Happy Halloween!!

2011年10月31日 | 日記
今日で10月が終わり!

ということは、今日はハロウィンですね。
私(妹の方です)が住んでいる辺りでは今日はハロウィンパーティが開かれたりで
たくさんの人が仮装して楽しい夜を過ごしていますが・・

我が家も負けずに1歳の娘を仮装させて だはははは!!の大笑い。盛り上がってます。
(“仮装”と言っても父親の大きな黒いタートルネックを着させ、
私の大きめの帽子をかぶせたら、もう立派なチビ魔女子です。)

しばらく前まで、ハロウィンなんてしなくても日本にゃ立派な“お盆”というモノがあるのだ!
なんてアンチハロウィン説(大和魂?)を貫いておりましたが、2,3年前からハロウィンを取り入れ、
今じゃ10月にもなるとハロウィン一色だった 浅はかな三田風月堂ですが(笑)、、
今年は店主(姉)のフランス研修により流れてしまいました。
お店でしないとなると どこか淋しい気がして、家にまで異文化ハロウィンを持ちこんでちゃっかり楽しんでおります。

要は 日本人って、祭り好きなんですよね。
まぁ、楽しくてハッピーに、その日一日を特別大切に過ごせるならいいじゃないか!ということです。

しかしながら、我が夫が“Trick or Treat!”って玄関でひと叫びして帰ってくることを期待して
お菓子まで買いに行った私ですが、期待に反して何事もなく
それどころか「“Trick or Treat”ってなに?」とまで言われる始末。
あぁ、ここはやっぱり日本なのよね、と我に返ったのでした。
(今考えてみたら、玄関でひと叫びされる方が 怖いかも?!)


さて、明日で11月。ということは、そろそろ店主が研修を終えて帰国するはず。

その後、11月15日の三田風月堂営業再開に向けて仕込みに入り、15日にはすっかり元通りでお店再開!
の予定です。
(11/15以降のお誕生ケーキ等のご予約は、電話のみで11月から承ります。)
そしてクリスマスケーキのチラシを兼ねた 営業再開のお知らせを11月13日の新聞朝刊で折込ませていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

では、もうしばしお待ちくださいませ~

パリの第一日曜日 vol.3

2011年10月12日 | Weblog
さて。なぜ第一日曜日を取り上げるかというと。
これまた、フランス人の文化力、芸術力をより深いものにしている所以じゃないかと思うこと。
毎月、第一日曜日はパリ中の国立の美術館、博物館(こちらでは総称してミュゼという)が
無料解放されるのです!!!!
ルーブル、オルセー、オランジュリーなんかの大規模なものから
こじんまりとしたテーマ別のものまで、
作家の数だけ美術館、博物館があるんじゃないかというくらい多くのミュゼが全て無料。
なんということ!
さすがに、ルーブル、オルセーなんかは、入場するのに行列3時間待ちっていう事もざらなので、
あきらめて…とは言え有名なロダン美術館に行ってきました。

夕方目がけて行ったら少しは人が少ないかと思いきや、
なんとなんと私たちと同じ考えを持った夕方組がぞろぞろ。
閉館1時間前というのにすごい人の数。
美術館に入ってみると庭園が広く開放的な空間で、人の多さもあまり気にならないし、
あちらにもこちらにも、ロダンの作品が展示されていて、
庭園だけでも見応えあるステキな美術館。





建物もおもむきあるなぁと思って後から調べてみると
「ロダンが死後、作品を国へ寄贈する事を条件に暮らした18世紀建築の邸宅。」
だそうだ。

おかげで、無料で拝見できております。ありがたや。

ロダンといえば「考える人」
もちろんじっくり鑑賞してきました。
以外にも大きな作品でその迫力にビックリ。


ロダンの他の作品を見ていて思わずにはいられない事は、
彼はじっとしている人を彫刻にいているのではなくて、
常に彫刻で動きを表そうとしているんではないかと思う。
筋肉の捉え方がとても緻密なのだ。

考える人は、ただただ、じっと考えているのかと思っていたけど、
どうも座ってるにしては足の筋肉に力が入りすぎている。
すると、同じように隣でじっくり見ていた知り合いが、
「あぁ!考える人は今から立ち上がろうとしてしてるね!」と、言った。
たしかに!なるほどそうかもしれない。
あの足の筋肉、あの足の位置、あの腰の位置。
立ち上がろうとする人のようにしか見えない。
(これは全くの私たちのとらえかたですので、あしからず~。)

