勝てません♪

毎週月曜と第三日曜は勝手ながら定休日とさせていただいています。
ということで、昨日は週に一度の休日・・
早めに起きて出かけるつもりが、やっぱり早く起きれなくて
寝ぼけ眼で朝食に向かいます。

ひとり食事をしていたら、いつものとおり忙しそうに
家事に奔走する祖母がやってきて、お皿を食器棚にしまいながら
今朝見たテレビについて話してくれました。

「富司純子さんがね、飼っとる犬３匹を連れて散歩に行くんじゃが
電信柱のとこで３匹が思い思いに走り回るもんじゃけぇ、
こんなんなって こんなんなって・・！！！
３匹と富司純子さんが電信柱にからまってね。
“私は今度から犬は２匹しか連れて出ませんけぇ！！”って言っとった。云々・・」

寝ぼけてここがどこかもイマイチ理解できていない孫を相手に
身振り手振り、全身で女優富司純子さんの慌てふためく姿になりきる祖母。
遠目に眺めながら、
“可愛い人だなぁー・・今の私がどう頑張ったって
こんな可愛い人にはなれないだろうなぁ～”

と、素直に白旗をあげた休日の朝でした。

祭りだ～ぃ♪

今日は町内の秋祭り。
お昼過ぎからはっぴを着た人が集まりはじめ
神輿を担いだ町の人々が元気の良い掛け声と共に
町内をねり歩きました。

ベビーカーに乗った赤ちゃんもかわいらしい はっぴ姿。
壬生のファッションリーダーこと壬生じぃじは
お宮の総代さんなのでスーツをキチッと着こなして。

爽やかな秋晴れの下、とっても賑やかで楽しいお祭りとなりました。
町中のみんなが浮かれて楽しそうでした。
私達は神輿が廻ってきては店先に出て応援
今年一年も収穫に恵まれ健やかに過ごせた事に感謝です。

ちなみに、私達は“お祭り”ということで
日ごろの感謝を込めて、お世話になっている方にパイを焼きました。
ちょっと贅沢なマロンパイです。
焼き立てをざっくり食べてもらえるよう、
祭りがひと段落して落ち着いた頃
持って参じることにします。

ショーケースに釘付けのお客さん。

朝、開店の準備をしているとき、
ケーキのショーケースに見たことのない物体が引っ付いていました。

木屑？ほこり？

とにかくなんだかゴミの結集みたいな丸い物体。
わぉ～衛生第一のお菓子屋が なんたる失態！！
即座にふきんで取ろう・・としたらポロリと落っこちて探しても見当たらない。

腑に落ちないけれど、仕方ない。
朝の忙しいこの時間に消えたゴミと戦ってる暇はない。

厨房に戻りケーキ作りを再開。
数種類できたのでショーケースに並べに行きました。

すると・・

あ！また居る！
次こそは取ってやる！

意気込んだけれど、ちょっと待って。
なんでこんな変なゴミが２度もショーケースに？
(写真ではわかりにくいんですが、ちょうど ど真ん中の5mm角の丸い物体）

しばらく考えてしっかり覗き込んでみたら・・

　　　　虫？

店主を呼んで一緒に観てみました。
店主いわく、
“これは天然記念物のミノ虫君の赤ちゃんじゃなぃ？”

あ、そっかぁ、幼い頃は登下校時に頻繁に見たミノ虫も
今じゃ天然記念物と言われる世の中。
千代田はまだまだ自然が健在です。

小さなミノを優しく指でつまんで
自然の中へ勢いよく帰してあげました。
ぽーーーーーーん！とね

太陽の花

濱本 豊さんの油彩画 リニューアルです。

今回もがらりと風貌を変え、魂のこもった作品。

モチーフは前回同様“花”です。

繊細とダイナミックを兼ね備えた

素晴らしい濱本ワールドを是非お楽しみください。

緊急告知

本日、店主の密かに淡い思い入れにより

ｓｗｅｅｔなベークドチーズケーキタルト

ショーケースに並びます。
素敵な思い出なんかと共に
召し上がっていただきたい
素晴らしい逸品です。

（間もなく切り分けてお出し致します。）

今日の顔

なんとなく困り笑いでしょうか‥

暮らしの彩り展

2006.10.20（金）～10.23（月）
10：00～17：00
三田風月堂となりの山尾永寿堂（普段はようかん屋さんです）にて
期間限定のギャラリーが開催されます。

