました。現在の被害は死者 9名、負傷者1000名超など甚大なものです。
 日本共産党はその日に小池書記局長を責任者に対策本部をたちあげ、調査救援活動に全力をあげています。救援募金も訴えています。みなさんのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 私は福井市と姉妹都市である熊本市の大西一史市長あてにお見舞いのメッセージを十四日におくりました。福井市役所からも応援隊が入りました、とお聞きしました。

 加藤周一氏は阪神淡路大震災をうけて書いています。「日常における危機対策の最大のものは、国民の生命財産の安全保障のために現実的な政策をとりうる政府をつくることである。現実的な政策とは、いうまでもなく、安全を脅かす多くの要因のおこり得る確率の大きさに順って、対策に投じる資源・人員・予算を配分する政策にほかならない」。

 阪神淡路大震災以後、日本は地震の活動期に入った、と専門家から指摘があり、その通りの大震災が各地で起こっています。
 安保法制・戦争法を強行し、軍事拡大に史上空前の5兆円を超える予算を組むのではなく、国土・国民の足元にある危機対策と災害支援にこそ、資源・人員・予算を回すべきでしょう。




■津久井進弁護士がまとめられました。被災者のみなさんや関係機関のみなさんの参考に掲載します。

1 被災した方は,家の「被害状況が分かる写真等」を撮っておくことをお勧めします。
 罹災証明の即時発行が可能となります(益城町HPより)
http://www.town.mashiki.lg.jp/life/pub/Detail.aspx…

2 「災害救助法」に基づき,「避難所」や「食品・飲物」や「日用品」の支給があります。
 なお,国が自治体に補助する金額は,例えば食費は一人1日1080円と書いてありますが,状況次第でこれを上回る補助も出ます。言うまでもなく,お金よりも命が大切なので,自治体は弾力的運用に努め,被災者はニーズを出していきましょう。
http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/pdf/siryo7.pdf

3 行政や医療,ボランティアの支援は,すぐにやってきます。
 不安だと思いますが「何とかなる」ことを信じましょう。
 地元としては,他からの支援の受入れ体制を準備する。それが被災した方々の早期の安心回復につながります。

4 益城町のHPには,水害用ハザードマップがあります。
  今回は地震ではありますが,避難所の位置などが一覧でき,役に立ちます。
http://www.town.mashiki.lg.jp/life/pub/Detail.aspx…

5 国が発行している「被災者支援に関する各種制度の概要」は,ここにあります。
 現在のところ最新版です(平成27年11月1日版)
 関係者の方々は,把握しておきましょう。
 http://www.bousai.go.jp/…/hisa…/pdf/kakusyuseido_tsuujou.pdf

6 地震被害を受けた住宅のローン(いわゆる二重ローン)等を減免するガイドラインがあります。
http://www.zenginkyo.or.jp/…/disaster_…/disaster-gl_leaf.pdf

福井市在住の作家、宮下奈都さんが本屋大賞。文学館でお祝いの展示企画も

2016年04月15日 | Weblog
 福井市在住の作家、宮下奈都さんが直木賞候補になり、今回、『羊と鋼の森』が2016年本屋大賞に選ばれました。おめでとうございます。

 福井県ふるさと文学館のネットで詳しく紹介されています。
「2004年から始まった本屋大賞ですが、宮下さんは2012年に『誰かが足りない』で第7位になったことがあり(その年の大賞は、三浦しをんさんの『舟を編む』)、今回2度目のノミネートで見事大賞受賞となりました。
 芥川賞受賞の又吉直樹さんの『火花』や直木賞受賞の東山彰良さんの『流』、若者に人気の住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』など錚々たるノミネート作品の中か選ばれての受賞は喜ばしい限りです。
これをお祝いして、16日(土)からふるさと文学館において、宮下さんのサイン色紙やご著書とともに紹介します。
 悩みながらもいろいろな人たちに支えられ、励まされて成長していくピアノ調律師のお話で、読んでいてとても元気が出る本です。受賞を機に、もっともっとたくさんの人に手に取ってほしいと思います。
 宮下さん、本当におめでとうございます。」(福井県ふるさと文学館)


 実に心のこもった紹介だと思います。
私は宮下さんの著書は数冊しか読んでいませんが、ネット上の「知り合い」であることから、以前、西武前の街頭宣伝の時に宮下さんが声をかけてこられたこともありました。
ますますお元気でご活躍されることを願っています。こうしたことも契機に、いっそう県民のみなさんの間で文学に関する関心が高まるといいですね。





