早いもので24節気の大寒で暦のように寒い朝。昨年も今頃は40cmくらいの積雪で家の前の水田は一面の真っ白な雪野原だった。大雪の中雪片付けの日課で園地には車では行けないので剪定は休んでいた。何時までも大雪で剪定を休んでばかりいるとサクランボの摘雷等の春作業のの遅れが心配でとうとう大寒からぼちぼち剪定を始めていた。
今年は雪の無い正月で剪定作業は何時になく捗っている。週明けからの大雪も昨年よりは積雪が少ないので雪片付けは楽でちょっとの日差しでも退屈になる。今年も大寒の日から屋敷畑のサクランボから剪定をやり始める。
積雪30cm程でサクランボ雨除けハウスの雨樋や太い幹にはいっぱい雪が積もっている。この程度の積雪は農家にとっては恵みの雪。大地に水分を補給して乾燥して空気に湿気を与えて寒風から樹木を守ってくれる。3脚のアルミ脚立の小屋から持ち出して時折り小雪の中剪定を始める。
週明けからの雪降りで剪定を休んでいたので慣れない体でぎこちない剪定。しっかりと脚立の3本脚を雪中に刺しおさめて上り下りして剪定をする。軟らかい雪で軽く押しても簡単に地面まで届き脚立の脚は安定する。これから天気良い日は転落、転倒等の怪我には注意しながら剪定作業が始まる。