かって名古屋と尼崎の大会に参加させて
もらったことがあったが、今年は横浜での
大会に参加されたお話しを聞けるとのことで
ぜひ出席しようと思っていた。
夜中から降っていた雨がやまず、年会費を
納めたいので夫に送ってもらって出かける。
意気込んで出かけたが自信がなく夫に
待っていてもらってレジュメとお茶菓子と
お弁当を頂いて帰ってきた。
午後も研修があったのだがこれは2時間
腰掛けていた後歩けるかどうかが心配で
欠席した。
横浜の大会では日野原重明(聖路加国際
病院理事長)とアルフォンス・デーケン
(上智大学名誉教授)両先生の講演の
お話だったのだが、HI先生の書き込みが
詳しくしてあるのを拝見することにした。
日野原先生はもう96歳になっておられ
演題は「命とは?寿命とは?死とは?」
だったそうだ。
また、デーケン先生は「よく生き・よく
笑い・よき死と出会おう」という
お話だったようで私も元気なら行きた
かったのにと悔やんでいる。
日野原先生はあれだけのお年に
なられてもユーモラスに話され大笑い
しながら心に残るお話を聞かせて
いただける方である。
参加された皆さんはいいお勉強に
なったとうらやましい限りである。
私が死を宣告されてもあっけらかんと
「そうですか。じゃその間ボランティアを
して動けなくなったら施設に入所して
バイバイとさよならすればいいのですね」
と言っているもんで大学病院の先生が
「こんな人見たことない」と言われたが
蛍光灯なところもあるのだが、不思議と
この病気になってそのことで涙を出した
ことはない。
神経も麻痺しているのかも分からないが
今までこんな会で勉強させていただいた
せいもあるのかも分からない。
と言って死の願望が強いわけでもない。
お邪魔虫でも生きていたいと思って
いるが、時が来たら仕方ないと思って
いるだけのことである。
若い頃、趣味はと聞かれたら読書と言う
位活字が好きだった人が、今はあまり
本をかっても読まなかったりしているが
この講演資料はゆっくり見たいと思っている。