みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『バルトの楽園』 (DVD)

2007年03月06日 | 映画(DVD含む)
バルトの楽園 DSTD-2637バルトの楽園 DSTD-2637

 日本人って第九が好きだよなぁと改めて思った作品です。これは第一次世界大戦中の日本で、ベートーベン交響曲第九番『合唱』が日本で最初に演奏されたというドイツ人捕虜収容所の事実を基にした物語です。タイトルのバルトはドイツ語で「ひげ」の意味があるそうです。松平健おひげでしょう。そして楽園は「らくえん」ではなく「がくえん」。第一次世界大戦中に日本にこういう捕虜収容所があったということは知りませんでしたし、第九のエピソードもこの映画で知りました。綺麗すぎるといわれるかもしれませんが、こういう心温まるエピソードの映画は好きです。捕虜、そして敵という関係ですが、そういった戦争、敵味方といった関係を越えた人間同士の交流というものを感じました。
 松平健の所長はやっぱり上様ってイメージでしたが(笑)、ドイツ軍少将のブルーノ・ガンツが良かったです。他のドイツ兵たちもよかったです!!阿部寛は・・・軍服が似合ってかっこいいです(ミーハー・・・)。高島礼子も素敵でした。
 最後の第九演奏も感動的でしたが、エンドロールのカラヤン指揮の演奏(オーケストラはベルリンフィル)がとてもすばらしく聴き入ってしまいました。やっぱりなんだかんだいっても日本人は第九が好きですね。

『明日の記憶』 (DVD)

2007年03月06日 | 映画(DVD含む)
明日の記憶 DSTD-2614明日の記憶 DSTD-2614

 渡辺謙さんが若年性アルツハイマーの患者の役を演じた『明日の記憶』という作品を観ました。テーマが重いし、いろいろ考えさせらた作品です。ぼろ泣きはしていませんが、いろいろ考えさせられて、常に涙が滲んでいました・・・。原作は未読なのですが、とてもよくできていたと思います。ただ、幻覚(?)シーンはいらなかったかな・・・と思いましたが、患者さんの気持ちを少しは分かったかなと・・・。ちょうど謙さんの役の設定年齢が親と同じなので、まだ自分が病気になったら・・・よりも親のことを考えていました。というか・・・娘とその婿は・・・面倒を見てあげないのかしら?とちょっと突っ込みたくなりましたが(苦笑)その娘の結婚式で、スピーチ原稿を忘れてしまったけど、自分の言葉でスピーチする場面と、退職するときの部下からのプレゼントはかなりきました・・・。
 それまで何ともなかったことをできなくなったりする恐怖・・・。例えば、同じ物ばかりを買う、仕事の約束を忘れる、道に迷う・・・・。こういうのって、周り特に奥さんも辛いけど、本人が一番辛いんですよね・・・。しかも普通の物忘れとは全く違うから・・。50歳で発病し、会社も退職せざるを得なくなってしまう・・・。それも辛いけど、病気の恐怖の方が辛いだろうなと・・・。白血病という病気と闘った謙さんだから余計にそう思うのかもしれませんが、病気への苦しみなどが痛いほど伝わってきました。
 謙さんも凄かったですけど、奥さん役の樋口可南子さんも良かったです。支える側の愛情、辛さ・・・。最後は辛かったですが、冒頭シーンを思い出すと、自分のことは忘れてしまってもずっと支えてあげる無償の愛にほろっと涙です。

 その他出演者では、ミッチー(及川光博)が、謙さんに病気を告げるお医者さん役でしたが、意外と嵌っていました。『白い巨塔』の弁護士役といい、こういうエリートっぽい役似合うなぁと思いました。あとは、部下の袴田君とか水川あさみさん(ドラマののだめで清良やってましたね。)が印象駅でした。

