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Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「裏切りのサーカス」

2012-11-30 23:20:15 | 映画
会社帰りに最終20時05分~の回を観てきました。

ジョン・ル・カレ原作の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を映画化したもの。
英国諜報部に潜り込んだソ連の二重スパイ「もぐら」の存在を知りうる実働部隊の2人。ひとりは
ブタペストでボスのコントロール作戦を失敗するジム・ブリトーで、もうひとりはボリスという
スパイの動向を探るためイスタンブールに派遣されたリッキー・ター。そこに政府の情報機関
監視役であるオリバー・レイコンより「もぐら」探しを命じられたスマイリーの話が加わり、3つの
ストーリーが同時に進行するものだから、途中から頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいました。
しかもロンドン、ブダペスト、イスタンブールと何処もどんより曇り空のため、
景色だけでは区別がつかず、ぼーっとしていると話に置いて行かれてしまって
せめて「もぐら」と目される4人の幹部の名前と顔くらいは事前に頭に入れてから観に行けば
良かったかも。。。と思ってしまいました。何度も繰り返し出てくるホリデーパーティーのシーン
にいろんな手がかりがありそうな気がしました。DVDでもう一度見ようかな。

ベネディクト・カンバーバッチ目当てで観に行ったのですが、ゲイリー・オールドマンや
コリン・ファースをはじめ英国の俳優たちが勢ぞろいといった感じで見ごたえがありました。
スーツやコートの着こなしもカッコいいなとか余計なことに目がいってしまうから、
ストーリー展開に付いていけないんですよねぇ
テレビドラマ「シャーロック」で気になったベネディクト・カンバーバッチ。
「アメイジング・グレイス」や「ブーリン家の姉妹」に出ていたんですね。

作中ではテイラーというコードネームを付けられていたヘイドンが「もぐら」とされていましたが、本当のところはスマイリーなんですよね?
違うのかなあ
ジョン・ル・カレは英国諜報部出身で
映画「ナイロビの蜂」の原作もそう
なんですね、知りませんでした。
本作は実際に起きた事件を基に
執筆したそうですね。
原作を読んでみたくなりました。
公式サイト
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「風と共に去りぬ」

2012-11-10 21:00:37 | 映画
『午前十時の映画祭』も来年2月15日で終わり。
上映期間が1作品1週間と短いので、うっかりすると終わってたってことも。
「ゴッドファーザーPARTⅡ」は見逃してしまったけれど、「サウンド・オブ・ミュージック」、
「素晴らしき哉、人生!」、「月の輝く夜に」、「がんばれ!ベアーズ」を観ました。

「風と共に去りぬ」をスクリーンで観るのは2度目。1994年夏、銀座で立ち見した以来です。
2日前にネットで座席予約した際にはそれ程埋まっていなかったのに、当日は満席でした。
初めてこの映画を見たのは中学か高校生くらいの時にテレビの吹き替えで、一緒に見ていた
母に“意地張って素直じゃないと、この主人公みたいにみすみす幸せを取り逃すわよ”と
言われたのを覚えています。自分のことを一番理解し思ってくれていたであろうレットを失って
しまうスカーレットの姿は確かに心に残るシーンのひとつです。

若い時分は『二度と飢えで泣いたりはしませ
ん!』と誓う、このシーンに象徴されるよう
に、苦難をもろともせずに道を切り開いていく
スカーレットの強さに惹かれたものでした。
そして辛い時に呟く『明日考えよう』という言
葉が楽観的で前向きな彼女の性格のように
感じていました。


が、久しぶりにまた観てみると面白いくらいに印象ががらっと変わっていました。
我が強く、周囲を巻き込んで迷惑を掛けても反省をしない人に振り回された実体験からか、
こういうタイプは身近にいると嫌だなあ~と心底思いました。。。
スカーレットって、思いやりが欠如しているんですよね。
スカーレットを演じたヴィヴィアン・リーもかなり上昇志向の強い人だったようで、
彼女自身の生き方も主人公のキャラクターと重なってみえました。

あとアシュリーへの想いを断ち切れずにいるスカーレットの姿が見ていて痛かったです。
何度も告白しては断られているにも関わらず、アシュリーも自分のことを愛していると
いう幻想をメラニーが死んでしまうまで抱き続けたところが考えさせられました。
私も好きになると結構ずーっと好きでいられるので、自分自身を振り返って随分と人生
無駄にしたんだろうなと反省してしまいました。まあ今更悔やんでも遅いんですけれど。

