前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県議会、一般質問。今日の午前中に質問にたちます。原発問題、教育行政で追及・提案します。

2011年06月29日 | Weblog
産経・・・・・・・福井の西川知事、原発立地県以外の安全協定を牽制 「脱原発」にも慎重姿勢
2011.6.28


 14基の原子力発電所が立地する福井県の西川一誠知事は28日の県議会で、関西広域連合や京都府などの周辺自治体が、関西電力と原発に関する安全協定締結を求める動きについて、立地地域以外の協定は「必要性や目的を当事者が慎重に検討するべきだと考えている」と述べ、他自治体の動きを牽(けん)制(せい)した。

 安全協定について西川知事は「立地自治体と電力事業者が原発立地という事実のもと、安全確保のため双方がなすべきことを定めている。さまざまな課題の解決を通じ、事業者、県、議会などが、相互の信頼をもとに築き上げてきた」と経緯を説明した。

 また、「脱原発」の声が各方面から挙がっていることについては、「さまざまな声が出ることはやむをえない」としながらも、「日本が置かれたエネルギー事情、資源の乏しさを考えると、エネルギー確保や産業政策、地球環境保護のため、原子力エネルギーは重要。簡単に脱原発を言い切れるものではない。冷静に問題を直視し、長い目で考えなければならない」との見方を示した。・・・・・・・・・



昨日は、一般質問初日。この西川知事の答弁は公明党の石橋議員などへの答弁。石橋議員自身は「戦略的脱原発」と主張していました。

知事が関西の動きをけん制する背景には、関西地域の府県や市町が福井県とおなじような「権限」を得ることへの危惧があるのでしょう。
つまり、これまでのさまざまな「取引行政」の武器だったわけですから。
しかし、福井県も滋賀県も京都府も、「危険度」が変わらないことが福島事故でわかったいま、EPZ「8キロ、10キロ」が見直されるのと同様、見直しは必然でしょうね。


いっしょに雲龍丸に乗船した自民党の島田議員は、さっそく小浜水産高校や実習船の問題を質問していた。教育長の答弁は、「卒業生の進路は水産関係は少ない。時代や産業界のニーズに対応していく」「実習船は県議会からも乗船実績が少ないので共同運航化をすすめるべきと提言された。今後検討する」など、内容としては「冷たい」印象をうけました。
地元の高校存続への熱意がすごい、と伺っていますので、「巻き返して」いただきたいです。わたしも応援します。


1日目の最後は、細川議員。原発、防災などで気迫の質問。なかなかでしたね。トップが西畑議員でしたから最初と最後が女性でした。和田さん以来の女性議員。女性パワー・・・・。
細川さんは全員協議会で原子力安全保安院にも問い詰めた、福島1号機と同型の敦賀1号機の問題を追及。知事も「運転開始後40年を経過している型であり、福島では炉心損傷にいたる時間が短かった」と認識。じゃあこの際、1号機は前倒し廃炉が必要でしょう。


さて、今日は私の一般質問です。私は今日午前10時40分からの予定。県議会インターネットで中継されます。ただ、本会議前に議会運営委員会がはいったため、若干ずれる可能性もありますね。 http://info.pref.fukui.jp/gikai/youkoso.html