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一燈照隅

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皇室典範改悪阻止関西集会

2006年01月29日 | 皇室典範
皇室典範改悪阻止関西集会が西宮でありましたので行ってきました。 会場は満員で座れない人もいてました。

皇室典範改悪阻止関西集会次第
一、国歌斉唱
一、開会の挨拶    
関西防衛を支える会会長       高橋季義
一、メツセージ披露  
衆議院議員   平沼赴夫先生            
衆議院議員   高市早苗先生            
参議院議員   北川イッセイ先生            
衆議院議員   西村真悟先生
一、議員挨拶     
兵庫県会議員  田中章博先生            
大阪府会議員  吉田利幸先生            
杉並区会議員  松浦芳子先生
一、議員紹介
一、基調講演     
高崎経済大学助教授         八木秀次
一、アピール     
新しい歴史教科書をつくる会大阪会長 濱野晃吉
アピール     
創造文化研究所所長         中島剛
アピール     
関西戦中派の会代表         津村專臣
アピール     
靖国応援団大阪代表         南木隆治
アピール     
大阪ビジョンの会代表        吉田康彦
アピール     
漫画家               畠奈津子
一、決議文採択    
兵庫ビジョンの会代表        岩崎守秀
一、閉会の挨拶    
大阪の教育を正す府民の会会長代理  西尾良彦

「女系天皇」容認は天皇制度の“終わりの始まり”!としての題で八木秀次氏の講演がありました。自民党新人議員の勉強会で使用されたレジメを持ってこられていたので、掲載します。
勉強会の時、反対の意見もかなり出たようです。
女系・女性・男系の意味が分からないのに、何となく賛成するのは亡国の民です。

「女系天皇」容認は天皇制度の"終わりの始まり"
高崎経済大学助教授八木秀次

1)官内庁・「有識者会議」報告書への疑問
宮内庁主導の皇室典範改定作業
宮内庁は朝敵か皇族方の意見を封じる宮内庁幹部
なぜそんなに結論を急ぐのか強引な手法
「女系」容認が如何なる事態をもたらすのか本当に理解しているのか
皇位継承の歴史と伝統と踏まえない「有識者会議」報告書
歴史観・哲学なき「制度設計」
「設計主義」の陥穽
「女系」容認は本来、天皇・皇族になれない方を「天皇・皇族」とする
皇族と結婚すれば誰でも「皇族」となれる女性宮家⇒女系皇族
正統性をめぐって「南北朝」状態に
女系は皇室祭祀の主宰者たり得るか
ゼロベースにし、歴史・伝統から切り離された、新たに誕生する「天皇」なる存在
皇室を憲法の原理(世襲と男女平等)に閉じ込める
政府による「国体」変革!『女系天皇』の誕生を望んでいるのは誰なのか
「構造改革」の一環としての皇室典範改正?

2)なぜ「女系」を認めてはならないのか
・今上天皇までの125代の皇統は純粋に「男系」だけで継承されてきた
「万世一系」の意味
皇位継承は"原理主義"に基づいている
124回も同じことをもはや確立している原理
誰も変える権限を持たない天皇陛下のご意向という"噂"
天皇制度の「制度設計」原理
過去の女性天皇(8人10代)は『男系の女子』
そのお子様は男女に関わらず「女系」(女系の男子、女系の女子〉
女系は皇位継承資格者からは排除
・女性は「皇位」の継承者たり得ても「皇統」の継承者たり得ない
女性差別ではない血統をはっきりさせるための措置
・天皇・皇族(皇后陛下・妃殿下を除く)の正統性の根拠は
   初代からの男系の血を純粋に継承していることにある
天皇・皇族はなぜ天皇・皇族たり得るのか
純粋な男系継承は細い細い道筋 選択肢を狭める措置
徹底した血統原理に基づく
一般国民との血統上の差はそこにある
「Y染色体の刻印」
・皇位は純粋に直系で継承されてきたわけではない
一般の家の継承とは異なる原理に基づく
息子がいないから娘に婿を迎えて、というわけにはいかない
・「皇統」にはいくつかの系統がある 現在の皇室は「閑院宮家」の系統別に「伏見宮家」の系統が存在
・ある系統の男系(庶系を含む)が絶えた場合には別系統の男系で継承する

