去年、初めて南信州(飯田市)の一本桜の満開を見に行きました。
あまりの美しさに、今年は、もっとたくさん見られたらと願っていました。
4月1日、2日と二日続けて飯田まで通って十数か所の一本桜の満開を見ました。
まずは、去年と同じ「麻績(おみ)の舞台桜」です。
品種 オミノサトブタイザクラ 樹齢350年 樹高10m 幹周 5m
伊奈谷でもっとも人気の高い桜のひとつ。長くヒガンシダレの半八重とされてきたが、
花びらの数が5~10枚と定まらない点が特徴でH17年に新種と断定される。
(「一本桜の里」おさひめ書房 より)
次は、舞台桜の下の円墳にある石塚桜
品種 ヒガンシダレ 樹齢250年 樹高15m 幹周 3m
ライトアップされた夜の姿は凄みすら感じさせる。
(「一本桜の里」おさひめ書房 より)
そして、これも去年と同じです。
安富桜。~長姫のエドヒガン~
飯田を代表する名木で県の天然記念物に指定されている。敷地が飯田城二の丸。
周囲に成長を妨げるものがないため幹は雄々しく、根張りや枝ぶりも均整がとれて美しい。
品種 エドヒガン 推定樹齢 350年~450年 樹高 20m 幹周 6m
(「一本桜の里」おさひめ書房 より)
今年は上からも写せました。
今年は、不思議な春でした。
去年は4月21日が満開だった桜が、今年は4月1日。
寒くて長い冬の後に、急に暖かくなって、梅と桜が一緒に咲くような春でした。
開花後は、あまり気温が上がらないので、桜が長持ちしています。
そのお陰で、行く先々の桜がみんな満開でした。
去年は、自宅の分蜂を心配しながら、出かけて行きましたが、
今年はその心配もなく、ゆっくりできました。
こんな春は、もうないよね、と話しながら帰ってきました。
でも、あんまりたくさんの桜をみたら、エネルギーを吸い取られたようになってしまいました。
その歴史の深さ、どれだけの人がこの花を見てきたのだろうと思うと、一層、桜の美しさが増します。
おみの舞台桜は枝垂れ具合いが素晴らしい!!!
石塚さくらは桜の精が羽ばたいているように見えますね。
蜂さんが居なくなって淋しいでしょうが、ご主人と心に残る二日間を過ごせて良かったですね。
何百年もたっている桜の命が、迫ってくる感じがしました。
このような桜をたくさん見た2日間でした。
何れも見事な大木!♪ ですね~!。♪♪☆
最後の高い所から撮影の樹は特に迫力があるよね~!。♪
人間の大きさから考えると、ホントに巨木の感じが良く解ります。
満開状態が観れて良かったですね~!。