ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

あれこれ支度。

2015-06-16 08:52:33 | 猫病気
曇り。

明け方の嘔吐と下痢、
幸いにも貧血の呼吸苦はないが、やはり、もう毒素で消化がダメになりつつあり、
「ぷっちゃん、今日も無事だったね」としか言えない毎朝。

以前に先生に頂いた腎不全のまとめの紙をもう一度おさらいする。

あのころから全然進歩していない、フォルテコールの次に、ようやく出た新薬セミントラはふとは吐いてしまい、時期も間に合わなかった。

もう4段階の3、症状も全て当てはまる、臓器が機能していないのに根性論で無理強いも出来ない。
腎臓透析で毒を体から出しているわけでない、毒はどんどん体内に溜まるばかり、
何も代表的な痙攣発作ばかりが尿毒症ではない、ふとは緩やかな尿毒症に陥っていっており、それで吐いていて食べれないのだ。
ふとが天使になるお手伝い、もうホスピスケアに努めよう…。
輸液、投薬をし、温度も自ら選べるようにアイスノンも置いてぐっすり寝かせていたが、
お昼近くになって「あれ、今日は強制給餌は無いの?」という顔で何度か私を見た。





それで、少し給餌をしたが、勿論、協力的ではない。

結局、ふとを見守りながら、嘔吐の床を綺麗に拭いて、



ふとの嘔吐もそうだが、きーじが散々汚した部分敷きのじゅうたんも出来るだけ綺麗に拭いて、屋根裏で干して、
いつでも組み立てられるように酸素テントの場所をあける。

ふとが天使になるまでの期間、ふとが最後に空腹で苦しまない場合に備えて、今日は新たな餌も届いた…。

昨日はリーナル。
今日はキドナ。

キドナの理論が素晴らしすぎる!



もう家で看取りの準備は整っている、少なくとも、様々な治療食、輸液三種類、酸素、
自分の身の丈では可能な限りベストを尽くした、後悔しない様にしよう。
キドナには体重あたりの必要量が書いてあれど、もうそこまで胃に入らない、
せめて水で溶くところを、リーナルケアで溶いて夕方強制給餌。

昨日ほど暑くないのも幸いだ、今日は腹を決めたからこそ、ひたすら手を動かそう。
やりたくなくても、義務でやらねばならない事の他に、自らの意思でまだまだやりたい事もある。
下僕の掃除を見ながらくつろぐ猫達。











外を見ると、いつの間にか大好きな西洋人参木の蕾が上がってきており、藤の花が大好きな熊蜂が来ていた。
網戸越しにパチリ。




熊蜂は良く人の顔の周りを飛び回る習性があるので怖いが、実は大きな見た目ほど凶暴性が無く、ビーロードみたいで可愛い。
ぼやぼやしているが、季節はきちんと確実にめぐっている。
コメント
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