現在の皇室も傍系から
皇位は歴代天皇からの預かり物という認識
皇位は公のものその時々のロイヤルファミリーの私有物ではない
・女系は天皇・皇族ではない
例=黒田清子さんのお子様、池田厚子さん・島津貴子さんのお子様、昭和天皇の
ご姉妹のご子孫、大正天皇のご姉妹のご子孫、明治天皇のご姉妹のご子孫……
女系の範囲は広く、対象者は広がる一般国民の多くも女系に含まれる
それゆえ女系は皇位継承から厳しく排除された「君臣の別」
一般国民は過去に臣籍降下した旧皇族(男系〉の子孫である可能性もある (例:清和源氏、桓武平氏〉
しかし、武家も商家も農家も養子・夫婦養子を繰り返し、必ずしも血統を重んじた わけではない
・「女系天皇」には天皇としての正統性がない
少なくとも歴史から読み取る原理としては
そのような存在を国民は尊崇の念をもって戴くことができるか
やがて天皇制度の廃止、共和制への移行に
天皇制廃絶論者は女系容認を歓迎
「女系天皇」は宮中祭祀(皇室の祖先祭祀〉の主宰者たり得るか
・女系容認によって「南北朝」状態に
政府・法律による正統性か、歴史的な正統性か
・女系容認によって建国以来の「国体」は変更する
正真正銘の「革命」
・皇位継承の"原理"には手を付けてはならない
歴史上、誰も手を付けていない
・原理に手を付けなくても皇統断絶は回避できる

3》解決策
・旧宮家(伏見宮家の系統、昭和22年10月に臣籍降下〉の皇籍復帰、宮家復活
臣籍降下から僅か60年皇位継承の"血のスペア"としての世襲親王家
現在の皇室とも親戚付き合い様々な名誉職
その男系男子と現皇室の内親王・女王殿下との婚姻の可能性は
そこにお生まれになった男子のお子様が皇太子殿下の次の皇位継承者に
男系であり、現在の皇室とも近い血縁
・現在の皇室の直接のご祖先である光格天皇(先代の後桃園天皇とは7親等の隔たり、
閑院宮家の第6男〉の皇后は先代の遺児・欣子内親王
ただし、仁孝天皇は側室とのお子様
閑院宮家の創設は新井白石の提書70年後の皇位継承に役立つ
「平成の新井白石」出よ!
・なぜこのような解決策を排除するのか
なぜ歴史の重みを感じ、歴史を踏まえた議論ができないのか
有識者会議は旧宮家の皇籍復帰を否定する一方で現皇族の「永世皇族制」を主張
・皇籍復帰の方法をこそ議論すべき意志さえあれば方法はいくらでもある
養子の容認「皇族」の範囲を広げる特別立法等々
今、着手すべきは将来の皇位継承基盤の充実
壊すのは簡単守るのは相応の努力が必要先人の努力に学ぶべき


最後に決議文を採択しましたのでこれも掲載します。

決議文(案)
今国会において、政府は小泉総理の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」の報告に沿って改正案を提出するという。

しかしながら、有識者会議の報告は女性・女系天皇を容認し、長子優先を決定づけるものであり、我が国の皇室の「男系継承」の伝統を破壊するものである。

はたして二千数百年にわたる伝統を我々の世代で断絶してもいいのか。これは歴史と先人に対する冒涜であり、我々は決してこの暴挙を看過するわけにはいかない。これでは「国体の護持」を願って散華していった護国の英霊に顔向けできないではないか。
また、有識者会議の報告は、目的に掲げた「皇位の安定的継承」にまったく役立たないばかりか、「最初から女性天皇ありき」の国民だましにすぎない。なぜなら、女性天皇が即位したあとの次の皇位継承方法について、具体策をまったく示しておらず、成り行 きに任せる稚拙さを含んでいるからである。

さらに当事者である皇族のご意見をお聞きしようとせず、一方的に法案作成の作業が進められてきた。また、法案の提出には国民の合意が十分でないのも事実である。国民の多くは未だに、女性天皇と女系天皇との区別もついておらず、不十分な理解の下の アンケート調査はまったく無意味と言っても過言ではない。

以上の理由から、皇室典範の改正案を国会に提出することは、きわめて拙速であり、真の有識者による十分な審議を要望するものである。

我々は、法案の今国会の提出に断固反対し、法案提出の見送りが決定するまで、全国の同志と連動して断固闘うことをここに決議する。

平成十八年一月二十九日
「皇室典範の改悪阻止」関西集会
皇室典範を考える関西有識者会議


皇室典範改悪に対抗するには国民一人一人が天皇の歴史を知って、女系・男系についての認識を持たなければなりません。 今は国民が和気清麻呂に成るときでしょう。


皇室典範を考える関西有識者会議






























有識者会議のメンバーは、皇室を潰したいと願うサヨク組織?

