みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

真実とは何か。

2014-06-16 23:29:33 | 今月
そろそろ書こうかな、オボちゃんのこと。


彼女の論文に疑義が生じた当初、私はその批判報道ぶりをおおいに批判した
いまでも、あれだけ持ち上げといて手のひら返したように叩くという極端な変貌ぶりは、
やはり軽蔑したくもなる。

折しも今はサッカーW杯の時期。
ニッポン人審判のファウル判定が物議をかもしたり、
不調不調と叩かれたHONDA氏が一転崇められたり、、
本当に好き勝手言いますよね、皆さん。。


それはそうと、オボちゃん。
報じられている情報を見る限りでは「ES」と書かれた容器が出たり、
マウスの遺伝子が違ってたり、怪しさ満載の物証が出てきてしまって
もはやSTAPの存在云々ではなく、
ここで本当に化学的な実験がされていたのかどうかすら疑問視されてしまい
かねない状況になっている。

そんな状況(情報)を捉えて彼女をケチョケチョにこき落とすことは簡単ですが、
私が素朴に不思議なのは彼女が何故この期に及んでもなお、
研究不正を認めないのか、という点だ。

多分、彼女には研究不正を信じない、彼女なりのロジックがあるんだろう。
ハタから見たら全く論理的なものではないかも知れないけど、
彼女が固く信じる「正」のロジックが。


サラリーマンをやってると、常々思う。


アイツのやってることは完全に姑息なやり方だ、
とか、
アイツが仕事しないせいで周りが迷惑している、

みたいな事態がよくある。


が、

当の本人に言わせてみると、本人には一切の非がなく、
むしろ批判している周りのせいで迷惑している、なんていう
被害者的な言い分が出てくる始末。


あるあるあるある、
そういうのよくアル~~~。


挙句の果てには、ボスや小ボスあたりが
「アイツも頑張ってるからあんまり批判するな」
なんてオトナすぎるご指示をいただいちゃったりして。

でも、そんな“アイツ”をしっかりと放逐(人事異動)させる準備はしてたりして。。

こわいこわいこわいこわい、
サラリーマンって、コワイ~~~~。


サラリーマン云々の話はさておき、
幸か不幸か、意外とこの世は善と悪がパックリ分けられるわけではない。
先のW杯の話でも、ニシムラ審判批判派と擁護派が分かれる。
息子を殺したお父さんは実はその息子から執拗なDVに遭っていたという話があった。
お父さんは、果たして「悪」なのだろうか?


「悪」も「善」も、言い方・捉え方でどっちにもなる、ということが
結構あるように思う。
善を装うことだって、悪をでっちあげることだって、できちゃう気がする。
あんまり見てないけど、エリカ様のドロドロドラマなんて、いい例だ。


巡り巡って私が言いたいのは、
当事者や関係者間でも見解が分かれるオボちゃんの話について、
メディアを通してでしか情報を得られない私たちには
何の真実もつかめていないのではないか、ということ。
善か悪か、クロかシロか、
あれから3ヵ月経った今も、私たちは断言できる立場にはないということ。

「やっぱクロじゃね?」
「でも実はSTAPはあるんじゃね?」
「STAPがあるならツチノコもいるんじゃね?」

と、究極のミステリー的エンタメコンテンツとして楽しめばいいじゃん。