昨日は、戦争する国づくり反対連絡会の福井駅前宣伝署名行動、アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会の講演会で進藤榮一先生の「興隆するアジアと日本の生きる道」と題した講演をお聞きしました。
ちょうど駅前のハピリンが開業して連休がはじまり、帰省客のみなさんも通られます。私もハンドマイクから、「今日で安保法制・戦争法施行から1か月、自衛隊員のみなさんが海外で殺し殺される活動に参加しないように、戦争法廃止の署名にご協力ください。参院選挙で安倍政権に審判をくだしましょう。福井県でも戦争法廃止の野党統一候補として横山たつひろさんが頑張ります」と訴えました。
自衛隊員のお母さんも、「心配です」と署名されたといいます。

アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会AALAの講演会での進藤榮一先生の「興隆するアジアと日本の生きる道」と題した講演はアジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長として、アメリカ、中国、朝鮮半島など全体をの歴史と今日を俯瞰したお話しでした。
アメリカのデトロイトなど都市のすさまじい荒廃、大統領選挙も露骨に金権に左右される状況などをしめし、日本はアメリカモデルに追随してはいけない、と強調されました。
また、中国での巨大な中間層の拡大で中国抜きに日本市場、アジア市場は考えられないこと、アメリカのように中国にも軍産複合体が形成され中国の突出か、アジア一体の力かがせめぎあいとなっていること、そうした情勢で日本は憲法をいかした人間安全保障の道こそ求められています、と強調されました。
参院選のたたかいにも活かせるお話しでした。

昨日の朝日。文科省が、学力調査テスト前の過去問練習やめよ、との通知をだしたと報道。
福井県教育委員会にも激震でしょう。なにしろ全国に先駆けて取り組んできたのですから。
県議会でもこのようなやり方を批判してきました。
現場の教師の思いとかけ離れたテスト至上主義の押し付け教育は見直されて当然です。
2014年12月県議会「全国テスト、県のプレテスト、過去問題の演習、算数WEBシステムなどなどが教育現場で教員と子供たちに強制されて、まさに窒息する教育ではありませんか。このような心の通わない画一的な、機械的な教育を続ければ、教える側も教えられる側も行き詰まることは避けられません。県は教師に対して、先生方も県の職員なのだから、県の指示に従うのは当然だと指導を強めているとお聞きします。現場の教員が教材研究などの創意工夫と子供たちとの人間としての触れ合いができなくなるような教員に対する画一的な詰め込み教育は改めるべきではありませんか」