そしてラストでの『明日考えよう』という台詞を聞いて、出来ることなら数年後にでも
レットが彼女の元に戻ってきて、スカーレットを矯正してくれてハッピーエンドに
なればいいのになあと思ってしまうのでした。
コメント (2)
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「屋根裏部屋のマリアたち」

2012-11-09 23:46:49 | 映画
公式サイト
1960年代のパリ。
代々暮らしてきた高級アパルトマンに住む株式仲介人のジャン=ルイ・シュベールは、階級の
壁を飛び越えて、同じアパルトマンの屋根裏部屋に住むスペイン人のメイドたちと親しくなり、
今まで味わったことのない自由を満喫させることになる・・・という楽しいコメディドラマ。
元々は妻が雇ったスペイン人のメイド、マリアの気を引くために屋根裏部屋のトイレを修理
したり、DVに悩むメイド仲間の住居をあてがってあげたりしていたジャン=ルイでしたが、
知らなかった隣国スペインのことを本で読んだり、スペイン語を勉強したり、スペイン語の
ミサに参加したりするようになり、次第に軍事政権が支配する故郷を離れ、異国で懸命に働く
スペイン人メイドたちに共感と親しみを寄せるようになります。
ブルジョア階級に生まれ、仕事で成功してお金も持っている。でも退屈な生活を送っていた
ジャン=ルイは底抜けに明るいメイドたちと知り合って、楽しくイキイキとした毎日に変わって
いきます。一度きりの人生、思いっきり楽しまなくては~と元気になれる笑いと温かい
優しさの詰まったお話でした。

いくつになっても人生をやり直すことが出来るのかも知れない。そのためにはジャン=ルイの
ように自分の階級の壁を越えたり、自分の知らない世界に興味を持ったり(ここでは隣国
スペインの情勢など)することが大切なんだってことを改めて痛感しました。
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「桃姐 a simple life」

2012-11-08 22:01:45 | 映画
公式サイト

香港金像奨で作品、監督、主演男優、主演女優、脚本賞の最多主要5部門を総なめした
ニュースを読んで、どんな映画なのか、とても気になっていました。
9月行った旅博でチラシを見て、公開を楽しみにしていました。(09/22の記事

梁家に使用人として13歳から60年間務めてきた桃(タオ)さん。
現在は一家のほとんどは外国に移住しており、1人残った独身の長男ロジャーの世話をする
毎日を送っていました。ところがある日脳卒中で倒れてしまい、後遺症を気にした桃さんは
退職を願い出て、老人ホームに入ることに。
誰にでも訪れる老いの問題、介護とか人と人との絆とか、そういった普遍的なテーマを
ロジャーと桃さんを中心に淡々と描いた物語。ロジャーの家に集まった同級生が桃さんが入居
している老人ホームに電話を掛けて、電話越しに皆で歌を歌うシーンなど、じんわりと温かい
気持ちが心に沁み渡って、ジーンとしてしまいました。

ありふれた市井の人の日常生活を淡々と描き、その中にくすっと笑えたり、切なくなったりする
エピソードを丁寧に織り込んだ、そういった香港映画も好きで「つきせぬ想い」や「裏街の聖者」
「流星」などを観に行ったことを映画を観ながら思い出したりしていました。
劇中、徐克(ツイ・ハーク)や洪金寶(サモ・ハン・キンポー)、鄒文懷 (レイモンド・チョウ)などが
本人役で登場していたり、芸達者な秦沛(チョン・プイ)や黄秋生(アンソニー・ウォン)らも出演し
ているのも見どころなのかなと思います。

共同プロデューサーに名を連ね、ノーギャラで出演した劉華(アンディ・ラウ)はスターの格好
良さを感じさせない、時に修理工やタクシー運転手に間違えられてしまう、地味な男性をごく
自然体で演じていたし、桃さん役の葉嫻(ディニー・イップ)もどこにでもいそうなお婆さんの
印象でさすがですね。

全編ロケ撮影という本作を通して、香港の養老院の惨状を垣間見ました。
自分の老後のことを考えると暗ーくなりますが、いずれ直面することですものね。。。
何はともあれ、この映画です。
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「アナザー・カントリー」