2006年01月25日 | 皇室典範
皇室典範改定有識者会議の委員は 吉川弘之・園部逸夫・岩尾寿美子・緒方貞子・奥田碩・久保正彰・佐々木毅・笹山晴生・佐藤幸治・古川貞二郎の10名である。
鳥取木鶏クラブの徳永圀典さんがホームページでメンバーの素性を書かれています。


■有識者会議のメンバーは、皇室を潰したいと願うサヨク組織?  

緒方貞子   「人権擁護法案」を熱心に推進、国連人権委員会日本政府代表として人権擁護法案を日本に持ち込んだ張本人。町村外相が分担金削減を申し入れた問題に対して中国やロシアを代弁。  

岩男壽美子(武蔵工業大学教授)   男女共同参画運動に関わっていた人間。ジェンダーフリー論者。  

奥田碩(日本経済団体連合会会長、トヨタ会長)   靖国問題その他で常に中国の意向に添った発言をすることで有名  

笹山晴生(東京大学名誉教授)   建国記念日に反対を唱えている日本歴史学協会に所属。超左翼の歴史家。  

古川貞二郎(前内閣官房副長官)   副官房長時代、北朝鮮との裏交渉段階で安倍晋三官房副長官(当時)を蚊帳の外に置くことに荷担。村山富一元総理の1995年の談話を作成した人であり、本会議のメンバーとして非常に疑問の存在である。  

園部逸夫(元最高裁判所判事)   強烈な政教分離の主張者(玉串判決に関わる)伝統否定容認論者(皇室に関わる会議の参加資格がもっとも無いと思われる人物)  

吉川弘之(産業技術総合研究所理事長、元東京大学総長)   皇室無視発言「どうってことない」  

皇室典範改定は宮内庁の考え!?

2006年01月21日 | 皇室典範
皇室典範改定は宮内庁の考え
皇室典範改定の政府内で検討が始まったのが平成9年からとされ、橋本内閣時代から始まっています。
このメンバーに、今回有識者会議のメンバーでもある古川貞二郎、園部逸夫の二人も参加していました。
当時この研究会が宮内庁で行われており、宮内庁が皇室典範改定へ動き出していたと言うことです。
この通りだとすると、宮内庁長官が三笠宮寛仁親王殿下の発言を批判した事はそういうことだったのかと思えるし、天皇陛下が女系を容認しているような噂が一部マスコミ(毎日の岸井他)が言っている謎が解ける。もし本当なら天皇陛下がご発言出来ないことを良いことに、自分等の都合の良いように噂を流す、宮内庁は国賊です。
それなら何故小泉総理も皇室典範改定に力を入れているのか。櫻井よしこさんの言われるのが本当のようです。


今日1月20日より国会が始まったが、小泉首相は施政方針演説において、今国会に皇室典範改正法案を提出し、その成立を図る旨の表明を行った。このことから、首相に対する批判が噴出することも予想されるが、一方、同法案に反対する議員の中心として、平沼赳夫議員がおり、平沼議員が昨年郵政民営化法案に反対し、自民党を離れるということになった経緯もあり、これを以て「郵政対決の再来」と面白おかしく報ずる向きもある。しかし、こうした取り上げ方は根本的におかしいし、自民党の多くの議員たちに反対から腰を引かせ、問題の本質を見えなくさせてしまう危険性があるとわれわれは考えている。  

というのは、この皇室典範改正法案は、形の上では「皇室典範に関する有識者会議」の答申に則ったものとして進められてはいるけれども、実際は有識者会議が設けられる前に、既に内閣の方針は確立され、ある政府関係者は「有識者会議のメンバーは料理を食べる人であっても、作った人ではない」とコメントしているからだ。このことについての詳細は、昨年11月下旬に毎日新聞が明らかにしているが、それらによれば、政府内部での検討がはじまったのは1997年(平成9年)からとされ、決して小泉内閣によりこの問題が提起されたものではないことが明らかにされているのである(「皇室典範改正:内閣・宮内庁OBら、97年から極秘検討会」「皇室『新時代』へ:女性・女系天皇の容認」など計4本の記事による)。  

