生き別れたパートナー

2006年01月06日 | 日記
店主の車のキーには、チェブラーシカというロシアから来たキャラクターのぬいぐるみがついていて、そのほかほかした身なりや切なそうな表情が、調達で疲れた店主の心をいく度となく癒してくれていました。

しかし先日、大雪の日。
相変わらず調達に出た店主がなんとも悲しい顔で帰ってきたと思ったら
“チェブがいなくなった・・”
と、言うのです。どうやらどこかでキーとチェブラーシカをつなぐチェーンが切れたみたい。
店主の良きパートナーだっただけに、私も家族も胸を痛めたのでした。


さて、雪溶けがだいぶん進んだ今日。
厨房の窓を大きく開けて母がなにやら叫びました。
“凍死寸前よ！”
店主とふたり、駆けつけてみると、
そこにはカチンコチンに凍って半分ほどの細さになってしまったチェブラーシカが！

雪の中で寒さを耐えしのんできたチェブラーシカは
その後すぐに店主の手でほっかほかの湯船につかり体を洗ってもらい、
もとのほかほかほんわりちゃんに戻ったら、いつもの場所にスタンバイして
あらあら、とってもご機嫌なご様子です。