会社お休みもらったので、朝から映画を観に行って、
結局3本も観ちゃいました。
どうしても吹き替えではなく字幕版が観たくって、
朝一番の回で「B型の彼氏」を観ました。
アイドル映画としては上出来の作品だと思います。
学生時代読んだファッション雑誌に『血液型別恋愛の
傾向と対策』みたいなものが取り上げられていたし、
この手のテーマは日本人でも馴染みがあるんじゃない
かな。気楽に観て、楽しめる作品でした。
その後、「忘不了」を観ました。
見通しが甘く、上手くいく訳ないのに「自分の力で」と意地を張り、
結果的に周囲を振り回して、かなり迷惑なセシリア・チャン演ずる
シウワイに最初は感情移入出来ず。。。
彼女、経済的に立ち行かなくなって、追い詰められていく姿を上手く演じていました。
それにしてもこの作品でもラウ・チンワイがいい味出しています
映画のラストにセシリアが歌う主題歌が流れ始めたら、じわーっと涙が込み上げてきて
好きで好きで、朝も夜もその人のことを思い出してしまうくらい好きな忘れられない人。
忘れられないけれど忘れないといけないと悩んでいる思いを切々と歌っていて、
歌詞にじーんとしちゃうんです。公式HPを開くと主題歌が流れてきますので、
雰囲気が伝わるかなあ
シンプルな作品なんだけれど、力強い圧倒されるパワーを感じました。
観終わった時、私ももう一度頑張ってみようって、元気になれました。
香港でミニバスに乗ったことが2回あって、その時に触れた地元の人たちのバイタリティ
溢れる様子を思い出したりしました。また香港に行きたくなっちゃった。映画館を出たら16時過ぎだったのですが、
このまま家に帰るのも。。。と考えてしまい、
「無極」を観てしまった
いろいろ突っ込みたくなる箇所も沢山ありますが、
映画自体は艶っぽい『情』がスクリーン一杯って
いう感じを受けました。
この作品は、ニコラス・チェーがポントですね。
憎らしいくらい性格悪い無歓を冷たい美しさで終始演じていて、彼の演技をまじまじと観たのは初めてかも。最初の段階で分かっちゃったので、執拗に傾城を追い詰めていくところが、ちょっと可愛くも思えました。
あとストーリーが進むごとにチャン・ドンゴン演じる昆崙が賢くなっていくんですよね。
生きる術というのか知恵というのか。悪い意味じゃなくって、今まで奴隷として将来に何の望みもなく、ただ生かされているだけだったのが、真田広之演じる光明に見出され、一人の人間として扱われるようになって、生きることに意味を見出していく感じ。生に執着する気持ちが他の人よりも強かったから、最後に機転を利かすことが出来たんだと思うし。
まあ同郷の鬼狼との出会いも影響しているんだろうけれど。
韓国での「無極」記者会見を見ていて思い出したのが、「2046」でカンヌに行った時に
記者会見に出ていた木村拓哉。
テニスのマルチナ・ヒンギスがインタビューで聞かれることを想定して、英語で答えられ
るように訓練したことやF1のミハエル・シューマッハーがデビューする前に英語をマスター
するように努めた話を記事で読んで、コミュニケーション手段を習得することって大切なんだと改めて思いました。