のだめガチャ・マングース

2007年03月05日 | 素敵なモノ&おまけ
 最近また『のだめカンタービレ』のガシャポンを見かけるようになったので、やってみました。既に6種類中4種類は持っていましたので、ダブリ覚悟で2回挑戦。実は前にもマングースストラップを持っていましたが、出てすぐに紛失・・・。今回、一回目で見事マングースストラップをゲット!!!もう離しませんよ~(^^)前回はカプセルから出してかばんか何かにしまったけど何かの拍子に落ちたと思うので、今回はカプセルに入れたまま持ち帰りました。「もじゃもじゃ組曲」の楽譜(?)を開くと、ハリセン(江藤先生)が(笑)あと一つはのだめ。ダブりなので、母親にプレゼントしました。残りは黒木君・・・。

一山越え・・・

2007年03月04日 | お稽古
 昨日(3日)は某会へ出席するために名古屋へ。初めて袴を着けてのお舞台となりました。残念ながら画像はないですが。。。(^^;。今回は『清経』『草子洗小町』の二番を打たせていただきました。ありがたいです。最初は、『草子洗』だけだったんですけど、とある事情から『清経』を打たせていただくことになりました。引き受けるんじゃなかったと何度も思いましたが、終ってみると、失敗も反省もたくさんありますが、充実感でいっぱいです。
 特に中之舞は初めて舞台で打つので、緊張でした。ちゃんと笛を聴いて、あわせることはできたかな・・・と・・・。

 会に出させていただくたびに感じますが、本当に色々と勉強になります。単に鼓とか能の勉強だけでなく、いろいろな・・・・。また5月にも会があるので、がんばります。

 ちなみに名古屋は、駅と会場の往復のみでした。帰りも赤福とういろうは買えましたが、毎度恒例のご当地キャラ探しはできませんでした・・・(^^;

一日遅れの雛祭り

2007年03月04日 | 雑感~ひとりごと
 昨日は雛祭り。けど私は某会で鼓を打たせていただくために名古屋へ。帰りも遅かったので、今日(4日)ケーキやお菓子を頂きました。片付けも私やりたかったんですけど、仕事だったので、いつの間にか母が片付けてしまいました。(早く嫁にいけということか?!)

 画像は私が心をこめて飾った五人囃子小鼓君。人形に鼓を持たせるのって結構大変です。並べ方は鼓のお稽古を始めてから、気にするようになりました賀、皆さんご存知ですか?向かって左から、太鼓(撥を持って打つ)、大鼓(左ひざに乗せる)、小鼓(右肩に乗せて持つ)、笛、謡です。それ以来、店頭などの雛飾りを気にするようになりましたが、ちゃんと飾ってあるところはなかなか見かけません。っていうか五人囃子もある段飾りを最近お店で見かけないのもありますが・・・。先日、順番はともかくめちゃくちゃ突っ込みを入れたかった飾り方があります・・・。それは呉服屋での出来事で・・・。小物を買いに行って、季節柄雛人形が飾られてて(売り物ではなく飾りとして)、ふと五人囃子を目にしたら・・・・・・・・
 太鼓を抱えていた・・・。しかも本来なら笛パートのお人形さんに・・・

 順番はともかく、鼓の持ち方もともかく・・・太鼓は・・・まるで車のハンドルを扱うような感じで・・・どうやって演奏するんだ!!!と思いました・・。言いたかったけど言えず・・・。家に帰り、家族に話したら大うけでしたけど。。。せめて呉服店など日本のものを扱うようなところは間違えないでいただきたい。意外と近所の小さい図書館がしっかり飾ってあったのは嬉しかったです。もうすぐ終ってしまいますが、できるなら近くの美術館の雛人形の特別展に行きたいです。

鼻をかみすぎて鼻血

2007年03月01日 | 雑感~ひとりごと
 今日は花粉がひどくて・・・というよりも最近風邪気味でもあるので、どこからどこまでが花粉なのか、風邪の症状か不明ですが・・・今朝、鼻がむずむずしたら、鼻血が出てしまった・・・。鼻血といっても・・・ちょっとしたら止まりましたが・・・。これでも前よりは鼻の粘膜も丈夫というか・・・花粉に対する備えをするようになったので、前よりはこの時期の鼻血頻度は少なくなりましたが(笑)

 最近はCMでよく見る鼻の中に塗る花粉ガードみたいなの。(CMだと鼻をほじっているように見えるけど違います・・・)というのが気になります(笑)