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"ひとり遊び"の記録

山歩きやMac、そして最近ハマったカメラ(リコーGRD4&シグマDP3Merrill)と写真の”備忘録”として

笠ケ岳(日本画・F20号)~制作途中(その4)

2016-03-19 11:22:55 | 

笠ケ岳(日本画・F20号)制作途中~その3 の続きです。

今週の月曜日(14日)は3月2度目のレッスン日でした。
先生は、山の西側斜面(絵では右側部分)全体を濃い緑色で上塗りなさいました。(↓)

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2016.03.14

この後、宿題でもう一度山の斜面を手直し。

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2016.03.16

ココまで描いてきたあと、ハイマツの影部分を描く自信がなかったので、メールで先生に相談してみると「薄く書き始めてみてください。ダメだったらもう一度下塗りしてやり直せばいいですよ」と、返事頂いてチャレンジしてみました。

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2016.03.18 

次回は4月7日が最終のレッスン日。

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第18回京都墨彩画壇展に前田塾から私はこの「笠ケ岳」、家内は「紫陽花」を出展いたします。
一昨年・去年は別館での展示でしたが、 今年は本館での展示です。

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「紫陽花」(日本画・F20号)<倉谷弘子> 制作途中

家内はパッチワークや手作りの小物制作に忙しくして、なかなか絵を描く時間がないにもかかわらず、集中して絵に打ち込んでいます。


笠ケ岳(日本画・F20号)制作途中~その3

2016-03-07 14:49:42 | 

笠ケ岳(日本画・F20号)制作途中~その2 の続きです。

先週末、絵の先生にお越しいただき、先生はまず空を手直しなさいました。
全体に白みが増えて落ち着いた空の色になりました。

その後、私は山肌を手直ししたのちハイマツの枝を書き込みました。

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「ハイマツは一枝に葉を植え付けるように、一固まりずつ書いてください。これが見本です」(拡大写真↓)と、見本を描いてくださって後は宿題です。

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今日はジムもお休みなので、もう一度山肌に手を入れてその後ハイマツを描きました。

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これまでの写真はGRD-4>

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ちょっと手直して今日はここまで!! 

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上の写真は、一昨年の7月に雲の平から黒部五郎小屋へ歩いた途中に三俣蓮華岳で雷鳥を撮った時のものだけれど、この時のハイマツの感じを描きたかった。
けれど、先生の見本通りには、描けませんでした。


笠が岳(日本画・F20号)~制作途中(その2)

2016-02-29 16:58:27 | 

笠が岳(日本画・F20号)~制作途中(その1)の続きです。

2月22日は画の先生にお越しいただいてレッスン日です。

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2016.02.23 

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2016.02.25

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2016.02.29 

空の青色は3枚ともバラバラになっていますが、これは写真撮影の影響です。1枚目の画像が実物に近いかな?
今週末の5日が次回のレッスン日です。 


笠が岳(日本画・F20号)~制作途中(その1)

2016-02-05 15:24:22 | 

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今年の五月に開催される京都墨彩画壇展に出展するテーマを「笠が岳」に決めました。

今まで描いてきた甲斐駒が岳・常念岳仙人池と三の窓はすべて自分の眼で見た映像ですが、今回の構図は実際に見た構図ではありません。
が、一昨年に行った双六小屋までの稜線は途中から笠が岳の稜線と合流していますし、二日後に穂高から眺めた笠が岳の東側の斜面が目に残っているので笠が岳にしました。

奥穂高岳からの下山中に滑落事故を起こし、高山の日赤病院に入院しました。入院中、病院の最上階にある図書室から遠くに眺めた笠が岳も忘れられません。

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2014.09.21撮影

今更ながら、こうしてなんとか元気で過ごせることに感謝です。

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トレーシングペーパーに実寸でデッサンします。
この時、実際よりは縦の比率を20%ほど長くして、高さを強調しました。

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和紙に下地を塗りこんだ後に、デッサンを移し終わった状態。

下塗りの開始です。

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2016.02.01

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2016.02.03

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2016.02.05

山肌の下塗りはほぼ終了です。

次回のレッスンは2月22日、登山道の手前にある岩(抜戸岩)とハイマツを描くのが楽しみです。

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2016.02.08

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2016.02.13

山肌にすこし描き足したけれど、あんまり変わらないかな?

 


高槻「ゆうの会」に前田塾から出展しました

2016-01-07 20:18:01 | 

阪急・高槻駅2Fの高槻市立展示館・けやきの「ゆうの会」に前田塾から出展させていただきました。

まずは前田先生の絵から
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「冬花 」・日本画・F10号・前田和穂

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「朝顔」・日本画・F10号・倉谷弘子

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「三の窓雪渓」・日本画・F10号・倉谷勝

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「枝垂れ梅」・日本画・F10号・小谷須美子

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『紅葉」・日本画・F10号・西森郁子

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「リンゴの花」
・日本画・F10号・則武頼子

明日(8日)から13日までの展示です。明日の午後(7時まで)と13日の午後(5時まで)は、私も会場にいます。
お時間のある方はお越しください。

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「三ノ窓雪渓」日本画・F10号~完成間近

2015-12-01 15:35:06 | 

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<写真はすべてGRD4>

今日は、絵の先生にお越しいただく絵のレッスン日。

前回のエントリーの続きです。

当初タイトルは「小窓雪渓」としていましたが、Facebookを見られた知人から「この雪渓は三ノ窓雪渓ですよ!」と教えてもらいました。

念のために、仙人池ヒュッテの小屋番をしておられる方に写真を確認してもらうと、「小窓雪渓は登山道を上り詰めた仙人池ヒュッテの屋根が見えるぐらいのところから見えます。これは三ノ窓雪渓です」と、返事をいただきました。

