試写会に当たるのは2009年3月の「赤壁 決戦天下」
以来だと思う。先週試写会に誘ってくれた友人に声を
掛けて、DVD発売記念特別試写会に行ってきました。
2010年の春節、バレンタインデーに中国で公開され
大ヒットした「
全城熱恋」。
記録的な猛暑が続く夏の日に展開される男女5組の話。
張曼玉がゲスト出演していて、スクリーンは6年ぶりなの
で、出演シーンを見逃さないようにして観ていました。
香港や台湾の映画を観る人にとっては、知っている俳優
が次から次へと出てきて楽しいんですけれど、あまり馴染
みのない人には、こういったオムニバスはつまらないかも。
香港、深圳、北京などを舞台に何気ない市井の人々の日々の生活の中に夫婦や親子の絆に
笑いやほろりとさせる話を織り交ぜながら描くストーリーに香港の雑踏がすごくマッチしていました。
エンドロールではジャッキーのノリノリの歌に合わせて、出演者やスタッフなどの表示が伸び縮みしたり、飛び跳ねたりと面白い趣向が凝らされていました。
香港での公開は2月18日
<キャスト>
張学友(ジャッキー・チョン)、劉若英(レネ・リウ)、
謝霆鋒(ニコラス・ツェ)、徐熙媛(バービィー・スー大S)、
呉彦祖(ダニエル・ウー)、徐若瑄(ヴィヴィアン・スー)、
井柏然(ジン・ボーラン) 、楊穎(アンジェラベイビー)
段奕宏(ドアン・イーホン)、付辛博(フー・シンボー)、詩雅(ミシェール・ワイ)
恋する魚が居るんですが、オスの魚:黒人(Hei ren)、メスの魚:容祖儿
他にも劉家輝(ラウ・カーファイ)、何琢言(ハー・ジュオイェン)、余文樂(ショーン・ユー)、
Twinsの蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)
まさに“暑い暑い夏に生まれる恋の物語”って感じのお話でした。
ブラックビスケッツで紅白に出ていた
頃から10年余り経っているけれど
全然変わっていなくて、とっても
キュート
なヴィヴィアン・スー。
彼女の広東語、初めて聞きました。
男手ひとつで娘を育てる元運転手を
扮するジャッキー。娘に「お父さん、
時給いくら?」って聞かれて、答えに
詰まってしまうシーンにうるっとして
しまいました。迷った挙句「50ドル」と
答えたら、娘が「お父さん、30ドル
頂戴」って。いつも仕事に忙しいお父
さんに学校の発表会に来てほしくって
自分が貯めた小銭20ドル分と足して、
“お父さんの1時間は私のもの。発表
会に来て下さい”と置手紙をして学校へ
行く娘。いじらしくって可愛くって
。
まず髪型に目がいきました。
バービィー・スーというと長い髪が彼女の
トレードマークだから。
颯爽とバイクを乗りこなす姿が意外で
そしてすごく格好良かったです。
彼女の広東語も聞くの初めてだったかも。
アイスキャンディー売りの青年が想い
を寄せる女子工員シャオチー。演じて
いるアンジェラベイビーは日本でも活
躍しているファッションモデルだそう。
オフィシャルサイトなどを見て
。
役のイメージと全然違う人で、逆に演技
が上手いんだなあと思ったのでした。
監督は陳國輝(トニー・チャン)と夏永康(ウィン・シャ)。
夏永康は王家衛監督の作品「ブエノスアイレス」のスチール写真起用で一躍有名になった写真家
でこの映画が初監督作品となるそうで、張学友と謝霆鋒は安い出演料で、ゲスト出演の張曼玉は
友情の証ということでノーギャラ条件で出たみたいです。(
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