それゆえに、これを小泉法案と位置付け、小泉内閣が進めてきた「構造改革」の一環であるかのように位置づける議論は、少々問題があると言わざるを得ない。  

毎日の記事によれば、この政府部内の研究会のメンバーには、前内閣官房副長官の古川貞二郎氏、元最高裁判事の園部逸夫氏らの名前が挙げられている。言うまでもなく、両氏は今回の有識者会議の中心的なメンバーであった。これは非常に重要なポイントで、今回の皇室典範改定の動きの当初からの源泉に、この二人が存在していたことを示している。  

むろん、一官僚に過ぎない古川氏や園部氏が、皇位継承という重大事について、独断で突っ走ることなど出来ようはずもない。当然、背後に何者かが存在したと考えられる。読売新聞(12月24日付)は、この研究会を「政府部内」という曖昧な言葉ではなく、「宮内庁」で行われていたという政府関係者の証言を載せているが、われわれの取材でもそれは確かなようである。つまり、この研究会の出発点には宮内庁がおり、その宮内庁の意向に基づいて古川、園部の両氏が役割を発揮し、あるいは影響を及ぼしたのである。その意味では、今度の皇室典範改定への動きは、「宮内庁発」だと言うこともできる。  

そこで、われわれが問題としなければならないのは、この宮内庁の姿勢である。憲法の規定や国民の支持という問題はあるにせよ、宮内庁が先ず心すべきは、皇室の伝統をいかに守り、またこの皇室の伝統を体現される皇室ならびに皇族の方々をいかに補佐するか、ということであろう。にもかかわらず、皇室典範改定の議論では、憲法や国民世論への配慮のみが説かれ、皇室の伝統に重大な関心が払われた形跡は全くと言っていいほどない。つまり、宮内庁は憲法と国民世論のみを根拠に皇室典範改定の基本線を設定し、その線に沿って有識者会議に結論を出さしめたと言って過言ではないのである。  

だとすれば、小泉首相を批判する以前に、まずこの宮内庁の姿勢が問題にされるべきではないか。小泉首相は要するに、この宮内庁に背中を押されて、皇室典範改正を言っているに過ぎないのだ。  

伝えられるところによると、細田前内閣官房長官は周囲の議員に、「皇室典範改正はお上の御意志による」と語っているとのことである。これは、宮内庁の暴挙をさらに「天皇陛下の御意志」という言葉を以て隠蔽しようとするもので、断じて許されるものではない。そもそも天皇陛下がそのようなことについて、御意見を言われるようなことはあろうはずもないからだ。それだけではない。もしそれが事実とすれば、寛仁親王殿下が月刊誌などで女性・女系天皇を容認する議論を批判されたことについて、「皇族は政治的な発言を慎むべきだ」とする宮内庁長官の言葉と矛盾することになるからだ。  

今回の皇室典範改正の動きは宮内庁幹部に発している。彼らのこのような暗躍を許すべきではない

http://seisaku-center.net/sunbbs/



男系で継いできた歴史は、一度切ってしまえばつなげない

2006年01月04日 | 皇室典範
昨日は産経新聞が皇室典範改正問題を書いていたが、今日は毎日新聞が三笠宮寛仁親王殿下のインタビュー記事を載せている。

■皇族のあり方  
皇室は、一部の例外を除いて権力を握ることがなかった。権力を持つところと、皇室を分けてきたのは、大和民族の知恵だと思う。国を守っていくためにそういう形になった。外国の王族の中には、パワーの論理が働いて権力を握ったりしたから、その後つぶれたケースもある。  

皇室は悠久の歴史の中で常に受動態であった。突き詰めると、存在することに意義があるということだ。政治や営利にも関与できないし、ある意味「ニッチ(すきま)産業」だ。  

政府や行政も、国民のためにいろんなことを展開していくが、足らざるところはある。皇族がそれを補い、光が当たっていないところに光を当てる。それぞれの皇族が、国民の要望、希望に沿っていくことが大事だ。

■皇室典範改正  
皇室のあり方に関する問題を有識者会議による1年、三十数時間の議論で決めてしまうことに素朴な疑問を抱く。この問題は、政治を超えたものだ。多くの国民が歴史を理解したうえで大いなる論議がわき上がって、国会で、審議に審議を重ねて結論が出ればと思う。男系で継いできた歴史は、一度切ってしまえばつなげないことを分かってほしい。  