2012-11-06 22:26:36 | 映画
9月だったか8月だったか忘れてしまいましたが、WOWWOWで
「聖トリニアンズ女学院」(2007)と「聖トリニアンズ女学院2」(2009)を見たんです。
主人公の女子高生が父親の姉が校長を務める全寮制の女子校に転校するんですが、
学校とは名ばかりの自由気ままにやりたい放題、生徒も先生も皆もうムチャクチャで。
学園もののコメディなんでしょうが、あまりのバカバカしさに目が点になってしまう場面も。
主人公の父親とその姉で校長役、2役を演じたルパート・エヴェレットと校長の元恋人で
文部大臣役のコリン・ファースがそのバカバカしいドタバタな話を真面目に演じていて
妙に印象的だったのと久しぶりにルパート・エヴェレットを見て懐かしい気持ちになりました。
最後に映画館で観たのはマドンナと出ていた「2番目に幸せなこと」ですかね。
「プレタポルテ」や「理想の結婚」それから「真夏の夜の夢」も観たなあ~
そんな懐かしい気持ちに浸っていたところにヒューマントラストシネマ渋谷で10/27(土)~
“『第1回語り継ぎたい映画祭』開催!”の新聞広告を目にして「これは行かなくっちゃ」と
思ったわけです。
『アナザー・カントリー』『眺めのいい部屋』予告

この作品はコリン・ファースの
デビュー作なんですよね。
この数年後に公開された
「モーリス」といい、当時は
美青年の世界を描く作品が
ヒットしていたような気がします。
私は「男たちの挽歌」を観て
レスリー・チャンや香港映画に
はまっていった時期なんですよね。

さて「アナザー・カントリー」は1930年代の英国のパブリック・スクールを舞台に
そこに学ぶ学生ちの姿を描いた青春映画です。
綺麗な風景に美少年とオシャレな服装と美しい映像の中に英国階級制度やブルジョア
主義への皮肉だとか社会派的な要素も散りばめられた話になっています。

主人公ガイはゆくゆくは外交官になり、パリ駐在大使になるというエリート・コースを
目指す野心家で、学校を支配する生徒たちの自治会エリート・メンバーに選ばれる一歩
手前で先輩に足元をすくわれてしまい、輝かしい未来が閉ざされてしまいます。
上流階級の選ばれた者しか入学できない全寮制の学校、入学している時点で階級社会に
おいて既に他の人たちよりも多くのものを持っているであろう彼らが学校内で繰り広げる
大人顔負けの権力争い。与えられた権限を活かして尊大な態度をする者、2人を両天秤に掛け
て自分の立場を有利にするように動かす者、我慢のならない相手を引きずり下ろすために画策
する者。美しい風景をバックにドロドロとした話が展開していく、ちょっと怖い映画です。

この「語り継ぎたい映画祭」の上映期間が未定なので、終わらないうちにもう一つの上映作品
「眺めのいい部屋」も出来れば観たいなあ。こちらは好きな映画のひとつで既に何度か映画館
で観てはいますが、映画にもデジタル化の波で、旧作の上映がだんだん困難になりつつある
ので、もう一度スクリーンで観ておきたいなと思うのです。
コメント (4)
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「ファミリーツリー」

2012-10-06 23:44:04 | 映画
連休の初日、品川へセールを見に行った後、新宿で買い物をし、飯田橋のギンレイホールへ。
8月下旬に「アーティスト」を観て以来、ちょっと間があいてしまっていました。

確か4月に行った台北への飛行機だったと思うのですが。エンターテイメントプログラムにあって
ストーリーに興味を引かれて見ようか迷ったんですよね。
ハワイの土地を先祖から受け継ぎ管理している主人公は不動産売却の準備を進める中、妻が
ボート事故で入院し、2人の娘の面倒を看なければならなくなります。お年頃の娘たちに振り回
され、入院している妻は昏睡状態でそう長くはないという状況。しかもつききりで看病していた妻
が不倫をしていたことを娘から知らされ、彼は娘たちと一緒にオアフ島からカウアイ島へ不倫相
手に話をつけに行くのでした・・・。

公式サイト

妻が不倫をしていたことを知り、思わず家を飛び出してしまうシーン。ジョージ・クルーニーの
演技がとても自然な感じで秀逸でした。文句を言いたい相手は昏睡状態で何も喋らない。
やり場のない怒りに対する繊細な演技も光っていました。そして重たい問題を抱え、暗い気分
になっている父親を更に振り回す長女を演じたシェイリーン・ウッドリーも良かったです。

原題の「Descendants」は子孫とか末裔とかいった意味だと思うのですが、ラストシーンで
ソファに父親を真ん中に挟んで娘たちと3人が1枚のブランケットを膝に掛け、アイスクリーム
を食べながらテレビを見ている姿にこの映画のテーマが集約されているのかなと感じました。
主人公は先祖から引き継いできた土地を結局売却しないことにしたのは、妻の不倫相手が
仲介していることが気に食わないのかなあと最初思いました。一族の土地、先祖から子孫への
つながりを再認識し自分たちのルーツを忘れないってことなんですね。
ハワイの音楽や景色も堪能しました。
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「ホット・サマー・デイズ」

