前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発問題で県へ申し入れ、県議会代表質問など。私の質問は6日10時半~。TV中継されます。

2011年12月03日 | Weblog
       昨日は、朝の西村たかじ市長予定候補らとの宣伝の後、8時半から県の原子力安全対策課に再稼働、もんじゅ問題で申し入れ。県議会代表質問、議会運営委員会、マスコミ取材、保育問題の会議などがつづきました。


        NHK・・・・もんじゅ反対 県に申し入れ

16年前、敦賀市の高速増殖炉、「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故が起きた12月8日を前に、原発に反対する市民グループが2日、県庁を訪れ「もんじゅ」の運転再開を認めないよう、あらためて県に申し入れました。2日は「原子力発電に反対する福井県民会議」のメンバーなど10人が県庁を訪れ、原子力安全対策課の岩永幹夫課長に申し入れ書を手渡しました。メンバーたちは「もんじゅ周辺には、活断層が走っていて危険だ。高速増殖炉の必要性の是非も問われていて、これ以上、多額の税金をかけるべきではない」と述べ、「もんじゅ」の運転再開を認めないことを要請しました。

また、県が原発の運転再開の条件にしている、福島の事故の知見を踏まえた暫定的な安全基準については「暫定的ではなく、事故の原因を徹底的に究明しないかぎり、運転再開すべきではない」などと訴えていました。
市民グループは、2日、県内6つの市と町にも同じような申し入れを行うほか、3日は「もんじゅ」周辺で反対集会を開くことにしています。・・・・・・・


     県民会議や原子力資料情報室のみなさんは2手に分かれて各地の自治体をあいついで訪問要請活動。ごくろうさまです。
県側は、「安全指針をしめしたうえで防災を考えるべき」「いま福島事故から見えているものを、意見聴取会で安全の判断がまとめられる」「三菱重工の支援拠点もつくられる」などと回答していました。


       NHK・・・知事“もんじゅ 順序が逆”

12月定例県議会は2日、代表質問が行われ、西川知事は、敦賀市のもんじゅでの高速増殖炉の研究開発をめぐり抜本的な見直しを求める声が相次いでいることなどについて「原子力政策をとりまとめている中、結論を決めるような発言は順序が逆だ」と延べ、改めて批判しました。

12月定例県議会は2日、2つの会派による代表質問が行われました。この中で西川知事は、政府の行政刷新会議で、もんじゅでの高速増殖炉の研究開発をめぐり、抜本的な見直しを求める声が相次いだことなどについて「国が来年夏をメドに原子力政策をとりまとめている中、先立って結論を決めるような発言をするのは順序が逆だ」と述べ、改めて政府の姿勢を批判した上で、冷静な議論を国に求めました。また、原子力災害に備えた避難道路の整備については「経済産業省と協議を進めているほか、電力会社も費用負担の意向を示している」と述べ、できるだけ早く財源の見通しをつけ、着工にこぎつけたい意向を示しました。・・・・・・

      知事は、「資源に乏しい国の将来をみすえ、ウランの有効活用、中国・インドなどの高速増殖炉開発などの動向もふまえ、科学的で幅広い冷静な議論のもとで方向性を」などと答弁しました。

原発反対県民会議申し入れでの課長答弁、そして代表質問での知事答弁をききますと、「原発再稼働」「もんじゅ再開」への「意欲」がみえてきます。しかし、国も福井県も長年、「原子力発電熱病」にかかり、福島事故のような苛酷事故は日本ではおこらないとする「安全神話」にとりつかれて、異常な原発推進をつづけてきたのです。「科学的で、冷静さ」が求められるのは国や福井県なのです。

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議会運営委員会が開かれ、私の質問順序が決まりました。

12月6日午前10時半~11時。原発問題や警察行政について質問する予定です。

FBCテレビでも生中継されます。ぜひ、ご覧ください。