皇位継承をめぐってはいくつかの危機があったが、これまで回避してきた。10親等ぐらい離れた傍系から皇女に婿入りしたり、宇多天皇のように臣籍降下したのに復活して皇太子になり、その後天皇になったケースもある。  

1947年に臣籍降下した11宮家の当主にカムバックしていただいたり、養子ができるようにするなどの方法がある。できるだけの手段を講じるのが先だ。すべての手を尽くしたうえで、駄目なら仕方がない。  

11宮家の復帰には、60年間一般の中で生活してきたので違和感があるというが、異様な意見だ。菊栄親睦会という昭和天皇のご親族が集まる会がある。旧宮さま、元宮さまとの付き合いは深い。  

むしろ愛子さまの夫になった人が、突然「陛下」と呼ばれる方が違和感が強いのではないか。
毎日新聞 2006年1月3日 19時58分 (最終更新時間 1月4日 0時12分)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20060104k0000m040054000c.html


小泉総理は3月に閣内法として上程しようとしています。
最近小泉総理が最近次期総理に安部晋三氏を推しているような発言が目立ちますが、皇室典範改正の問題と関係があるのかと勘ぐりたくなります。閣内でこの問題に明らかに反対するのは安部晋三氏ぐらいでしょう。その時世間の人気を気にする小泉総理が安部氏の首を取ることはないでしょう。また閣内不一致ということで総辞職もしたくありません。それなら、総理大臣の椅子をちらつかせて賛成に廻らせようとしたと考えると、安部氏を支援しているような発言が出るのがなんとなく分かります。

女系天皇:自民新人男性議員「伝統が大事」と反対続出

2005年12月20日 | 皇室典範
女系天皇:自民新人男性議員「伝統が大事」と反対続出  

小泉純一郎首相が来年通常国会で成立を目指す女性・女系天皇容認のための皇室典範改正で、思わぬ「抵抗勢力」が現れた。自民党新人議員でつくる「83会」の自主研修会で議論したところ、「世論より伝統が大事だ」として「男系継承維持」などの主張が相次いだからだ。「場合によっては離党せざるを得ない」という強硬論も飛び出し、首相が教え子たちの反乱に手を焼く事態も起きかねない雲行きだ。  

約30人が出席した研修会は14日、党本部で開かれ、これが第1回。皇室典範改正の賛成・反対両方の学者を招いて議論した。  

10人近い女性議員らは、稲田朋美議員を除いて「時代が変わったので男系にこだわる必要はない」などと女帝歓迎論が多かったが、20人近い男性議員は、発言した全員が「男系を変えたら天皇制が壊れる」「国民的な議論が不十分。なぜ急ぐのか」などと反対論者。  

「郵政とは比べものにならない国の根幹にかかわる問題だ」「皇室の問題は世論に従うべきではない」などと、郵政ブームで当選した議員らしからぬ意見もべきではない」などと、郵政ブームで当選した議員らしからぬ意見も。稲田議員は、男系維持のために旧宮家を復帰させる私案を披露し、男系維持派の講師、八木秀次高崎経済大助教授は「83人は大きい力になり、国の行く末を左右する。過去の新人とは違う」と激励した。【野口武則】

毎日新聞 2005年12月15日 20時55分


少し古いニュースですが、女系天皇賛成の毎日新聞だから反対する人間は反乱分子になるのかな。郵政ブームで当選した議員らしからぬ意見とは、郵政で当選した議員はすべて小泉総理の意見に従わなければならないのかと言うのは、これこそマスコミが批判する自由のない独裁体制じゃないか。しかもこの記事の書き方は稲田朋美以外の女性議員は“男系にこだわる必要ない”と発言しているが、女帝歓迎論が多かった。この記事を読めば女性議員は女系を賛成しているのに、毎日新聞は女帝と変えている。このあたりは意図的にすり替えたのか、女系と女帝の違いを知らないのかどちらかでしょう。記事の題には“女系天皇”と書いてある。敬宮内親王は男系女子でたとえ天皇になられたとしても、問題なのは次の世です。

皇室典範改正問題の有識者会議の決定に自民党内で反対の声が大きくなり来年の通常国会に提出されないようにしなければなりません。新人議員にもこれからも期待したい。




「誰でも皇族になれる?」

2005年12月04日 | 皇室典範
評論家の潮匡人氏が今朝の産経新聞に書いていたコラムです。
女性天皇の配偶者も皇族。女性天皇を認めれば、配偶者との間に出来た子供が天皇になるから、当然一般人が天皇の父親になる?
皇室の一員として旧皇族を認めなくて、未知の他人を認めるのは異常です。