2012-05-28 23:07:44 | 映画
試写会に当たるのは2009年3月の「赤壁 決戦天下」
以来だと思う。先週試写会に誘ってくれた友人に声を
掛けて、DVD発売記念特別試写会に行ってきました。

2010年の春節、バレンタインデーに中国で公開され
大ヒットした「全城熱恋」。
記録的な猛暑が続く夏の日に展開される男女5組の話。
張曼玉がゲスト出演していて、スクリーンは6年ぶりなの
で、出演シーンを見逃さないようにして観ていました。
香港や台湾の映画を観る人にとっては、知っている俳優
が次から次へと出てきて楽しいんですけれど、あまり馴染
みのない人には、こういったオムニバスはつまらないかも。
香港、深圳、北京などを舞台に何気ない市井の人々の日々の生活の中に夫婦や親子の絆に
笑いやほろりとさせる話を織り交ぜながら描くストーリーに香港の雑踏がすごくマッチしていました。
エンドロールではジャッキーのノリノリの歌に合わせて、出演者やスタッフなどの表示が伸び縮みしたり、飛び跳ねたりと面白い趣向が凝らされていました。

  香港での公開は2月18日

<キャスト>
張学友(ジャッキー・チョン)、劉若英(レネ・リウ)、
謝霆鋒(ニコラス・ツェ)、徐熙媛(バービィー・スー大S)、
呉彦祖(ダニエル・ウー)、徐若瑄(ヴィヴィアン・スー)、
井柏然(ジン・ボーラン) 、楊穎(アンジェラベイビー)
段奕宏(ドアン・イーホン)、付辛博(フー・シンボー)、詩雅(ミシェール・ワイ)
恋する魚が居るんですが、オスの魚:黒人(Hei ren)、メスの魚:容祖儿
他にも劉家輝(ラウ・カーファイ)、何琢言(ハー・ジュオイェン)、余文樂(ショーン・ユー)、
Twinsの蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)


まさに“暑い暑い夏に生まれる恋の物語”って感じのお話でした。






ブラックビスケッツで紅白に出ていた
頃から10年余り経っているけれど
全然変わっていなくて、とっても
キュートなヴィヴィアン・スー。
彼女の広東語、初めて聞きました。

男手ひとつで娘を育てる元運転手を
扮するジャッキー。娘に「お父さん、
時給いくら?」って聞かれて、答えに
詰まってしまうシーンにうるっとして
しまいました。迷った挙句「50ドル」と
答えたら、娘が「お父さん、30ドル
頂戴」って。いつも仕事に忙しいお父
さんに学校の発表会に来てほしくって
自分が貯めた小銭20ドル分と足して、
“お父さんの1時間は私のもの。発表
会に来て下さい”と置手紙をして学校へ
行く娘。いじらしくって可愛くって






まず髪型に目がいきました。
バービィー・スーというと長い髪が彼女の
トレードマークだから。
颯爽とバイクを乗りこなす姿が意外で
そしてすごく格好良かったです。
彼女の広東語も聞くの初めてだったかも。




アイスキャンディー売りの青年が想い
を寄せる女子工員シャオチー。演じて
いるアンジェラベイビーは日本でも活
躍しているファッションモデルだそう。
オフィシャルサイトなどを見て
役のイメージと全然違う人で、逆に演技
が上手いんだなあと思ったのでした。

監督は陳國輝(トニー・チャン)と夏永康(ウィン・シャ)。
夏永康は王家衛監督の作品「ブエノスアイレス」のスチール写真起用で一躍有名になった写真家
でこの映画が初監督作品となるそうで、張学友と謝霆鋒は安い出演料で、ゲスト出演の張曼玉は
友情の証ということでノーギャラ条件で出たみたいです。(関連記事
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「外事警察」

2012-05-21 23:10:18 | 映画
友人に誘われてNHKドラマ劇場版「外事警察 その男に騙されるな」の試写会に行ってきました。

ドラマを見ていない私でも話には付いていけました。途中、主人公の家族構成はどうなっているん
だろう?とかなんでこんな風な人になってしまったんだろう?といった疑問が頭をよぎったけれど。

怖かったです。何が一番怖かったかというと一般の人間を協力者として外事警察側に取り込み
スパイ活動をさせる、その過程が。協力者は引き込まれたら抜け出すことが不能なくらいに追い
込まれていく様がとっても怖かったです。

