今日の三田風月堂。

2013年08月28日 | 日記

だんご焼きと どくだみ茶作り。

(一体うちのお店って何屋さんなんでしょうね?)

 

だんごは 明日のRCCラジオ「日々感謝。ヒビカン」(12:00~生放送)で食べてもらうもの。

(明日のヒビカンは、今度 開催される“お月見コンサート”についての特集だそうで、

そのお月見コンサートで登場する“お月見団子”を おやつにおしゃべりする、とのことです。)

 

お茶は、自家用。

どくだみって浄化作用があったり、美容にとても良いらしく、

今日は関東から親戚が遊びに来てくれているので、店主がほうじました~。

豊かな大地でのびのび育ったどくだみは 焙じるとなんとなくハーブみたいな、甘い香りがします。


ダチョウの卵 カステラ

2013年08月27日 | 新作情報

朝、三田風月堂に出勤する為に千代田I.Cを降りたところで

木々の先端が紅葉しているのを見つけました。

こちらはずいぶん空気も澄んで心地よい風が吹く、

今が一番良い時期かもなぁ、(と、年中思っている気もしますが・・)と深呼吸。

 

深呼吸して気持ちがすっきりしたところで本題です。

大きな大きなダチョウの卵で やーほんっと美味しいカステラができました。

きめが細かくてもっちもちで、本当に美味しい。

草原の草を食んで育ったダチョウの卵なので、カステラの生地も澄んだ白色です。

味わい深くて繊細で、素晴らしい素晴らしいカステラの出来栄えに、作った私たちは深く感動しております。

・・・しかし、オモシロ半分で・・ぐりとぐらにでもなったつもりで作ってみて、

いざ皆様にご提供するために原価計算をしたところ、

北斗の拳にとどめをさされたみたいに吹っ飛びました。ひでブッ!!

要は卵だけがいつもと違うのですが、、、、

普段私たちはスーパーで売ってある卵の2倍ほど値の高い優秀な卵を使っているのですが

このダチョウの卵はそれのなんと7倍の値段!

ってことはスーパーで売ってある卵の じゅ、十四倍!!

ということはこのカットされたカステラのお値段は な、七百円?!!

キャー銀座ー!!

(都市圏の高級スナックでなら使ってもらえるかな?というイメージ。というより銀座にスナックは

あるんですかね?歌舞伎町?こうなればどうだっていい。)

むむ、しかしここは広島県の片田舎北広島町千代田。

700円はさすがにありえないので、¥263(250)で販売させていただこうと思ってます。

キャー切ない・・“あとの祭りプライス”とでもいいましょう。

ホールもあります。北広島町でダチョウの卵で作ったスウィーツを味わえるチャンスはなかなかないので

ぜひぜひお客様も我々と同じように“オモシロ半分”で召し上がっていただきたいと思います。

オモシロ半分で買ったわりにはびっくりするほど もちもちで美味しい感動に出会えるはずです。

(次の記事に続く)


おまけ ~ダチョウの卵 カステラレポート~

2013年08月27日 | 日記

みなさん、ダチョウの卵、ご覧になったことはありますか?

大きいんですよ、そして重い!

鶏卵と比べたらこんな感じ。まるで親子です。

そのダチョウの卵を手にした私達は、興味本位、オモシロ半分、ダチョウフェスみたいな浮かれ気分にて

重さを量ったり、味や粘度などの内容を調べたり。

あまりこまごまと書くとうっとうしいので、サラッと書くと、

このダチョウの卵の内容量は鶏卵の内容量の ざっと20倍です。

いつも仕込みの時にせっせと何十個も鶏卵を割っているけど、

このダチョウの卵なら ポカンポカンと2個ほど卵を割ってしまえば計量が済むのかー!楽でいいな、という感じです。

さて、このダチョウの卵をコツコツとかなづちで叩いて・・・

丸くひび割れさせたところで はさみで中の膜を切っていきます。

こうなったら外科手術です。

そして、

黄身が割れないように気をつけながらボウルに流しいれて、黄身と白身を分けました。

黄身。デカッッ!!見るからに粘度があって、お正月に飾る鏡餅の下段によく似てます。

 味はとにかく濃厚。生卵なのに、鶏卵で作った“温泉卵”の黄身の味にそっくりです。

 

ここまで研究熱心に調べて分けてみたけれど・・さて、何を作ろうかしら?

と、思いながらコーヒーが登場したのでブレークタイム。コーヒーを飲みながら考えました。

そして答えはすぐに出ました。

大きな卵と言ったら・・

ぐりとぐらのカステラ!

彼らは、道ばたに落ちていた大きな卵で、森じゅうの動物たちと 食べてもあまるくらいの大きなカステラを作るのです。

よし、これだ!すぐさま取りかかります。

大きな大きな鍋に材料を入れて混ぜ、

従業員Mちゃん特製の大きな大きな型に流し込んでオーブンへ!