「誰でも皇族になれる時代!?」
潮匡人  12月4日産経新聞朝刊
「有識者」が購読している新聞は朝日かもしれない。11月25日付朝日朝刊は「皇位継承 時代が求めた女系天皇」と題した社説で報告書を全肯定し、こう述べた。

「旧皇族の男子を皇族にして男系を維持すべきだという意見がある。しかし、60年近く一般国民として過ごしてきた人を皇室に迎えても、多くの国民が納得できるとは思えない」

一見、常識的な議論に思えるが、実は致命的な矛盾を抱えている。先に私は「畏れ多くも女性天皇に求婚する男性が現れるだろうか」と書いた。もし現れたら、その男性は皇族となる。なぜなら報告書が「女性天皇の配偶者も皇族とする」と決めたからだ。

朝日流の「時代が求めた」女性天皇の配偶者なら、「60年近く」どころか「万世」にわたり「一般国民として過ごしてきた人」であろう。一部メディアでは「ホリエモンの子弟」も取りざたされた。朝日社説を借りて言えば、金満ヒルズ族を「皇室に迎えても、多くの国民が納得できるとは思えない」。むしろ「旧皇族の男子を皇族にして男系を維持」するほうが、未来永劫「多くの国移民が納得できる」のではないだろうか。

ある男性が結婚し皇族になる。高い偏差値も、華麗なキャリアも、豊富な財力も、その条件とはなり得ない。求められる条件は「時代」ではなく伝統の中にある。

なぜ皇室典範の改正を急ぐ。

2005年12月02日 | 皇室典範

皇室典範改正へ準備室発足、3月にも報告書…政府


2005年12月 1日 (木) 21:29



 政府は1日、内閣官房に「皇室典範改正準備室」を設置し、女性・女系天皇を認めるための皇室典範改正案の策定作業に着手した。


 「皇室典範に関する有識者会議」(座長=吉川弘之・元東大学長)が11月末にまとめた報告書を踏襲する形で作業を進め、来年3月にも国会に提出する。


 報告書は、<1>女性・女系天皇の容認<2>皇位継承順位は第1子優先<3>結婚した女性皇族の宮家創設の容認――などを明記し、皇室典範見直しを求めている。政府は「多くの国民の支持は得られる」と判断しており、そのまま改正案に盛り込む考えだ。


 ただ、女性天皇や内親王ら女性皇族と結婚した男性配偶者をどう呼ぶかなどの処遇については、報告書でも検討課題とされたままで、新たな制度整備が必要となっている。準備室は学者や有識者から意見を聞いた上で、新制度を決め、条文に盛り込むことにしている。


 準備室は柴田雅人内閣総務官をトップに、15人で構成されている。


 


小泉総理はなぜ皇室典範の改正を急ぐのだろうか?しかも国民の多くが男系・女系・女性天皇の違いを知らないうちに。皇室典範を改正して女性天皇を擁立できるようにした実績を歴史に残したいからなのか。
権力を持った者はとかく歴史に名を残したがるもの。小泉総理は来年9月までの任期、そのためには来年の通常国会に提出しなければならない。そのために急いでるのかと勘ぐりたくなります。
それとも、自民党を潰した後は「皇室をぶっ潰す」つもりか。

皇室典範に関する有識者会議報告書

2005年11月24日 | 皇室典範
皇室典範に関する有識者会議の報告書が総理に提出されました。 これはホームページで公開されているので読んでみようと思いましたが、最初からおかしな事を書いていたので途中で止めてしまいました。続きは明日読みます。

皇室典範に関する有識者会議報告書
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html

〔皇 統〕 ・ 「皇統」とは歴代の天皇からつながる血統のこと。
血統とは何ですか。犬や猫と違います。人間は血筋と言うべきでしょう。

将来にわたり皇位継承を安定的に維持するための皇位継承制度
将来にわたり皇位継承を安定的に維持するのでなく、皇太子殿下の次の御代をどのようにすれば良いのかを検討する会議です。その先の将来のことまで決めるのは間違いです。

伝統を壊すのは簡単。

2005年11月22日 | 皇室典範
伝統を壊すのは簡単です。しかし伝統を守っていくことは大変な努力と叡知が要ります。
例えば京都の三代祭りの一つ「祇園祭」は八百六十九年から始まって、途中応仁の乱で一時途絶えたとはいえ千年以上も続いています。