「悪い男」でクァク班長役を演じたキム・ウンスも出演していました。
ドンちゃんばっかりに目がいってましたが「オオカミの誘惑」でも先生役で出ていたらしいですね。

試写会では映画が始まる前に“渡部篤郎”の物まねが30分ほどありました。
私の座っている後ろで大笑いしている人たちがいて、振り向いたら関係者の人たちでしょうか
スーツ姿の人たちが立っていました。その中にもしかしたら本人がいたのかな?イベントの
最後に客席の最後尾から私たちの席の横の通路を歩いて、本人が舞台に登場しました。
ファンじゃないけれど、間近で見るとカッコ良かったです。

公式サイト

「外事警察」イベント試写会に“渡部篤郎”が5人も登場!?
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「宇宙人ポール」

2012-04-27 23:19:52 | 映画
予告編を見て興味を持った作品でした。
ただ「未知との遭遇」や「E.T.」といった有名なSF映画でさえ見ていないので、
話についていけるかどうか心配で、結局公開当時は映画館へ足を運ばず。
ギンレイホールでまさか上映されると思わなかったので

サンディエゴのコミコンに参加しにイギリスからやってきたグレアムとクライブ。
キャンピングカーを借りて長年の夢だったUFOスポット巡りに出かけます。
ネバダ州のエリア51を通りかかった2人はなんと本物の宇宙人に遭遇してしまうのでした。
とまどうグレアムとクライブをよそにポールと名乗る宇宙人は英語もぺらぺら、陽気で毒舌でクール。
そんなポールとSFオタクオコンビの掛け合いがともかく可笑しくって可笑しくって。最高
SF映画やコミックなどに詳しい人なら、もっと楽しめるんだろうなあ。

主演を務めたサイモン・ペッグとニック・フロストは脚本を執筆するために実際に2人で
アメリカ西部を旅し、そこでの体験を脚本に織り込んだそうです。

公式サイト

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「家族の庭」

2012-04-13 23:22:39 | 映画
公式サイト

マイク・リー監督の作品は「ヴェラ・ドレイク」以来です。
予告編からどちらかというとほのぼのした話なのかと思って観に行ったんですが、
全然違っていました。身につまされるところが多くて、ちょっと怖かったです。
自分がどう生きてきたか、その結果は全て自分に返ってくるんだよってことを
いろんなエピソードを通して教えてくる、そんな映画でした。

地質学者のトムと医学カウンセラーのジェリーの夫婦は休日には市民農園で野菜を作り、
料理やワインを楽しむ平穏な家族で彼らは30歳になる親孝行息子にも恵まれ、非常に充実した
日々を送っています。夫婦揃って料理をしたり静かに読書をする時間、素敵だと思います。
休みの日には同僚らとパーティーをしたり、夫婦の幼馴染が訪ねてきたりして、人との交流を
大切にしている人たちです。
かたやジェリーの同僚メアリーは常に自分のことばかり。周りの人たちの話に耳を傾けたり、
その場の雰囲気を察して何かをするようなことは皆無。タニヤが赤ちゃんのお披露目をした
パーティーでもいきなり煙草を取り出し、出席した人たちが一斉に席を立ってしまった場面は
印象的でした。メアリーは“外だからいいでしょ”って感じで吸い始めるのですが、周りは
たまったもんじゃありません。またメアリーはトムとジェリーが留守にしている時にも家の中で
煙草を吸おうともします。思いやりに欠けた言動を続けるメアリーはますます孤独になっていきます。

メアリーやケンは独身で一緒に過ごす相手がいないと嘆いていますが、トムの兄ロニーや
ジェリーの不眠症患者ジャネットは既婚者ですが問題を抱えていて幸せとは言えない状況です。
トムとジェリーのような知的で豊かなライフスタイルには程遠いですけれど、自分の生活を
見直してみようかなと思いました。

<キャスト>
トム:ジム・ブロードベント
メアリー:レスリー・マンヴィル
ジェリー:ルース・シーン
幼友達のケン:ピーター・ワイト
ジョー:オリヴァー・モルトマン
トムの兄ロニー:デヴィッド・ブラッドリー
ジョーの恋人ケイティ:カリーナ・フェルナンデス
甥カール:マーティン・サヴェッジ
ジュリーの同僚タニヤ:ミシェル・オースティン
ジャック:フィリップ・デイヴィス
トムの同僚:スチュワート・マッカリー
ジュリーの患者ジャネット:イメルダ・スタウントン
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