                               本屋大賞授賞式、文芸春秋撮影



熊本の大地震にお見舞い申し上げます。敦賀市に建設された水産加工施設を視察しました

2016年04月15日 | 福井県政

 昨夜は熊本を震源に大きな地震。いま、日付けが変わりました。
ニュースでも被災地の状況が刻々と伝えられています。
被災地のみなさんにお見舞い申し上げます。住民の皆さんのご無事をお祈りいたします。
日本共産党は小池書記局長を責任者に対策本部を設置し、調査と救援に全力で取り組みます。

昨日は、県議会で、敦賀市に建設された水産加工施設を視察しました。本格稼働は五月末ころ、稼働すると衛生管理上、視察も制限されるので稼働前にすみずみまで工場長に案内していただきました。
 総事業費は、26億7000万。国が約12億、県が約5.1億、県漁連が9.5億を負担しています。事業・運営主体は福井県漁業協同組合連合会です。正規スタッフは5名、パートは15名。ゆくゆく30名まで増やしたい、との説明です。


 巨大な冷蔵庫、貯氷庫、製氷機、加工施設に驚きました。
大漁時に冷蔵保存したりして値崩れを防ぐ役割ももっています。
 放射線管理マークは、レントゲンもとる機械。でてくる魚のアラはマイナス3度で保管し異臭などの発生を抑制し、県外での処理にまわす、との説明でした。
屋上には津波避難施設もつくられています。
 売り上げ見込みは、3.2億円。福井県の漁業を支える施設として期待される、学校給食での利用も拡大したい、との県漁連の方のお話でした。
 私も、県産魚の学校給食での拡大を提言してきましたので、その促進に期待しています。











県議会の図書室でお堅い雑誌を見ていたら、私の気持ちを代弁する論考が。福島原発事故で地域の人口減少問題などにずばり切り込んでいます。




自宅浪人生への学習支援はじまる

2016年04月14日 | 福井県政
福井県が自宅浪人生を対象にはじめた学習支援の取り組み。4月11日に開講し、約60名の希望者が参加しています。希望者が当初予定を上回ったため、会場も変更したそうだ。
日曜祝日以外の毎日、自習を基本にしながら、毎日2時間ほどは疑問に答える講師が学習支援をおこな仕組み。
資料などの実費をのぞき無料で支援する。
経済的事情などから予備校などに通えない若者の大学進学を応援する大事な取り組みだと思います。

宮島の白糸川渓流堤防、紅葉谷庭園砂防を視察

2016年04月13日 | 福井県政
  昨日も引き続き、広島県庁の方のご案内で、宮島の白糸川渓流堤防、紅葉谷庭園砂防を視察しました。

白糸川渓流堤防は真言宗御室派本山の大聖院などにちかく景観と環境に配慮したものとして、災害土砂や土石も活用してつくられています。
紅葉谷庭園砂防は終戦直後の枕崎台風被害をうけたものですが、日本三景の宮島にふさわしい工法として、「巨石、大小の石材は絶対に傷つけず、また、割らない。野面のまま使用する」「樹木は切らない」「石材は他地方より運び入れない」などが趣意書にかかれました。
 70年以上前につくられましたが、なかなかのもので、だからこそ観光地にふさわしく感動させる土木工事として紹介されているのだと思います。


白糸川渓流堤防




紅葉谷庭園砂防





広島市の土砂災害現場を視察、原爆ドーム

2016年04月12日 | 福井県政
昨日は福井県議会で70名以上の犠牲者をだした広島市の土砂災害現場を視察しました。
最初に広島県庁で担当課長からの説明をうけ、災害現場へ。県庁、国土交通省の担当から説明をお聞きしました。
県営住宅のそばには慰霊碑も建てられています。
深夜に 3波の土砂、土石流が発生しアパート、住宅が破壊されました。
なぜ山肌の危険渓流に住宅が集中したのか。県営住宅がつくられたことが民間開発を促進する要因になったのではないでしょうか。自然災害だから、だけでは済まされない、と痛感しました。











その後、原爆ドーム、資料館へ。訪ねたのはほんとに久しぶりです。
ちょうど外相会合の開催と見学のため、資料館は視察出来ませんでした。
多くの外国人旅行者もいました。
やむを得ないこととはいえ、残念でした。












5中総、湊さくら祭り、日色ともゑさん・9条の会講演会、ピースふくいの結成大会

2016年04月11日 | Weblog
  昨日は、共産党の第5回中央委員会総会が開催され事務所で志位委員長の報告を視聴、地元の湊さくらまつり、福井市9条の会の企画で日色ともゑさんをまねいた講演と朗読、ピースふくいの結成大会などでした。