考えていた人が今、立ち上がろうとしている

そう思って「考える人」をもう一度みて見ると、これは何とも希望に満ちている彫刻ではないですか!
何かを思いついたのか、それとも立ち上がってまた考えるのか、分からないけど、
日々考える事が多い私には、
「考える人」が、ただずっと考え込んでいるだけではない。という感覚がとても嬉しかった。

芸術に触れるという事、本物を見るという事で、発見をしたり自分と向かい合うことが出来て、
改めて素晴らしいことだなぁと感じました。

パリの第一日曜日 vol.2

2011年10月10日 | Weblog

日曜日と言えば、おもしろいのが公園。
ふらりと立ち寄ったリュクサンブール公園という大きな公園で、パリっ子たちが、思い思いに体力づくりをしているのですが、そのやり方が半端じゃないのです。本気なのです。
本気でランニング。したがって激走してるのです。
しかも、数人どころの騒ぎではなく、何十人も!
まるでマラソン大会。
「どうせやるなら、全力でする」というのがパリっ子らしく、
ゼーハーしたり、フラッフラになってるのに、みんなめっちゃ汗かいて走ります。
うっかりランニングコースを横切ろうもんなら
『パルドン!パルドン!(失礼!ちょっとどいて~)』の嵐。
中には、ベビーカー片手に押しながら、激走するパパとかもいて、てんやわんや。


写真にはあまりたくさんの人は写ってませんが。



走る人々に気をつけながら、公園中ほどに入っていくと、
テニスコートや卓球台まであり、テニスや卓球、バトミントンをしていたり、
我流の体操をする人、太極拳や、ヨガ、合気道的なのをしてたり、
よく見ると、4人くらいで輪になってゆっくりパンチし合ったり、蹴り合ったり…
もはや何をしているのか分からない人たちもいておもしろすぎる。


ブラスバンドがどこかで演奏しているが、公園が広すぎて姿は見えない。

公園の中心部には噴水のある池があり、おもちゃのヨットを浮かべて遊ぶ人がいる。

子どもが駆け回り、ベンチに座ってランチする人がいたり、
ピクニックしたり、散歩したり、読書したり、何もせずにボーっとしたり、
それぞれの時間を楽しんでいる。

フランス人は休日の過ごし方が、とても豊かだと思う。



ちなみに、こちらはフランスのスズメ。


パリの第一日曜日 vol.1

2011年10月07日 | Weblog
いろいろな出来事を書き溜めてしまっているのですが、
9月第一日曜日、私がフランスで初めて迎えるパリでの日曜日の事をお伝えしなければ!

念願のマルシェにいってきました。しかもビオマルシェ。

ビオマルシェは、有機栽培、体に安全のBIO認定を受けた商品が多く出るので、安心して買い物が出来るのです。
ビオ認定されてないものよりちょっと割高だけど、スーパーで買うより断然安くて、新鮮なのです。しかも、パリは出店数が多いのだそうで。
期待に胸を膨らまして会場につくと、まさにテレビや雑誌でみたことある~!ってな具合の、
夢のようなマルシェの光景。
向かい合わせで立ち並ぶ露店には色とりどりの果物、鮮やかな花々、見た事もない野菜や肉類、




そしてチーズ。手作りのヨーグルト、バター、搾り立ての牛乳。ハチミツ屋さんにパン屋さん、スパイス専門店、総菜屋さん。精油や、石けんまでも売ってあり、何かの祭りじゃないかと思うくらい。







とにかく目移りしてクラクラする程の出店数と品揃えなのでした。

パリに住んでいる知り合いと、このマルシェを見てまわったので、マルシェの商品見極め方、買い方、あれこれを教えてもらったり、見た事ない食材の食べ方を店の人に聞いてもらったりして、マルシェを楽しむ事が出来ました。
とにかく、フランスは思っていたよりも、食材が豊富で、食材一つひとつの持っている味が濃い。
なんだかエネルギーを感じるのです。
まだ調理されていない食材だけでも、フランス食文化の深さと幅を見せつけられたような。
いやはや衝撃の国です。
あっという間に数時間が過ぎて、お腹がすいたので、クレープ屋台で、フランスで食べたかったものの一つである、 

焼きたてガレット(そば粉で作ったクレープ)にハムとチーズをいれたものを購入。

本当においしい。
なぜこんなにハムとチーズが美味しいのか?  謎です。
あぁ。この味、どうにか日本でかなわぬものか…。