
映画館が開く10時半よりもちょっと
前に着いて、並んでしまいました

でもそんな心配は不要でした。
連休の最中だし、どうしても
観たい人は既に先月に観てい
るのでしょうしね。
何潤東が台湾で歌手デビューを
果たした翌年に製作された映画・
主演デビュー作。
両親の愛情を一身に受け育った、心優しい青年・阿心(小心)とお酒と薬に溺れ、
刹那的に生きる少女・阿真のラブストーリー。
「誰だって好きで生まれてきたわけじゃない。」「自分を変えるのは自分でしかない」
自分から逃げている阿真がまっとうな生活を送って欲しいと、とことん付き合う阿心に
ジーンときてしまいました。
阿真のお兄さんも妹思いの温かい人で錢嘉樂(チン・ガーロッ)がいい味出しています。
ストーリー全体に『真心』が溢れていて、何度も繰り返し見たいなあと思ういい作品でした。
香港映画好きな人にはたまらない1本なのではないでしょうか。
香港の街があちらこちら出てきて、久しぶりに行きたくなってしまいました。
何潤東の日本での人気からかDVDが発売されているようで、何とも嬉しいです。
彼の話す廣東語も新鮮でした。柔らかなでいいですね。
そうそう阿心が映画館で「恋する惑星」を観てるシーンにくすっと笑ってしまいました。