屋根やさん

　昨日来て行かれた屋根やさんが来られた。
本当は息子にあって話をしたいと言っておられたのだが
息子は会うつもりがないという。
もう40年以上建った家のこと。本当は立て替えすればいいのだが
私たちが生きている以上変わったことをしたら呆けることが
息子にとって一番いやなことなのでその気はない。
漏る可能性があるのならそこを直してもらえばそれでいいと言っている。
勿論お金は出すつもりはない。
それこそ別に出して貰おうなど努々思って居ない。
夫にさえ出して貰うつもりがないのに息子になど論外である。
結果的に部分的に修理することになった。
お金は50万円前後ぐらいとのこと。明日正式な見積もりが出るようだ。
もうこの家に本当は1円も出したくないのだが、もし漏ったりしたら
大変なので仕方ない。
どれだけおんぼろになっても夫は生きている以上はここに住むつもり！
この年になったので10年までが限度どれだけ長生きしても
その時は仮の宿を探してお世話になることになる。
こうなってくると死にたくもないが、さりとてはた迷惑な話になってくる。
生きて面倒。死んで面倒。だと思う。

今夜は夕飯のおかずを作った。と言っても餃子を揚げてトマトを切っただけ
つらくて立っていられないのでおつゆは即席でキュウリの塩漬けがあったので
それ以上は作れなかった。今夜は私が作りますと言ったが情け無い限りである。
そんな日もあっていいかあと思って我慢して貰うことにした。