こんにちはフリー保育教諭の永冨いづみです
厳しい寒さ・・・とまではいきませんが、紅葉も散り、樹々も冬模様に変化してきましたね
そして、とうとう2020年も残すところ1か月をきり、12月『師走』になりました。
先週土曜日の午睡の時間帯に、午睡をしないらいおん組の子ども達と一緒に過ごしておりましたら、「で~きた」という声
何ができたのかを聞きましたら、「サンタさんへのお手紙」とのこと。
そこから、それぞれクリスマスの話題となり、サンタさんから何をプレゼントしてもらいたいという話になりました。
「まだ決まってない~」
「う~ん、こんなゲームがいいな」
その真剣さが微笑ましく、いろいろ教えてもらいました
そんな時間を過ごしたおかげで、我が家のクリスマスのことを久しぶりにいろいろ思い出しました。
クリスマスって、やっぱり子どもに笑顔がぱぁ~っとひろがる、とっても楽しみなイベントですよね
ですから、毎年クリスマスをわくわくドキドキ楽しんでもらいたいなって思いまして、クリスマスツリーも椅子の上にのって飾りつけするくらいの大きめのものを購入しました
11月の27日にこのブログで吉見朋美先生があげていた『大好きなイベントを楽しむ♪』にも書かれていましたが、楽しいことを思いきり楽しませてあげること、そして子どもと一緒に私たちも楽しむこと、が子どもが育っていく過程のなかで実はとっても大切なことなのではないかなって思います。
小さいうちは一緒に飾りつけ、成長するうちにひとりで飾ってひとりで片付けができるようになり、そして、昨年くらいから飾ることもなくなりました。
これも成長の段階の証だなぁと思います
では、もうひとつのお楽しみのクリスマスケーキは皆さんどうされてますか
小さい頃は、ホールで買っても、結局は少し食べて残したり、フルーツだけしか食べなかったり・・・
そこで、ケーキ屋さんでケーキを買うのはやめてしまいまして、超お得価格の数百円のスポンジを買い、あとは苺をたくさん買いまして、本人に好きなように作らせることにしました
小学校高学年くらいになって、
「丸いのじゃなくていいから、自分の食べたい好きなケーキ買おうよ」
と娘に言われたとき、やっと美味しいガトーショコラやモンブランが食べられると嬉しかったのを覚えています
そしてクリスマスといえば、やっぱりサンタさんですよね
らいおん組の子ども達同様、娘もサンタさんからのプレゼントを楽しみに毎年過ごしておりました。
小学6年生までサンタさんが来てくれておりましてね、多種多様なプレゼントをしてくださったように思います。
おそらく・・・・おそらくですが、サンタさんが一番困ったのではないか、と思うプレゼントは、これではないかなと思います。
これはですね、娘が『小公女セーラ』というお話がとっても好きになった時期がありまして、
「セーラが持っているエミリ人形が欲しいです」
とサンタさんにお願いしたんです。
主人公セーラが常に抱いている心の友の大きな人形、これがエミリでございます
お人形といえば、娘の時代でも『ポポちゃん』や『メルちゃん』が主流でして、どうしてもイメージが違うんですよね
サンタさんもかなり苦労されたようで、何度もあちこちを見て回り、他府県まで探し回り、なんとかイメージに近いと思う人形をプレゼントしてくれました
熱望してたものをプレゼントしてくれたおかげで、人形のなかでは本当に大事にされ、いつも一緒、旅行やお出かけにも一緒だったように思います。(今も大事にへやの片隅におりますが)
そんなサンタさんの苦労を知らないはずでしたが、一生懸命願い事も叶えてくれるサンタさんに感謝の気持ちを伝えてくれたこともありました
欲しいものがコロコロと変化すると、サンタさんも困りますからね、
「サンタさんに欲しいものをお手紙書いたほうが間違いなく届くらしいよ。でも一度書いたら、サンタさんは準備にかかるから、もう変えられないんだって」
ママ友さん同志で話し合って、子ども達に同じように伝えてお手紙を書かせたりしました
お手紙を読んで驚愕することも・・・
すでに発売終了しているゲームソフトとか、売り切れ続出のおもちゃ、とかですね、『サンタさんに不可能はない』はずですから、ほんとに大変なときもあったように思います
それでも、子どもが子どもらしくいられる、子どもならではの夢にある一大イベントですから、サンタさんは頑張るしかありませんよね
ネットニュースによれば、やっぱり今年は『鬼滅の刃』関係のお願いが多いのではないかとのこと。
小さいお子さんのおられる先生のなかには、見切り発車で手配済みのお話しもちらほら
夢いっぱいのクリスマスイベント、子ども達のぱぁ~っと花開くような笑顔のために、早め早めのご準備をお勧めします