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ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

ディヴォンヌ川沿いを散策

2011-04-30 00:00:00 | 日記
お天気の休日。
先日長男が学校のおともだちの家に遊びに行ったとき連れて行ってもらった近所の川が楽しかったから、とリクエストがあったので今回は山ではなく、国境を越えいつも行くマルシェが開かれるディヴォンヌDIVONNEの川沿いへ散策にでかけました。


途中までは川に沿ってこんな道。町からすぐの場所だというのにたくさんの小鳥のさえずりのむこうにカッコウの声やキツツキの木をつつく音が響いている。


沼地に咲く花。

この前はこの先でカエルを見つけたんだ、と川を遮る倒木をわたっていく長男。

次男も後を追います。気をつけて~!

無事戻ってきて、カエルはいなかったけど鹿の足跡があった!と報告してくれました。

長男撮影、鹿のヒズメ跡。

しばらく行くとちょっと変わった角と毛並みの牛の放牧に出会う。





なんかこっち見てるよお~。

さらに歩き、川沿いの散歩道が途切れるところから原っぱにでてみた。



木の向こうに見える黄色は菜の花畑。

聞こえてくるのは蜂の羽音だけ。

きっと休耕地か放牧地なんだろうけど、見事な一面のタンポポです。


草の香りのなか、幸せそうにねっころがるM氏でした。






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ジュラの山にハイキング

2011-04-28 15:30:43 | 日記
つい一月半ほど前までスキーをしたジュラの山に、ドライブ&ハイキング。

ヴェルソワから山まではこんなところを通って行きます。
すっかり春の景色です。









この冬山に積雪が少なかったし、ここのところの好天でジュラの残雪もほとんどありませんね。

スキー場のゴンドラに乗って山の上まで行って歩くつもりが、ゴンドラは本日運転休止!
急きょ場所を変えて景色の良さげなところまで移動。

車を降りて、さあ行くぞ~!


すっかり新緑。



でも根元の土が落ちているところは、不思議な光景。


あらこんなところにも行者にんにくが♪ちょっと摘んで行こう。



おっと、これはスズランかな?毒があるから食べられません。

 

 






だんだん急な坂道になってきた。


さらに途中からは岩だらけの、結構きびしい道のり。


それでも時折見える絶景に元気づけられて黙々と歩く。


レマン湖の向こうにモンブラン、手前にはジュネーヴの空港が見えました。



常緑樹と新緑のコントラストがきれい。


頂上近くで立ったまま腹ごしらえと休憩。

軽い散策のつもりで来たらけっこう険しかったので、この辺でギヴアップ^^;。
次回は山歩き用ストックを持ってこよう。


下りは適当な枝を拾ってストック代わりにしてみました。

この日は快晴ながらも空気がとても冷たく、木陰に入ったり風の通り道に差しかかるとすごく寒かったけど
頑張って歩いた後の夕方の風は、ここちよい冷たさでした。

こんなかんじで最近は山歩き(お散歩?)が、週末の習慣となってきています。
....ようやくスイス生活らしくなってきたね。
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恒例の、春の味覚

2011-04-17 21:40:18 | 日記
大変にご無沙汰しております。しろみです。

今年のヴェルソワは去年の春とはうってかわって、家にいると罪悪感があるほどよいお天気の日々が続いています。
そこで雪景色を歩いたあとご無沙汰しているヴェルソワの森へ、ある秘めた思いを胸に?!家族でお散歩にでかけました。


真っ白だった森はもうすぐ新緑の季節。


足下には野生のアネモネがやさしく咲き乱れています。


ちょっと場所を変えてヴェルソワ川に沿って歩いて行きます。


静かな森の中を流れる水に春の光がさして、きらきらきれい。





春のキノコ、モリーユ(アミガサダケ)発見!


流れの滞った場所では、トノサマガエルらしきカエルくんも発見!

そして今日の最大のお目当て、行者にんにくを発見~♪

もうすぐ咲きそうなつぼみ。

さらに歩みを進めると....



一面ギョウジャニンニク~!


採集作業は家族のこころが一つになりますね^^。

この行者にんにく、フランス語ではl'ail d'ours(熊のにんにく)といいます。
その名の通りニンニクのにおいがする葉っぱは、冬眠からさめた熊の大好物なんだって。

最近気をつけてみていたら、この季節スーパーでも売っていて
ほんのちょっとの袋入りが2.5フラン(約200円)していました。
今日私たちが摘んだのは、いくら分くらいになるのかな~♪

去年はこの行者にんにくでパスタや餃子を作りましたが、(去年の模様はコチラ
この日の夜ご飯は摘みたての葉を練り込んだうどん、つぼみと桜えびのかき揚げにしてみました。



いまやヴェルソワの春の味覚?!