 福井市9条の会企画には300名を超える方が参加し、「ぞうれっしゃ」のうたごえ、日色ともゑさんの講演と朗読に聞き入りました。
参加されたみなさん、ありがとうございました。たくさんの感想文や募金も寄せられました。
 日色さんは、みずからの戦争体験では、避難場所に指定されていた「明治座地下」に逃げ込んでいれば「蒸し焼き」になって死んでいただろう、疎開していて助かった・・・・と語られました。民芸にはいる動機も安保闘争のたたかいのなかで先頭に立つ俳優の姿をみたことだと。
 詩の朗読もすばらしかった。


 








 ピースふくいの結成大会には26団体、会場いっぱいの160名が参加しました。共産党からも、金元書記長はじめ県・地区委員会の幹部、県内各地の市会議員、町会議員が多数参加しました。
参院選で戦争法廃止、立憲主義回復の大義を実現するために野党共闘実現の報告がされました。
 共同代表には、柳本秀男、花澤和實、直江義子、ヤング有希子の各氏が選ばれました。また、今後、より幅広い層から代表を選んでいくことも確認されました。
 共同候補となる横山たつひろ氏は「本当にありがとうございます。生活者最優先、安保法制廃止実現のために全力でがんばります」と決意を表明しました。
 各党からのあいさつでは、中央委員会総会参加中の南県委員長に代わり、私があいさつし、戦争法廃止・立憲主義回復の大義実現のために、山田候補の選挙区出馬を取りやめ、共同候補となる横山たつひろ氏の勝利のために全力を尽くす、山田候補は比例代表選挙区で奮闘する、と述べました。






いよいよ本日、日色ともゑさんの講演と朗読イベント。共産党後援会のお花見、湊地区のお祭り

2016年04月10日 | 福井県政
 いよいよ本日、日色ともゑさんを招いての福井市9条の会10周年企画「平和への旅路」が開催されます。
午後2時から福井市フェニックスプラザ2階ホールです。当日券もあります。ぜひ、ご参加ください。

 またこの後、午後5時からは、参院選福井選挙区で安保法制・戦争法廃止をめざし、無所属の横山たつひろ氏を野党統一候補として応援する「ピースふくい」の結成大会が国際交流会館3階で開催されます。
 あわせてのご参加をよびかけます。



 昨日は、山田参院候補らとともに戦争法廃止の宣伝行動、鈴木市議や西村高治元市議とともに共産党後援会のお花見に参加、足羽河原で桜の花が舞う中、手づくりのお弁当もとても豪華で素敵でした。

  地元の湊地区のお祭り開会セレモニーに参加しました。暑い日差しで背広で歩くと汗がでます。
ガレリア元町では県内各大学の展示イベント。COC事業がアオッサなどで始まったのを記念しての企画でしょうか。若い力で日本と福井の未来を切り開いていただいきたいと思いました。

 夜は、9条の会有志で日色ともゑさんを囲んでの食事会で、これまた素敵な時間を堪能しました。








明日、福井市9条の会、日色ともゑ講演会。福井県がSPEEDI撤去、これで再稼働なんてありえない!

2016年04月09日 | 福井県政
  いよいよ明日、日色ともゑさんを招いての福井市9条の会10周年企画「平和への旅路」が開催されます。
午後2時から福井市フェニックスプラザ2階ホールです。当日券もあります。ぜひ、ご参加ください。



 なお、この後、午後5時からは、参院選福井選挙区で安保法制・戦争法廃止をめざし、無所属の横山たつひろ氏を野党統一候補として応援する「ピースふくい」の結成大会が国際交流会館3階で開催されます。
 あわせてのご参加をよびかけます。


 昨日は、地元の湊小学校の入学式、県内野党の協議、原発再稼働反対金曜行動などがつづきました。

 金曜行動では、野党共闘が整ったことを報告し、「日本共産党は選挙区では横山候補の勝利で戦争法廃止へ全力挙げます。山田候補は選挙区候補を取り下げ、比例候補として、戦争法廃止、原発再稼働反対などで全力を尽くします」と報告しました。

 また、原発事故時の放射能拡散予測システムのSPEEDIの活用を求めてきたが、福井県庁からそのシステムが撤去されている、と報告。事故時には電力事業者のシステムを活用するというが、まったく無責任。原発再稼働をすすめながら、住民の安全に責任をもたない安倍政権と福井県政は大問題だ、ときびしく批判しました。







