「別れろ切れろは芸者の時に言う言葉」
♪ 湯島白梅 お蔦の心
蒼い瓦斯灯 よろける影に
お蔦さんの意地と未練が交錯する
その舞台は湯島天神境内でした。
その情景を探りたくて湯島天満宮を
訪れたのはもう何年前のことだろうか。
その時の写真が出てきました。
ああ、この瓦斯灯の下でお蔦さんが。
勿論その当時の情景を思い浮かべる
事さえできないような景色の中ですが、
ちゃんと残してくれていました。
そう、ここを訪れたのはもう12年も
前のことになるのですねえ。
その節は親切な亜矢友さんに
大変お世話になりました。
そしてその「お蔦」の歌の最後に
出てくる情景が
♪ 月の不忍 水鏡
髪のほつれを つくろいながら
せめて一刻 名残を惜しむ
遠く上野の 鐘の声
そうだ、上野に行こう!
ということで、今回のお上り旅は
上野に決定したのでした。(^^)v
お蔦さんが聞いたという鐘の音の
出所はどこだ?
ありましたがな、「時の鐘」。
ははぁ、この鐘かぁ。
失意のどん底の状況、湯島の境内で
お蔦さんが聞いた鐘の声。
どれほどに侘しかったことでしょうねえ。
やっと、12年ぶりに、あの
上野寛永寺の鐘の声の正体を
見届けることができました。
ああスッキリしました。
もう一つの不忍池の水鏡は
上の方から眺めただけなので
水鏡で髪のほつれを繕うことは
出来ませんでした。
蓮の葉っぱのような植物が
密生していたような・・・。
(>_<)
今回の Singer コンサートの
次の目的の一つが達成されました。
(^^)v
そして、上野と言えば・・・
つづく
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