前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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敦賀市議会。将来的な再生可能エネルギーへの転換を国に求める意見書を異例の一転否決。

2011年06月28日 | Weblog

共同・・・・・・・「脱原発」意見書案を否決 敦賀市議会、一転再審査

  敦賀原発や高速増殖炉原型炉もんじゅを抱える福井県敦賀市議会の原子力発電所特別委員会は27日、24日に全会一致で可決した、将来的な再生可能エネルギーへの転換を国に求める意見書案を、一転して賛成少数で否決した。

 24日の可決後「脱原発の意見書案が可決」と一斉に報道されたのに関し「原発を否定したわけではない」などと動議が出され、再審査した。

 意見書案は「ほぼ市全域が半径20キロ圏内に入り、多くの市民が不安を感じている」と指摘。(1)エネルギー政策を見直し将来的に再生可能エネルギーに転換(2)原発の安全基準見直し(3)避難道路や避難施設の整備―などを求めた。・・・・・・・



え!上原修一・敦賀市議から電話をもらって驚きました。
「脱原発」と大きく報道されて、ビビったのではないか、と上原市議。この日の特別委員会では、共産党の上原市議と、無所属の今大地市議の2人だけが意見書否決に反対したという。

「原発利益共同体」からの反撃もあるでしょう。

しかし、これからの日本の原子力の歴史は、「福島以前」と「福島以後」に分けられる時代となることを認識しなくてはいけません。

「福島県は原子力に依存しない社会を目指すべきだという思いをもつに至った」・・・・佐藤福島県知事の昨日の県議会での答弁です。


もし、力づくで原発にこだわりつづけるとしたら、「日本の国土と日本人が淘汰」されかねない危険性をもっているのが原発なのです。そのことを福島原発事故と被災者は警告しています。

今日から福井県議会は一般質問です。わたしの質問は明日。午前10時40分頃からです。福井県議会のホームページでネット中継されます。