ありがとうございました。 

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11月9日
先月のレッスンが終わった直後です。後は宿題です。

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11月13日

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11月20日

何度か手を入れて今日のレッスンを迎えました。

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12月1日

1月に阪急・高槻駅での「ゆうの会 新春展」に出展しますので、もう少しで完成です。

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「三ノ窓雪渓」日本画・F10号~制作途中

2015-10-12 11:39:06 | 

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2013年9月11日11:33 仙人新道から見える三ノ窓雪渓

2013年の9月と10月に裏劍の仙人池ヒュッテへ行きました。

その途中、三ノ窓雪渓をゆっくり眺めることができました。
剣岳から北方稜線をへて池の平へのルートは,難易度が高くてとてもチャレンジできるような技術を持ち合わせていなかったので、ただただ眺めるだけでした。

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二股・仙人新道登山口からの三ノ窓雪渓 (10:27)

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トップの写真より少し上からの三ノ窓雪渓 (12:06)

来年1月・高槻市での「ゆうの会」に出展する日本画のテーマをこれに決めて準備しました。

まずはトレーシングペーパーにデッサンから
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2015年7月10日

和紙にデッサンを写した後に、1回目の下塗り。
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2015年8月10日

2回目の下塗り
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2015年9月9日

3回目の下塗り終了
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2015年10月12日

2回目の下塗りまでは、それぞれ半日ほどで終りました。
3回目の下塗りは、先週の火曜日(6日)に先生宅へお伺いして半日、あとは宿題に持ち帰り半日以上かかったかな?

絵の山の稜線が登山ルートです。自分が長次郎の頭・池ノ谷の頭・三の窓や小窓王を歩いているつもりになって結構楽しく描いています。 
あと二月ほどかけて完成です。

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少し書き加えました。(10月22日)


前田塾・第17回京都墨彩画壇展

2015-05-02 10:54:29 | 

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京都市美術館別館で開催された「第17回京都墨彩画壇展」に前田塾から出展する機会を得ました。

まずは、前田先生の100号の作品。
「審査員特別賞」を受賞されました。
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「十二神将・亥」・前田和穂

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「冬イチゴへの疎水道」・久保幸弘/「奨励賞」受賞作

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「カサブランカ」・小谷須美子

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「曼珠沙華」・西森郁子

リアドロ人形と花
「花々と人形」・倉谷弘子

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「仙人池」・倉谷勝

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「南国睡蓮」・則武頼子

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「紅梅白梅」・堀川裕佳子

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「大菊」・平田喜久子

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「麗華」・足立幸子

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「リンドウ」・小泉ユキ子

からすま京都ホテルでの授賞式と懇親会に参加したメンバーの記念撮影。
久保さんは急用のため、授賞式に参加した後退席されました。
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「仙人池」日本画・F20号~完成しました

2015-03-17 03:42:59 | 

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撮影日:2013年10月8日 仙人池ヒュッテより

2年前の夏から書き始めた、仙人池ヒュッテから眺めた裏劍が完成しました。
前回までの制作過程は

この後、下の過程を経て完成です。

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撮影日・2月24日

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これにて、完成です。 
 
家内の絵ともども、京都墨彩画壇展に出展します。

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「裏劍(仮称)」日本画・F20号~制作途上

2015-02-12 10:18:10 | 

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撮影日:2013年10月8日 07:02 /仙人池ヒュッテより

2年前の秋、仙人池ヒュッテへ2度行きました。
2回目に訪れた10月は、小屋の管理人さんが「今年一番の紅葉と好天気です!!」と、絶賛する好条件のなかで裏劍の景色を堪能することができました。

その年の夏に「常念岳・幻想」を描き終えて、絵の先生から「倉谷さんは、次回裏劍にしますか? 私のデッサン図と下地にデッサンを写したのがありますのでその続きを描いてみますか?」と、嬉しい提案をいただいていました。

レッスン日ごとに写真を撮っていたわけではありませんが、保存していた写真を眺めながら制作過程を思い出してみます。
まずは、2年前に先生からいただいたデッサン図です。

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下絵(デッサン図)

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撮影日:2013年12月9日
一度目の下塗りが終わりました。山肌や樹木にそれぞれ「方ぼかし」を入れました。 

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撮影日:2014年1月21日

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撮影日:2014年3月17日
二度目の下塗りが終わりました。次回からは樹木の葉を点描していくそうです。

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撮影日:2014年4月14日

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撮影日:2014年5月13日
点描は終了です。 

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撮影日:2014年6月10日
一本ずつの樹木に「方ぼかし」を入れていきます。

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撮影日:2014年7月15日

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撮影日:2014年8月19日

池に写った山の端は、良い感じになりました。
この後9月に私が滑落事故を起こしたために、3ヶ月間、画はお休みです。

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撮影日:2015年1月20日
樹木の幹や枝を描き加えました。

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撮影日:2015年2月4日

葉のかたまりを描きました。
あとは、剣岳の山様を描き込んで、全体の遠近感を整えていく予定です。

4月末に「京都墨彩画壇」の展示会に発表しますので、3月末までには描き終わらなければなりません。