皇室も日本の伝統であり、その伝統を守って次代へつなげていくのが今を生きる人間の責任でもあると思います。その為に行われるべきなのが有識者会議ではないでしょうか。

皇室の伝統である男系男子の継承をどのようにしたら守ることが出来るか、そのためにはどのようにしなければならないのか、そうすれば他への影響はどうなのか、その事にまず叡知を傾けなければならないはずです。

今回の有識者会議の答申は最初からそのようなことを考えることをしていません。伝統を破壊しようとしています。これでは有識者ではありません。




皇位継承は長子優先だと

2005年11月21日 | 皇室典範
皇位継承は長子優先 有識者会議が論議終了
2005年11月21日 (月) 19:20  

小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大学長)は21日、16回目の会合を都内で開き、(1)皇位継承順位は男女に限らず天皇直系の長子(第一子)を優先(2)女性皇族は結婚後も皇室にとどまり宮家を創設-の方針で一致した。

これで女性、女系天皇を容認する報告書の骨格が固まり、論議は終了。報告書の文案を調整した上で24日に首相に提出する。政府は報告書を受け、皇室典範の改正案を来年の通常国会に提出する方針。改正が実現すると、皇太子さまの次に愛子さまが皇位を継ぐ道が開ける。


敬宮内親王殿下(私は愛子様と言うのに抵抗を感じます)に皇位を継がすために皇室典範を改正するのではない。
皇室のご意見を聞かずに決めるものではない。
皇室に下世話の論理を持ち込むな。



三笠宮殿下のご発言を重く受けるべき!

2005年11月04日 | 皇室典範
三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
2005年11月 3日 (木) 03:00 YOMIURI ONLINE

寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍離脱した元皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する――などの方法を挙げられている。  

その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。  

天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。


皇室のことを決めるのに、当事者で有られる天皇陛下や皇太子殿下に発言権がないと言うのは一般人からすると不思議な感じですが、三笠宮寛仁殿下がご発言されたことは大変重たいことです。有識者会議はこのご発言の意味を重大に受け止めるべきです。

有識者会議の吉川座長は記者会見で、皇族の意見聴取は念頭にないと表明しており、仮に意見が明らかになったとしても「議論に影響はない」としていた
11月3日 asahi net


吉川座長のこの発言はどういう事です。皇室を物としか考えていないのかと思える。
しかも会議には委員全員出席して行われたことがほとんど無いではないか。欠席が多すぎる。素人の集まりでしかも欠席が多いような会議に、日本の歴史を壊すようなことを決めさせるわけにはいきません。
男女共同参画推進論者も入っている。
マスコミが世論調査を発表するが、国民の中でも「女性天皇・女系天皇」の意味が分かっている人がどれぐらいいるのです。ほとんどの国民が知らないうちにイメージだけで決めようとしています。最初に結論有りきです。
天皇陛下存続のまったく手段がないのと違います。方法があるのに無視しようとしています。この上、三笠宮殿下の御意見を無視すれば有識者会議は国賊です。


メルマガ甦れ美しい日本より転載
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ゲストコーナー 3.三村 文男  女帝容認は万世一系の危機
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昨年末に政府が設置を決定し、本年1月25日から月1回のぺ-スで開催されている、小泉首相 の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」に、胡散臭いものを感じたので、私はメルマガ NO17(05,6、11、)で「遺伝学が証明する男系天皇の万世一系」を発表した。その時の危惧が ますますあらわになつて来たので、「万世一系かジエンダーフリーか」と題する一文を草し、掲 載のため推敲を重ねていたところ、10月26日読売朝刊一面に大見出しで「女性女系天皇を容 認」とある記事を見て、新しく稿を起こさねばならなくなつた。皇室典範第一条は「皇位は皇統 では、これを改定して、女帝と女帝の子孫の即位を容認する条文にすることで、全員(10名) が一致したという。予想されない事ではなかつたが、その性急さに驚くと共に、一人の反対も無 かつたという発表に、唖然とするばかりであつた。

前にも述べたように、性染色体は男系XY,女系XXであつて、Yの遺伝子DNAは男性の子孫の みに伝えられるのである。旧憲法第一条「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇コレヲ統治ス」の万世一 系皇位と共に、神話時代の神武天皇からYのDNAが男系天皇によつて継承されて来たのであ る。古代人の英知がはからずもそういう伝統をうみ、歴史をつくつて、近代遺伝学が身体的にそ れを裏付けた。これは世界の奇蹟である。皇統を軌範とした将軍家でも男系継承が行われ、足利、 徳川両氏とも15代を数えた。

