ミツバチには、分担されたいろいろな役割があります。
育児係、掃除係、探餌係、門番係、採蜜係などです。
今日は、門番の写真を紹介します。
上の写真が門番。下の写真はこれから滑走するハチです。
足の立ち方が違います。門番の足は垂直に近い立ち方をしています。
上の写真は特に何かあったとき、群の危険を感じたときの門番です。
梅の花のころでまだ蜜源が少ない時です。このころのハチは気が立っています。
そんな時期に、巣箱を掃除するために巣箱の板の一部を取ろうと、ドライバーでねじを緩めていたところでした。
この時期は、そんな小さな音や振動でも「厳戒態勢」をとります。
すぐに上の写真のように門番が現れ、1.2匹が旋回して威嚇します。
この門番の「来るなら来い!」という勇ましい姿は、なんとも健気です。
ちなみに、巣箱の掃除はこんなふうに行います。
ニホンミツバチの名誉のために。
梅の花のころは気が立っていますが、それ以外の時期はまったく温和なハチです。
今日も分蜂前の大飛行を展開していますが、その渦中に座っていてもまったく
何もしません。
分蜂するときも、お腹いっぱいの蜜をもらって出ていきますから、人を刺すなどということは
全くありません。