きょうは先日1回来られた先生が来て下さった。
今度転勤される先生とはもう1回お会いできるのかどうか???
ほんの1ヶ月半ぐらいだろうか?
全然不案内な土地へ行かれることはどれだけか心細い思いをなさって
おられるかと思うとなぜか涙が出るほど案じられる。
夫の弟も42歳の時助からないと言うほどの重病だったが全盲に
なった変わりに今は元気に生きている。
先生はまだ弟よりはお若いがそれでも独身だそうで今日来られなかったのは
実家へ行かれたとかお母さんに会いに行かれたのだと思う。
何にも出来ないが私自身こんな体で夫も1人でとか私を連れての
旅の出来ない体で人様の出来ることが出来ないので先生のお気持ちが
わかるような気がする。
何一つ生活に不自由のない時は人は誰でもこれが当たり前だと思って
生活していると思うが、やりたくてもやれない状態になって
不都合な方の気持ちが初めてわかる。
先日香林坊までバスでしかも一人で出掛けられたことなど健常者は
それが当たり前だと思っておられると思うが、たったそれだけのことが
今の私にとってすごいことだと感激している。
何歳になろうと元気であることが無情の幸せなのだとこんな状態になって
特に感じる。
色々な人生が有るのですね。
人様の運命ってだれが握って居るのかしら?