前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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九頭竜川再改修の同盟会参加、採石跡地の調査。菅内閣不信任案否決とその後。

2011年06月03日 | Weblog
    昨日は、九頭竜川再改修の同盟会や、生活相談、お通夜などでした。

九頭竜川再改修の同盟会では国の説明があります。河川局の予算や、河川改修、ダム関係の説明をうけて、市長や県議会議員が質問をおこないました。
鯖江の牧野市長は日野川改修などによる治水安全度などを質問。自民党県議のみなさんは、足羽川ダムについて「地元のことを考えて促進を」「いつまでにやるのか」と進捗がないことにいらだちの質問。国は、「用地買収という新しい段階にはすすまない。治水対策としての有用性を検証する。検証は的確におこなう」などと答えていました。この検証の方法が課題です。

わたしは、「ダムと水力発電の関係」で質問。国側は「治水で発電が減る傾向があるので、いまある設備をフルに使い、減り方を小さくしたい」などと答えました。
福島原発事故をうけて、既存の発電設備の「管理、改修」などを強化していくことは必要なことです。


地域の相談では、採石跡地が放置されている問題で現場を住民のみなさんと見て回りました。危険性とともに、おおきなよどんだ「池」ができていて、大量の蚊の発生で迷惑しているそうです。ちょうど、わたしたちが調査している時に、子供たちが積み上げられた危険な採石の上に登って遊びはじめ、近所の方が「そこで遊んだらダメ!」と叱っていました。
どのような対応ができるか、・・・・地元の鈴木市議や西村たかじ元市議とも相談することにします。


お通夜は、近所のお菓子屋さん。菓子製造をされていました。よくお孫さんを連れて、散歩されていたので訃報に驚きました。ご冥福をお祈りします。



         ★


菅内閣への不信任決議案はあっさり否決されました。国民からは「政治のごたごた」に大きな批判がうずまいています。

日本共産党は、大震災対応、原発事故対策などでも対応がずさんな政権を信任することはもちろんできないし、一方、不信任後の展望もしめせず、みずからの政治が引き起こした原発災害に反省もみせない自民、公明の党略的な不信任決議案にも賛成できない、ということで棄権。

「こんな時に国会の権力争いではなく、仕事をしてくれ」という被災地をはじめとする国民のみなさんの願いに一番こたえた選択ではなかったでしょうか。


それにしても、「6月末に辞めるはずだ」「いや、そうじゃない」・・・・、鳩山前首相は「人間、うそをついてはいけない」と激怒・・・・。民主党内では早くも新たな抗争がはじまっています。

志位委員長も指摘してますが、菅総理の表明は「時期も定かではなく、退陣表明とは言えない」。
みなさん、国民のために仕事をしましょうよ。