Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

草なぎ剛復帰

2009-05-28 19:43:44 | Weblog
 今回は騒動の中身が中身だけにそうでもないようだが、罪を犯した有名人が復帰すると、すぐ「芸能界は甘い」なんて言う輩がいるでしょう。「クスリをやっても仕事に戻れる芸能界は異常」とかさ、全くおっしゃる通りなんだけど、オレからすると随分つまらない考え方だなぁって思う。

 だって、一方で、芸能人というのは、別に悪いことをしなくとも、生涯その仕事を続けられる確率は低いんだから。今は亡きギター侍にしても、何も人殺しをしたのではない。ただ単に飽きられたという理由だけで、少なくともテレビからは抹消されたわけだろ。
 確かに一般社会でもリストラはあるけれど、やっぱり厳しさは段違いなんで、そういう世界で生きる人に対して、てめえの物差しでとやかく言うのはどう考えてもおかしい。ニーズがあるうちは全裸で騒ごうがシャブを打とうが構わないが、ひと度落ち目になればどんなに品行方正だろうが干される。一点の曇りもない、実に明快なルールじゃないか。

 それに草なぎ剛が真っ裸になったところで、広告云々を除けば、甚大な被害が発生したわけでもないしね。迷惑を掛けたのは、強いて言うなら、公園近くの住民や駆け付けた警察官ということになると思うけど、近隣住民はともかく、警官なんてむしろアイドルの裸が見られて喜んでいるはずだよ。
 なかには「意外に小さかった」とか「皮が被ってた」とか、適当な情報を流す奴がいたりして。まぁ実際は公務員には守秘義務があるんだが、いずれにせよ良い思い出になりこそすれ大した負担にはなりっこない。交番のお巡りさんにとって、酔っ払いの介抱など茶飯事的にこなす仕事のひとつに過ぎないんだからね。

 というわけで、個人的には草なぎ剛への同情を禁じ得ないのだけれど、何にしても明日の「笑っていいとも」は非常に楽しみだ。こんなときにふと感じる、ニートのありがたみ(笑)。←笑ってる場合じゃない


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