福井県でも正式に4野党合意。統一候補、横山氏の勝利へ、明日、ピースふくい結成大会

2016年04月09日 | Weblog
昨日、福井県での野党共闘が正式に確認されました!
「わたくしたち、福井県内野党4党は、第24回参議院議員選挙にあたり、参議院議員予定候補者 横山龍寛氏と安保関連法廃止を目指す市民団体 ピースふくいが交わした「政策合意書」を高く評価し、参議院議員選挙福井選挙区予定候補者 横山龍寛氏の必勝に向けて全力を尽くします」、との4党合意書が確認されました。

 ピースふくいと横山氏との政策合意は、「安保法制廃止と集団的自衛権行使容認閣議決定撤回のために全力をあげる」という内容です。

 日本共産党は福井選挙区で無所属候補の横山たつひろ候補の勝利、安保法制、戦争法廃止、立憲主義回復へ全力をあげます。
福井選挙区に出馬を表明していた山田和雄候補は、選挙区出馬を取り下げ、比例代表選挙区に出馬することになります。
 安倍暴走政治をストップするため、多くの皆さんのご支援ご協力をよろしくお願いします!


 明日、10日午後5時から福井県国際交流会館においてピースふくいの結成大会が開催されます。
9条の会講演会は午後2時から4時まで福井フェニックスプラザで開催されますが、その後での参加が可能です。
 戦争法廃止、立憲主義回復へ、9条の会講演会、ピースふくい結成大会の両方の成功をかちとりましょう。



刑法犯認知件数は全国的に減少。刑事訴訟法の危険な改悪はやめるべき

2016年04月08日 | Weblog
 
 国会では、盗聴法の拡大や司法取引の導入を盛り込んだ刑事訴訟法改悪案が大きな問題になっています。
 加藤健次弁護士は「組織犯罪に限定した盗聴を一般犯罪に広げ、無関係な会話への盗聴をチェックする立会人をなくすことで、盗聴が無限にできることになる」と指摘しています。
 「司法取引」などが導入されれば、たとえば自分の刑を軽くする狙いから、福井女子中学生事件で前川さんが陥れられたように、ある日突然、殺人犯にでっちあげられることにもなりかねません。まさに、悪意の密告で、無実の人が犯罪者にされかねない問題もおこりえます。冤罪の拡大になるでしょう。
 盗聴の拡大や「司法取引」などをたくらむ刑訴法改悪案は廃案しかありません。


 そもそも、犯罪多発のような報道も多いが、データでは刑法犯認知件数は全国的に減少しているのです。
 福井県は島根県に次いで減少率が大きいのです。全国で増えたのは石川県だけなのです。




 もちろん、警察内部のパワハラ、犯罪は許されません。
盗聴範囲の拡大や、「司法取引」容認の方向は、警察行政の劣化にもつながるのではないでしょうか。

■NHK・・・・県警パワハラ訴訟で県に賠償

 県警察本部の機動隊に所属していた元巡査の男性が、先輩2人から暴行や暴言などのパワハラを受けたとして県に損害賠償を求めた裁判で、福井地方裁判所は県に対し、約120万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
県警察本部の機動隊に所属していた元巡査の男性は、4年前、先輩の巡査長の男性から暴行を受けて肋骨を骨折したほか、その2年後には、別の巡査長の男性から「お前みたいなやつはいらない」などと繰り返し暴言などを受けて適応障害を発症したとして、県に対して慰謝料などととして、約170万円の損害賠償を求めていました。
福井地方裁判所の林潤裁判長は、6日の裁判で、「先輩2人は、ささいなことに怒って暴行を加えたり、男性に問題がないにもかかわらず非難したりしたものだ」などと指摘して、県に対し122万あまりの支払いを命じました。
判決について県警察監察課は「判決内容を精査して対応を検討します」としています。
県警察本部はパワハラがあったことを認め、おととし12月に先輩2人と上司2人を本部長注意などの処分にしました。

呆れた、原発「もんじゅ」存続計画。国は福島事故対策と商業原発廃炉問題に全力をあげるべき

2016年04月07日 | 福井県政
  呆れた。
文部科学省の有識者検討会は、少し運営に外部の意見を入れながら原発「もんじゅ」を継続する考えだという。

 数年間停止していた原発を再稼働するだけでもさまざまなトラブルが起こっているというのに、20年以上も動いていない原発を、しかも危険な高速増殖炉の稼働をめざすのは、まともな科学者の判断とはいえず、結果は、巨額の税金投入をつづけながら問題解決の先送りにしかならないだろう。

