余談ですが。。

2006年01月31日 | Weblog
動物ビスケット用の型セットを手に入れました。
素敵な型がいっぱいです♪
この型からどんなに楽しいクッキーや
ビスケットができるかしら?
考えれば考えるほどわくわく。

春あたりみなさんにお会いできることを楽しみにしています♪


焼きたてのチーズスフレにナイフを入れたら

2006年01月29日 | 日記
シュワシュワともピチピチともつかぬ
あまりに鮮やかな音がしたので“ドキ!”っとしてしまいました。
今日のスフレも最高です。
切り分けてフィルムを巻いて、ショーケースに並べます。
仕事が終わったら絶対買わせてもらおうと決めて仕事に励みました。

―――――

さて。今週も無事終わりました。
明日は久しぶりに(?)お休み。
早起きしてドライブ、スタバで朝の読書しようと思います☆

しかし今週は忙しかったなぁ。
ついに三田風月堂のふたりも“ショコラティエ”となり
チョコレート仕込みに奮闘しました。

*三田風月堂オリジナル スウィート生チョコ
*トリュフ
ラムトリュフ、抹茶トリュフ(おこいのトリュフ)、柚子トリュフ、
桜トリュフ、いちごのトリュフ、ポアールトリュフ、紅茶トリュフ、、

今年は研修旅行の成果を存分に発揮し、
我が家はかなりチョコレートに力を注いでいます。
ある程度の少量仕込みで自由にクリエイトしていけるのが
我が家のように小さなお店の強みだとつくづく思っています。

生チョコは早速お店に出したのですが、
1コ売りもギフトボックスも早々に完売してしまったので
トリュフ共々来週の中頃に再びお店に並ぶと思います。

ちなみにトリュフは来週あたりspicyなのを仕込もうかと企んでおります。
来週、再来週あたり、ホットなチョコレートショップとなる三田風月堂を
お・楽・し・み・に!


新作情報

2006年01月29日 | Weblog
《桜じょうよう》

ふっくらしっとりとした上用饅頭に桜の花びらをあしらいました。
密度濃やかにかがやく上用皮に
こしあんと桜漬けの塩気が絶妙に響き合って美味しい
ひと足お先に春を呼ぶお茶菓子です。

       ¥150(tax in)


腹式呼吸の達人

2006年01月25日 | 日記
休憩にキッチンで席について、店主とふたりお茶をしていました。

“ぐぅ~ぐぅ~~”

(ん?なんか鳴った?!気のせいかな、、)

祖母は食洗機に入った食器を片付けるため
食洗機と食器棚を行ったり来たり。

“ぐぅ~ぐぅ~~ぐぅ~~”

(ん、ん??!なんだろ。まぁいいや。
       ・・あ、あぁ、お茶が美味しい。)

“ぐぅ~~・・”

「もぅおばあちゃん~(笑)」
店主が突然そう言って音の正体を教えてくれました。
どうやら祖母のおなかの音だということです。

「腹式呼吸が良いと言うから練習したら
腹式呼吸の時におなかが鳴るようになったんよ。
その内、腹式呼吸せんでも鳴るようになった。」
祖母が言いました。
そしておなかがまた数回鳴りました。

「さっきお茶したばかりだから空腹ってわけじゃないのに
そんなに鳴り続けるのなら、一回病院で見てもらえば?」
心配した私に祖母は言いました。
「いぃえのぅ、鳴らそうとしたら鳴る。
鳴らそうとせんかったら鳴らんのよ♪」

地味に鳴らしていたあのおなかの音は祖母の新しい遊びだったらしい。。
なんとなく不可解な音で、奇妙だけれど、、

健康で、、よござんすね。。

マスク

2006年01月24日 | Weblog
先日から店主はマスクをしています。
マスクと言っても、最近話題になってる立体物とか
優れた機能を持っているものではなく、
小学校の給食当番で付けてた、あのシンプルなマスク。
この時期は、ニット帽をかぶっているので
帽子とマスクに顔を覆われ、外見なんともみょうちくりんですが
店主がマスクを付けると、三田風月堂一代目 今は亡き祖父の面影を思い出します。

