Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

タクトが冴えた?

2012-10-16 17:49:00 | 野球
 この記事を読むと昨日の秋山監督の采配が素晴らしかったことになっているけど、どうなんだ、本当にそれでいいのか。さすがに賛同しかねる部分もあるから、ちょっと反論してみる。

1.打順の組み換えが成功
確かに松田1番は大成功だった。そして勝利の大きな要因でもあった。これは素直に感服。しかし、一方で、小久保を5番に上げたのは正気の沙汰とは思えない。彼は3試合でわずか1安打。その1本にしたって実質ナカジのエラーだ。小久保さんがブレーキになって負ける危険は孕んでいた。どうしても使いたいなら長谷川の後ろあたりが妥当だろう。ペーニャの4番起用にしたって伸るか反るかの博打に偶然勝っただけ(笑)。

2.投手起用でも大胆なリレーで逃げ切った
大隣の代え時は確かに正しかったものの、あれは秋山さんが偉いというか、普通のファンでも「もう継投でしょ」とは思っただろう。実際、5回終了時、オレはツイッターに「次の回あたり、そろそろ投手交代かなぁ」と書き込んでいる。むしろ危なっかしかったのはその後の投手起用で、状態の良かった岩嵜に8回までの3イニングを任せておけば、9回森福スイッチでもうちょい楽に逃げ切れたはず。最近の岡島は信用ならぬところがあり、昨日もオーティズからホームランを食らった。

 以上、色々と難癖を付けてはみたけど、まぁ勝つことが一番なのは間違いないからね。ホークスの最大の勝因は渡辺監督の不可解な継投策(調子の良かった石井一久をなぜか4回途中で見限り、続いてマウンドに上がった十亀がペーニャにタイムリーを食らう)で、それと比べたら秋山監督の采配が相対的に上回ったと言えるとは思う。

 でも、次の札幌戦、小久保の処遇だけはマジで考えてほしい。昨日の試合について「大隣への声掛けのタイミングが絶妙だった」とか言われてるけど、裏を返せば、プレー面では何の貢献ももたらしてないってことでしょ。どうしても使いたいなら、さっきも書いたようにせめて長谷川の後ろ。「小久保を使って負けたなら仕方ない」って、そんな風に思えるファンばかりじゃない。

 と言いつつ、秋山監督が小久保を外すはずないのは重々承知してるんで、じゃあファイターズには斎藤祐樹を使ってもらおう。こっちが大きなハンディを背負って戦う以上、それくらいしてもらわななきゃ対等じゃないじゃん。オリンピックvsパラリンピックになっちゃうじゃん。で、吉川光夫は温存という方向で、栗山監督、どうかよろしく(笑)。


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