みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

がっこう。

2013-01-31 23:09:36 | ちょっと論じる
ありがたいことに、私は学校生活がいずれの時代も楽しかった。
小学校も、中学校も、高校も、大学も。

細かく思い起こすと、小学校時代は優等生で運痴だったためにからかわれたり、
カナダでは異国人ということで差別されたり、
帰国してからは帰国子女ということでヤンキーに目をつけられたりはしたけど、
総じて楽しかった。

さらにありがたいことに、高校・大学とも、「あの学校に行きたい!」という目標をもて、
泣きそうな受験を奇跡的に乗り越えることができた。


そんな私が、いじめや体罰の問題を知ったような感じで論じるつもりはないけど、
生徒を自殺に追いやる体罰顧問がいた学校の入試が(一部のコースのみとは言え)
中止を命じられ、
先生がたがよってたかっていじめを黙認した結果
いじめ自殺者を出した学校がのうのうと継続されているのはどういうことなんだろう?


・・と、言っても、私は入試中止に賛成しているわけではないんですけど。

体罰が露呈した学校を受験するかどうかは、受験生が選択すべきであって
市長や教育委員会が勝手に選択肢を絞るべきではないと思うんですよね。。
一部受験生が、もしかしたら何年も何年も前から憧れていたものを、
一方的な価値観で奪ってしまうのは、果たしていいんだろうか??
それが、最善解なのだろうか?
入試を中止することで、体罰体質は改善されるのだろうか・・?

入試をやめさせたら学校の体質が浄化されるというならば、
自殺者を出しそうな“予備軍”の学校も、どんどん中止にしたほうがいいんじゃない?
そんな荒れた学校、結構あると思いますが。。

んで、それを大阪はやるけど滋賀はやらん、なんていうアンバラがあっちゃだめでしょ。
やるにしてもやらぬにしても、ニッポンの教育指標は統一であるべきじゃないのかなぁ?
(・・・あ、まぁ大津の話は中学校だから、入試も何もないんだけど。)

入試中止を反対した学生さんたちのことが随分とフォーカスされちゃったけど、
本当にフォーカスすべきは、入試を控えた学生さんの気持ちなんじゃないのかなぁ・・。
彼らへのフォローは、各中学校にお任せなのかしら。。


臭いものにフタをするように、「受験させない」ってことが
子供達を守ることだとはどうしても思えないんだよね。
もっと問題を正面から捉えて、いい学校にするには、どうすればいいんだろう。


オトナの集まりと言われる会社や社会でも、
陰湿ないじめ・セクハラ・パワハラや、そこまでじゃなくてもウマの合う・合わないなんかがあって、
毎年何人もの方が精神的に落ちてしまったり、俗に言う“不幸な事故”で亡くなってるんだから、
ましてやオトナほど精神的に成熟していないコドモたちのコミュニティーには、
もっともっと色んな諍い・傷つき・失望・絶望なんかがあるんだと思う。
それをオトナたちがちゃんと上手く対処・フォロー・激励してあげて、
学校を「楽しい」ところだと思えるようにしてあげないと。
毎日毎日ね。

そういうことをオトナがしてあげてこそ、
コドモたちは何年かして、自分の学生時代を振り返って
「色々あったが総じて楽しかった」
って思えるんだと思う。 多分。


そこまでできるオトナがなかなかいないくらい、
オトナの世界もオトナじゃなくなってきたのかなぁ・・・。



・・・尾木ママと語りたくなってきました。