「島津亜矢」に魅せられて

大ファンの島津亜矢さんのことを中心に、日頃思うことなどを

河童橋

2008-05-07 23:50:19 | 躍動
なにしろ上高地を訪れるのが初めてで、特に予備知識を仕入れたわけでもなく当日まで上高地については全く白紙の状態でした。
焼岳、大正池、梓川、河童橋、穂高連峰、明神池、どれもこれも上高地の中の超有名スポットだそうですが、私には初体験。「おお!、これが上高地か!」(^o^;

もともと「上高地」は神の降り立つ地「神降地」と言われていたとかで、焼岳や穂高連峰が山岳信仰の山々だったところからそのように名付けられてきたのでしょうか。
河童橋も芥川龍之介の「河童」から名付けられたとも「河童橋」が小説の題材になったとも・・・。河童が先か河童橋が先か。

当日(4月27日)はちょうど開山祭の日で神事が執り行われたそうです。私達は開山祭が終わった後で着いたようで、河童橋周辺の人出だけが凄かった。(^o^)
開山祭では他にも様々な催し物があったようで、6基のアルプホーンの演奏もあったようです。対岸ルートを歩いた関島パーティー(?)はその後のアトラクション演奏に巡り会えたとか。私達は少し近い方のルートを歩いたため観ることができませんでした。残念。日頃の行いが・・・。
アルプホーンなるもの、写真では見たことがありますが、実物は見たことも、従って演奏を聴いたこともありません。観たかったなー。
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環境保全=人間との戦い?

2008-05-07 01:22:22 | 躍動
トイレの話が出たついでに上高地の環境保全への取り組みについて調べてみました。(調べたといっても大半がHPからの引用という安易な方法です)

観光客は年間なんと150万人ともいわれているようで、まさに押し寄せるという表現がぴったり来ます。それに対して様々な環境対策が講じられています。

1960年後半頃から道路が整備され、マイカー、観光バスなどが河童橋にまで乗り入れるようになりました。車の排気ガスによって木が枯れるなど環境が次第に悪化していき、さらに駐車場の収容能力の限界を超えた車が押し寄せ、駐車場以外の場所にも車が駐車し、大渋滞を引き起こすような事態が生まれてきました。
このため、乗用車の乗り入れ禁止に始まり現在は観光バスも規制されていて、パーク&ライドによるシャトルバスの往復運行がなされています。なんとそのシャトルバスはすべてハイブリッドバス(エンジンとバッテリーの併用車)とのことです。

そして駐車場周辺はアイドリングストップが徹底されており、駐停車中は必ずエンジンを停止しなければなりません。夏は涼しいからまだいいけれども寒い季節は大変との説明がガイドさんからありました。ガイドさんもうかつに薄着では上高地には来れませんね。

生態系に関しては、高山植物の採取を禁止、保護するようになり、また雷鳥、カモシカ、イワナなどの捕獲が禁止され、さらには梓川での釣りは禁止。動物にえさを与えるのもいけないとのことです。

一方、上高地では建築規制も強化され、高さ制限や築造面積が制限されるとともに、意匠、形態、材料、色彩などの規制とともに、周囲の景観に合わない建物は建てられないようになっているらしい。
また、市民によって1963年に設立された「上高地を美しくする会」は、地域の清掃活動をしているそうで、個人個人の良心に訴える単なる啓蒙活動だけでは如何ともしがたいのかと・・・。

水質保全の方法については特に見あたらなかったが、あの透視度から見て多分浄化施設も完備されていると思われる。BOD(生物化学的酸素要求量)もごく低い値のはず。富士山でも問題になった「白い河」現象など絶対にあってはならないことです。最近の水質汚濁の主原因は工場排水ではなく人間の生活排水です。

とまあざっとこういう感じで、人間から自然環境を守るというのは本当に大変なことなんですねえ。(^o^)
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