順番に年を取り

　お向かいのご主人私が夫の病院から帰ってきたのを見つけて
「どうやゲンキか」と聞きます。どっちのことを言っているのかは
わかりませんが。「うんたいしたことない」といっていたら私のそばへ来て
「お母さん施設へ入ったわ」とのこと今日帰って来て月曜日に又行くのだと
言っておられた。１２年生まれだから私の亡くなった弟と同じ年のようだ。
　「今日帰ってくるがや、そして月曜日に行って泊まるがやけれどとのこと
ショートステイのようだ。東北の方で後妻さんだが来られ多直ぐの頃
長男が脳腫瘍かで大変がん張られた。
もう前からアルツハイマーでその頃は分からなかったが気の毒だと思う。
金沢には娘さんが来てはたらいっておられその関係で金沢へ来られたのだが
それで良かったのか東北におられた方が幸せだったのか人の一生は分からない。
一生幸せな人はそんなにいないと思う。色々なことに合いいながらの
一生だと思う。トータルで決まるように思う。
私の母は親に早く死に別れる者はそれだけで不幸の始まりだ。でもそのうち
幸せがかると言ったがその通りだと思う。
私も長生きしなければ今のようなことにもならなかったかも知れないが
私にだって幸せなときがあったのだから今は仕方無いと思って居る。
息子だって今初めての苦労だと思う。その後は何ともいえないが・・・