Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

2013年ホークス総括

2013-10-25 00:55:09 | 野球
 2013年のホークスは4着に終わりました。先頭から10馬身近く離された以上、言い訳は立たないけれど、一応優勝候補に挙げられていたわけで、ファンのひとりとして文句のひとつも言いたくもなる。

 まずは投手。特に不満なのが岩嵜だ。「便利屋になりたくない」だの立派なことを言っていたけど、チームにとっては不便な存在でしかなかった。こいつを投げさせようが、その辺の原っぱでキャッチボールしてる少年を捕獲して投げさせようが、勝ち目がないという意味で一緒。じゃあホークスの2軍が原っぱなのかと言えば、一応ファームの日本一なんでさ。さっさと見限ってりゃ最低CSには行けたよ。

 他にも、FA加入の寺原はチキンだからアテにならないし、武田翔太も完全に「2年目のジンクス」にはまってしまった。帆足はセ・リーグ相手にしか通用しないし、大場も結局は大場のままだった。頼みの攝津さえも最後の最後で力尽きた。それでいて先発としても使えそうだった嘉弥真をリリーフに戻しちゃったりしてさ。いくら左のリリーフが手薄とはいえ、それは違くね?と僕は思いましたけどね。

 野手は誰だろ。細川かな。首脳陣は何の根拠をもって彼を正捕手として扱うんでしょうね。「細川が打てないのを責めても仕方ないよね~」てな空気に抗うべくあえて言うけど、山崎の打率が.252で細川は.194。その差を埋めるだけの守備での優位性が細川にあるというのか。今季こそ割と上手くいったけど、近年は盗塁阻止率も低い。最後の最後でやっと見限られたとはいえ、遅きに失した感は否めない。

 それから内川か。彼に関してはあまりにチャンスで打たなすぎ。いや、実は得点圏打率は悪くないんだけど、同じ得点圏の場面でも1点差と5点差では全く意味が違うわけで、彼が今年よく打っていたのは後者なんだよね。3割を超える打率を残しながら本人が「足を引っ張った」と認めているのはすごいことだけど、彼に対しては望むものが非常に大きいぶん、俺としてもあえて「期待外れ」としたい。

 あとは江川もひたすらチャンスに弱いし、本多のバントが長谷川すぎて今宮を2番で使わざるを得なかったのも響いた。松田も調子の波が波浪警報だったし、柳田も「覚醒か?」と期待すると決まって故障しちゃってさ。そう考えると今年不満を抱きようのない活躍をしたのは長谷川と中村くらいか。いや、晃くんは守備がなぁ。外野と1塁をたらい回しにされてたんで、まだ情状酌量の余地はあるけど。

 もうひとつ、これはどうしても言っておきたいけど、今さら秋山を批判してる奴、気付くのおっせーよ(笑)。あの人が相当に頑固だということくらい俺はとっくに知っているし、実際日本一になった2011年さえもこのブログでかなり批判したはず。それでも最近は左右で打順をを組み代える程度の柔軟性は身に付けたんで、当時よりは格段に進歩したよ。天邪鬼で言ってるわけじゃなくてマジにそう思う。

 CS出場ごときでお祭り騒ぎのカープとは違い、ホークスは常勝が義務付けられたチーム。2年連続で優勝を逃したことは屈辱なので、来季こそは日本一になってほしい。いや、ならなきゃいけないはずだ。今季は他のどこより若手が多く台頭した年だった。彼らのさらなる成長プラス、オフに的確な補強が行われることを切に願います。


最新の画像もっと見る