外国では男系の継承は減少するのみで、最後にスエ-デン、ノル ウエー、ベルギーが残つたが、1979年スエ-デンで女性の継承が議会で可決されて以来、消 滅した。女帝の出現があれば、母方のX染色体DNAは存続できるが、125代続いたY染色 体DNAは永久に断絶してしまうのである。そうなれば万世一系は名目上の皇統賭しては成り立 つが、身体的には永久に消滅し、西欧の王国なみになつてしまうのだ。

敗戦前後の日本は、外圧による国体の危機に直面し、かろうじて回避された。その後平和な60 年を経て、あるいは平和な60年の故に、内部から万世一系の危機を生じてしまつた。日本人の 誇りを取り去ろうとする占領軍の教育方針の傷痕を残す世代が、今や日本を動かす時代である。

ポピュリズム選挙の結果、近衛首相が大政翼賛会をつくつた時のような政治状況が出来ている。 哲学なき小泉首相が暴走すれば、すぐにでも皇室典範が改定されそうな気配である。昭和53年 10月17日福田内閣は閣議で元号の法制化を決定し、翌年6月12日太平内閣が元号法を公布 して施行となつた。その間昭和の次の元号を作るか、元号を廃止して西暦を採用するかで論争が 続けられた。これを憂えた大東塾の影山正治塾長は自害された。憤死である。だが二千年来の男 系皇統が断絶するか否かの危機は、元号存続の時とは比較にならない。若し影山氏がご存命であ られたら、やはり憤死されたであろうと思うと、焦燥の念に駆られるのである。

三村文男: 神戸市出身 満州帝国建国大学中退 一高を経て東京帝国大学医学部卒業 開業医の傍ら著作、評論多数 米内光政と山本五十六は愚将だった (テーミス)神なき神風ー特攻50年目の鎮魂ー(テーミス)など


☆ー亡国の女系天皇論を粉砕せよー国家破壊に繋がる軽佻浮薄な安易な女系天皇論 を断じて許してはならないー 素人集団私的懇談会の暴走を絶対許してはならない。

立法権まで自分たちにあるがの ごとく振舞う傲慢なる吉川弘之座長以下古川貞二郎君、園部逸夫君の面々よ!君達を選んだのは 断じて国民ではない!君達に立法権などあるはずもない!君達の浅薄な判断で、先人の偉大な 知恵で維持してきた2600余年の皇室の男系天皇の歴史を変える権利などないのだ!

現に三笠宮寛仁さまが会長を務める福祉団体の会報の中で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を 平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられ,皇籍を離脱 した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法により、 男系継承を守るべきだとの考えを示されている。

小堀桂一郎先生の緊急声明をよく聴け!
素人の集団にすぎない「有識者会議」がわづか一年足らずの勉強会の挙句に、早く も皇室典範改正の基本線についての結論を出さうとはあまりにも性急であり、文字 通りの拙速といふ他はない。民間の学識者の意見を顧みる余裕もなく、現皇族の御 意向を聴かうともせず、然るべき政治家の意見にも敢へて耳を藉さうともしない、 その頑なな姿勢を見ては、この会議にはかかる重大問題を議する資格は無いと断ぜ ざるを得ない。  
平成十七年十月二十五日  皇室典範問題研究会代表 小堀桂一郎 ☆


皇室の伝統は守るべき!

2005年10月21日 | 皇室典範
女系天皇反対の学識経験者らが会結成  

政府が検討する女系天皇に反対する学識経験者ら10人が21日、「皇室典範を考える会」(代表・渡部昇一上智大教授)を結成した。渡辺氏は国会内で記者会見し「男系天皇しか存在しない皇室の伝統が崩れる」と述べ、父が皇族である女性天皇は認めるものの、父が皇族でない女系の天皇には反対していく立場で運動を推進する方針を示した。 (21:00)Sankei Web



皇室は昔からの伝統が今まで続いています。科学で水はH2Oと割り切ることを知らなかった昔から、自然と肌で分かって続いてきました。その伝統を現代人が大衆に迎合して壊しても良いのでしょうか。皇室は日本人の心です。 喩えが悪いですが、国宝高松塚古墳壁画のように、皇室がならないことを強く望みます。