記憶喪失の代償。

朝起きたら隣に見知らぬ男子がハダカで寝てた。

・・・っつ～経験はさすがにないが、昨日は朝起きたら記憶がない記憶がなかった。


フツーに目が覚め、
「おおぅ、久々にスーツのままで寝てましたか。。」と気づきましたが、
まぁそれもたいした事件ではない。

顔洗いに洗面所行って、シンクに普段使わない腕時計が落ちてるのを発見し、
「？」
とは思ったが、まぁそれも右から左に流せる範疇。


リビングに向かって、廊下に昨日着てたコートが投げ捨てられてくちゃっとなってるのを
目にし、自分にギモンを抱き始めた。

「・・・オラ、昨日そげに酔っ払ってたのか？」
と。


少し自分に自信を失うものの、それ以上の“物的証拠”も見つからないので
とりあえず普通に生活をしてみる。

お昼過ぎ、フト思い付いて携帯を取り出・・そうと通勤鞄をあさるも
携帯みつからず。

ベッドルームを捜すも見付からず。



・・・コレが世に言う「携帯なくした」という状況かと、頭がからっぽになる。
ひそかに軽蔑していた事象を、自ら起こしてしまったか。


ダメモトでイエ電から携帯をコールしてみる。

はるか遠くから、幻聴のようにぶーぶーという音。

玄関の、普段は鍵を入れているところに突っ込まれていた携帯を発見。
何でこんなところに・・・。


もう、自分の行動がまったく分からなくなったところ、第二の事件が起きた。



コンタクトがねい。


朝起きて裸眼だったので、てっきりしっかり外して寝たものと信じていたが、
コンタクトケースは虚しくも前日コンタクトを装着したときのままの状況だった。


何処にやっちゃったのか？
んなモン、分かるワケねーじゃん！！


諦めて、買いに行ったわよ。
店員さんに薦められるまま、予算オーバーのもの・・・。

授業料です、ハイ。



自宅用のやっすい眼鏡で外出してしまった残念な週末・・・。