店主;「私がおじいちゃんと仕事してた時、
寒い季節になったらおじいちゃんに言われたよ。
“マスクせーや。”って。」

祖父が店主にマスクを勧めるのには意味がありました。
“あったかいから”です。

寒いこの地では鼻から吸う空気も寒ければ乾燥もします。
マスクをしてるとマスクの下はいつもちょうどよく湿っていてあたたかい。
それに風邪菌を寄せ付けないし、
自分が風邪になったとしても人にうつさなくてすむ。
そういうわけで マスクは祖父にとって必需品だったようです。

       なるほど。

お客様が来られたときにマスクを付けていると
たまに「風邪でもひいた?」って心配されてしまうけれど
美容と健康のためのマスク。なかなかあなどれませんね。

濱本 豊 作品展

2006年01月22日 | Weblog
千代田町には多くの芸術家や文化人の方がいらっしゃいます。
その中でも際立って今年の活躍が楽しみな方が
濱本 豊さんです。

昨年、千代田町のギャラリーにて共同作品展が開かれた時
私はある作品に釘付けとなり身動きがとれなくなりました。
ようやく次の作品を見ようと歩いても、我慢ならず
また戻って釘付け。。
そんな心地よいアリ地獄を仕掛けてくれたのが
そう、濱本さんの油絵“やぎのヤンヤン”だったのでした。
彼の作品は本当にやわらかで、夢見るほどに素晴らしい。
心地よく惹き付けて離してくれない作品ばかりです。
(その作品はその後買われてしまったので私が拝見することはないようですが:_;)


その濱本さんがきたる 2.7~2.12にギャラリーGにて作品展を開催されます。
時間は11:00~20:00
開催期間が短いだけに、気を抜いて逃さないよう要checkです。

濱本 豊
1976年広島県呉市音戸町生まれ
2000年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
現在は千代田町本地へんぽこ茶屋のスタッフをしつつ精力的に創作活動にはげむ

gallery G
広島市中区上八丁掘URBAN VIEW GRAND TOWER公開空地内

ガレット・デ・ロワ

2006年01月11日 | 日記
先日店主が呉市焼山にある洋菓子店“ロアジス”にお邪魔し
“ピティビエ”というお菓子をおみやげに持って帰ってきました。
このピティビエ、アーモンドクリームを詰めたパイ菓子なのですが
歴史のある“遊べるお菓子”なのでちょっとご紹介。

このお菓子、フランスの古典菓子のひとつで、
フランスの新年に欠かせない幸福を占う祝い菓子です。
1月6日にこれを食べてキリスト教のエピファニーを祝います。
と、言ってもおもしろいのはここから・・ただ食べるだけじゃないんです!

だいたいこのお菓子はホール(カットされていない円形)で売ってあり
枠を囲うように金色の紙製のかんむりが付いています。
そして中にはフェーヴと呼ばれる陶製の小人形が入っていて
取り分けたときにこれに当たった人は、その日の王様役になったり、
その年を幸せに過ごせると言います。
ヨーロッパのお菓子屋さんでは1月はこのお菓子が店頭を賑わし、
クリスマスのブッシュ・ド・ノエルと同じくらい人気のあるお菓子です。


さて、今日はピティビエで幸福を占うためちょっと長めのティータイム。
店主がお茶を入れてピティビエを慎重にカットして・・

(の 間に妹が待ちきれずにかんむりをかぶったら店主に怒られました 笑)

祖母と母を呼んだんですがなかなか現れず、
またも待ちきれなくて二人でおそるおそるカットされたケーキを取りました。
が、ハズレ。。

しばらくして現れた祖母が続いて選んだケーキはなかなか横のケーキから離れず
みんなで“も、もしかしてっっ人形が隣との間に刺さってるんじゃ・・!!”
と息を飲む・・・
しかし、ただそこのパイ生地がちゃんと切れてないだけでハズレ。

残るは最後にピティビエ会場に現れた母のみ。。
姉妹二人は“もしこれで全員外れたら、もう1ラウンド戦える?=もうひと切れ食べれる?!”という期待でいっぱい。。


しかし、どうしたことか姉妹の期待はことごとく外れ、
結局母が今年の幸福を手に入れたのでした。

中には約2センチ角の貝の上に座った きれいなマーメイドが入っていました。
(祖母はどうしてもそのマーメイドが観音様にしか見えないらしく
“貝と魚の上に観音様が乗っとる”と感動していました。)

そして、見事王様となり、1年の幸福を約束された母は
紙製のかんむりをかぶらせてもらってなんだか優雅に
残りのティータイムを楽しんだのでした。