 いいかげんに廃炉を決定すべきでしょう。そうでないと原子力にかかわる有為な人材をまた展望のない危険な道へと拘束するだけでしょう。
福島原発事故の解決をどうするのか、商業原発の廃炉をどうすすめ、放射性廃棄物処分をどうするのか、など限られた人材を集中して日本の問題解決に当たらせることこそ優先すべきではないか。



■中日・・・もんじゅ存続へ新法人 文科省会議検討




 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の新たな運営主体を探る文部科学省の有識者検討会(座長・有馬朗人(あきと)元文相)が、国立大学法人の運営方式を参考に受け皿として新法人をつくって存続させる方向で検討していることが分かった。新法人内部には外部有識者らで構成する経営協議会を設置することも提言する方向だ。

 検討会は、運営見直しを求めた原子力規制委員会に五月にも提出する報告書にこの案を盛り込む方向で議論する。しかし、規制委はトラブル続きのもんじゅの安全運転を維持する体制を確立できなければ廃炉も辞さず「看板の掛け替えは認めない」との姿勢を示しており、曲折がありそうだ。

 もんじゅの運転は、現運営主体の日本原子力研究開発機構の職員が引き続いて働く運転部門と、研究開発部門を分離し、運営経費は国が支払う案が浮上している。一兆円を超える費用を投入しながらトラブル続きで運転実績がほぼないもんじゅの維持には今後も年間二百億円程度かかると想定している。

 これまでの検討会会合で、委員からは原子力機構と、所管の文科省になれ合いの関係があるとの指摘が出ており、外部の視点を取り入れるよう求める声が上がっていた。外部有識者の声を運営に反映させることでこうした関係を是正する狙いがある。

 国立大学法人の運営組織は、外部有識者らで構成する経営協議会が審議した経営課題を、学長をトップとする役員会が決定する仕組み。もんじゅの受け皿となる新法人の経営協議会は、大学の学長や原子力事業に関わる企業幹部らで構成し、原子力機構も加える。

 当初、運転を原発の運転実績がある電力会社に委託する案も取りざたされたが、電力会社は原発再稼働や電力自由化への対応に注力しており、現時点では協力は得にくいと判断している。

 検討会はほかにも、原子力を専門とする大学生や大学院生、海外の留学生らをもんじゅに招き、放射線測定器の開発など研究の場として共同利用させることも提言する。

戦争法廃止、安倍政権打倒へ!ピースふくい 10日に結成大会準備

2016年04月06日 | Weblog

  戦争法廃止、立憲主義回復を!参院選で安倍政権打倒、野党共闘を!
「ピースふくい」の第三回準備会が昨夜開催され、私も日本共産党福井県委員会として南県委員長とともに参加しました。民進党の山本県議、野田県議、辻県議も参加、社民党の森永幹事長、緑の党の笠原弁護士、たくさんの市民団体から20数名が参加しました。

 10日の午後5時から福井県国際交流会館3階で結成大会がおこなわれます。
ちょうど、福井市9条の会の講演会が午後4時過ぎには終了予定ですので、その後で参加可能です。10日は平和を考え、行動する日として取り組まれることになります。

 また、4月21日には福井市で宣伝・パレード、24日には坂井市、永平寺町、越前市、敦賀市、小浜市での宣伝行動が計画されます。

 福井市は、21日木曜日の午後6時、福井駅東口広場で集会、その後パレードです。ぜひご参加ください。



 

いよいよ10日に日色ともゑ講演会。松本清張「風の息」

2016年04月06日 | Weblog


 昨日は福井市九条の会の会議。
 10日に福井フェニックスプラザで開催される福井市9条の会10周年記念企画「平和への旅路」。日色ともゑさんの講演と朗読に期待が高まっています。
昨日の会議では素敵なプログラム案もだされました。
 チケットは、ひだまり法律事務所、海道法律事務所、福井センター合唱団、福井劇の会などでも取り扱っています。ぜひ、聞きに来てください。私もチケット持っています。







 先日読んだ革新懇の記念誌に触発されて、赤旗に連載された松本清張の小説を読む。
あら、当時の共産党衆議院議員の名前に誤植を発見!・・・新しい版では直っているかも・・・・






海は人をつなぐ母の如し。韓国の遭難船を救助した小浜市泊地区の人たち。
先月、小浜市民会館で開催された、さよなら原発集会会場にも、その際に使用したロープが展示されていました。
記事は昨日の日経。