そして待つこと1時間。遂にタイマーが鳴りました。

            ジャジャーン!!

香ばしい香りとともに ほよほよしたカステラがオーブンから出てきました。

森の動物たちの歓声が聞えます「わぁーおいしそう!」 (妄想ですが。)

生地は もちもちでキメが細かいので切るとすぐダマになって大変でした。

 技術のある店主の技量の賜物です。無事、きれいにカットされました。

試食したカステラは 弾力のあるもちもち感で、はちみつのやわらかな香りと

深い味わいが最高に素敵。感動の美味しさに仕上りました。

 

ダチョウの卵なんてそうしょっちゅうは味わえないシロモノなので、

(なんといっても想像を絶する美味しいカステラですし!)

このダチョウの卵カステラ、数量限定で販売することに決定しました。

ホールサイズも作ったので、おもたせ にもぜひどうぞ。


千代田せんべい今だけSALE!

2013年08月23日 | SWEETS

千代田銘菓として 70年来愛され続けてきました千代田せんべい。

この度 残暑お見舞いを兼ねてSALEいたします。

普段は一袋(2枚入り)が¥200(税込み)なのですが、

今だけ一枚35円=一袋(2枚入り)が¥70(税込み)です。

これは 商品になれなかった落第生の“めげ かけさん”たちと同じお値段。

言ってみれば“捨て値”で「えぇい!」とご奉仕する感じです。

もちろん中身のお味は70年の味わいを感じる香ばしく豊かなお味です。

このガラス瓶に入っている分だけのSALEなので

気になる方はぜひこのチャンスにどうぞ。


残暑お見舞い申し上げます。

2013年08月20日 | 日記

暑い、やはり・・暑い・・

こう暑い日々には もらって嬉しい乙な贈答品なぞ考えてみたりするわけです。

食べて直接身体が冷える効果なんかは もちろんないのですが、

こういう時期に いただく品物が

「あ、なんか良い。」とか

「わ、素敵。乙だわ。」なんていう贈りものだと

心がしゅっとひきしまったり、スタイリッシュに精神レベルが上がったり、、

そういうのってありますよね。(わかりますかね?)

ま、ま、そういう品物を和洋関係なく(日持ちするものしないものも関係なく)

私なりに ピックアップさせていただきました。

ま、ま、ま、ま、ご覧ください。

『残り少なくなった夏の乙なの その1』

わらび餅。

水まんじゅうも乙なんですがー、

わらび餅の蒸したてほやほやぷるるんとした食感。

よみがえりの水と本蕨粉、それに世羅町の香ばしいきな粉で作ったわらび餅。

水まんじゅうほど脚光を浴びてないのに、いつも日陰でキリリと佇む・・

今日はなんだか わらび餅押しです。

 

『残り少なくなった夏の乙なの その2』

これは仕入れ商品なんですが、お抹茶によく合う お乾菓子です。

口に入れると やわらかな甘みとともに静かにとけゆく感じが

ツクツクボウシの鳴き声にも似ていて、

残暑が似合う乙な子だなぁ、、と思ってしまいます。

 

『残り少なくなった夏の乙なの その3』

このあいだまで涼しげな金魚柄のお箱に入れていた“甘夏みかんのバターケーキ”

限定の夏箱がなくなったので、みかん色の円筒箱になりました。

お客様の反響とリピートが夏の太陽の様にギラギラしている

この夏の大人気商品です。

 

『残り少なくなった夏の乙なの その4』

この時期特に美味しい米粉餅。

ありがたいことに、今年 夏ギフト(御中元&お供え&手土産)として

たくさんのお客様に重宝していただきました“花田植”。

ひやして しっとりと召し上がっていただきたい 乙な三田風月堂代表作です。

 

『残り少なくなった夏の乙なの その5』

本日のスペシャリテ ~ももの森~

ふんだんに盛られた桃に、カスタード、生クリーム、ジェノワ生地

それにハーブのジュレをよそった桃のスペシャリテ。

お値段も うちの洋生菓子の中でダントツに高い¥525(tax in)なのですが

人気もダントツ。そしてリピート率もダントツ。

暑い時に 生クリームみたいな暑苦しいもの 食べたくない!という声は

2012年で終わったのか?というくらい人気。

暑いときほど欲しくなる、桃のジューシーな盛り(森)です。


絵本の値段

2013年08月14日 | 日記

子ども達がばあばと 図書館に行って絵本を借りて帰ってきました。

絵本って結構お値段するんだっけー?なんて思いながら絵本の裏を見てびっくり。

この本

お値段は…

5800円!

この本は

お値段…

ぎょぎょ!!9800円!!

ど、どれも高価な本だ…と思いきや、、

大きな大きな読み聞かせ絵本でしたー

こういう特殊な本も借りれるから、図書館って楽しいですよね!