トールデコラティブペイント：堀川由紀子
陶芸：野田郁子/かぐ耶
糸・いとおしむ：長神乃笛

10.21（土）オープニングコンサートとしてバイオリンとピアノのコンサートが催されます。
19：00会場　19：30開演
チケット：￥1500

このコンサートでは三田風月堂のスペシャルデザートも登場予定。
130年もの歴史のある山尾永寿堂の素晴らしい空間に響き渡る秋の奏をぜひお見逃しなく♪

※要予約制ですのでお早めにご予約ください。
お問合先
堀川由紀子　0826）54-0371
野田　郁子　0826）55-0270
山尾永寿堂　0826）72-2025

太陽の花

先日、ハチノス展で注目を浴びた濱本 豊さんの新作

　　　　　　“太陽の花”

三田風月堂店内にて飾らせていただいております。
今週末には次の作品と入れ代わる予定なので
まだご覧になられていない方、ご興味のある方は
是非この機会にご覧ください。

出張 魯瓶茶房

いつもどおり仕込をして、お昼休憩を・・
ちょっとひと休み。の時間になにやらお店が賑やかに。
どうしたもんかと思ったら知合いの方がいらしてました。

　　なぜか厨房内に。

これはただことではない・・？！
厨房に視察に入った私の前では手際よく
何やら中国茶の用意がされ始め・・・

優雅な午後のティータイムとなりました。
名づけて『出張 魯瓶茶房』
この方、中国茶などの食材を現地まで買い付けに行く
こだわり屋さんとは聞いていましたが
アウトドアの時にでもそれらを楽しめるよう、
携帯用のコンロやお茶道具を持って出かけるそうです。スゴィ・・

できたての栗の渋皮煮をお供に、
素晴らしく薫り高い清純な高級中国茶をいただきました。
仕事をしながらだったけれど、美味しいお茶をいただくだけで
時間の流れが確実に美しく流れること、
作業の手が軽やかに進むことに感動を覚えながら
その後も調子よく仕込みがはかどりました。

工場見学

先日、店主が仲間たちと連れ立って
西区商工センターにある カルビーの工場に工場見学(と言う名の観光）をしに行ったようです。
新しい工場で、一般の人が工場見学しやすいように建てられた屋内は
スタッフの方のわかりやすい説明と、
今まさに作られている“見慣れた”スナック菓子！
そして出来立てのスナックを試食したりもでき、
菓子製造の過程から 会社の歴史、梱包袋の表示のヒミツ解説まで！！
「カルビーのお菓子にかんするいろーんなことを知ることができて とっても楽しかった！！！」

と、店主は満足気に話していました。
そして、あの施設はある意味 貴重なアミューズメントパークだ！と言っていました。

たしかに。“アミューズメントパーク”と名づけ
それ一本で展開を図る経営困難な施設が多々ある中で
製造過程を見学できる工場は、本業の製造をやりつつ
一般の人達に見学してもらい 工場のことをより知ってもらう、
より会社への知識と興味を高め、親近感を育む！社会が活性化していく！！
なんて一石二鳥 且つ なんて粋なアミューズメントパークでしょう！

ってことで、お土産のスナック菓子袋を嬉しそうに抱えている店主を見ながら
私も友達を集めてカルビーに工場見学の予約しなきゃな、と気持ちを密かに焦らしました。

ちなみに、店主曰く
「今度はお好みソース工場の見学がしたい・・」