収穫と料理で半日もかかったのに、とってもおいしくて10分で食べ終わりました...。
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ジュネーブスタジアムでサッカー観戦

2011-03-22 09:48:16 | 日記
3月20日、ジュネーブスタジアムで行われたサッカーの試合に、地元プロサッカーチームのセルヴェットServette FCが、日本人コミュニティーと関係者500人を招待してくれました。
日本人小学生の代表が入場する選手のエスコートを担当、また客席をまわって募金活動もしました。
(試合のハイライト映像はコチラ
選手全員が日の丸の腕章をし、ゴールするたびに日本人席に向かってアピール。

大画面では激励のことばや支援を求める画像を表示。





4-1で快勝のセルヴェット、試合終了後は日本の国旗を広げてスタジアム内を歩いてくれました。



たしかにスポーツには、人を励ます力があると思います。ありがとうセルヴェット!!
次回はちゃんとお金払って応援に行くよ!


この10日間、私の周りにいるスイス人はもちろん、いろいろな国の方々からも励ましの声やお手紙を頂きました。...どうも最近涙腺が緩い...。みんな、日本のことを祈ってくれています。私もここでやれることをやります。

Comments (2)
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スイス軍用品払い下げセール

2011-01-21 22:55:22 | 日記
先週末からスイス軍用品の払い下げセールがジュネーブ空港近くの見本市PALEXPOで行われている(29日まで)。

家に広告が入っていたり、町のあちこちにポスターが貼られているので、ついつい購買意欲を刺激されてしまった。(ウェブサイトはここ


そう、スイス軍関連グッズといえば、アーミーナイフである。

先日、スイスでは「息子が10歳になったら、一人前の男になった印に父親が息子にナイフをプレゼントする」という、いかにもスイスという話を聞いたところなので、息子達に、スイス軍払い下げ(といっても備蓄品の一掃なので新品。)のナイフをプレゼントしようと思い、昼休みの時間に抜け出して行ってみた。

そしてなんとかゲットしたナイフ。WENGERというメーカーの軍オリジナルモデルだ。



なんと、コルク抜きがないではないか!



確かに、軍務についている時にワインは開けないよな、と当たり前のことに改めて納得。

いずれにしても、子供達は未成年なのでしばらくは必要ないか。

ついでに、次男用に手動蓄電式の懐中電灯と水筒を購入(長男は既に持っているのだ。)。





スイス軍御用達であれば、きっと耐久性に優れていると期待したい。


さらについでに、スイス軍チョコレートも購入。



もしかして、これ一つで何日も生き延びれるくらいカロリーが高いのだろうか。

・・・そう考えると、妻の分は買わない方がよかろう。

ということで、2つだけ購入して帰った。(M)
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高山の旅館(おまけです。)

2011-01-16 21:46:24 | 日記
今回高山で宿泊したのは、インターネットで予約した穂高荘山の庵という旅館。
駅から徒歩5分くらいで古い町並みにもアクセスがよい。

玄関

外観

夕食では、焼き肉用としゃぶしゃぶ用の飛騨牛がそれぞれ少しずつセットで出る。





特に焼き肉が美味かった。スイスやフランスも牛肉は美味しいが、こういう霜降り肉は日本ならでは。

真ん中にしゃぶしゃぶ用、その周りに焼き肉用との、同時に2つが楽しめる鉄製容器。こんなアイデア商品も、日本ならではだ。(M)
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高山そぞろ歩き

2011-01-11 08:53:20 | 日記
白川郷から直行バスに揺られて1時間で高山に到着。


荷物を旅館に置いて早速散歩に出かける。(今回も写真と注釈だけでいきます。)


空襲を免れて残った江戸時代の町人の町並み。

おお、いきなり造り酒屋。

いつもなら利き酒の一つや二つするところだが、寒い中で子供を待たせるわけにもいかず、今回は断念。またくるぞー。

味噌と醤油の老舗。たまり醤油、うまっ。2本購入。

古道具屋。何軒もあって見応えあり。安かった陶器の皿を数枚購入。

鍛冶橋から見た風景



高山市政記念館。かつての高山町役場。


雪が本降りになったし、歩き疲れたので茶屋で一服。

なかなか止まない雪。


陣屋前の中橋

陣屋前の朝市で漬け物や餅を買ったついでに陣屋も見学。
陣屋とは、1692年に127年に及ぶ金森家(6代)による藩政が終わって徳川幕府直轄地になった後、飛騨を治めるためにこの地に派遣された代官が政務を行った場所。これは中庭。

いかにもな掛け軸。徳川幕府の代官の建物が完全な形で残っているのはここだけなのだそうだ。

高山は、また機会を見つけて改めて来たいと思わせる町だ。(M)

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白川郷へ

2011-01-07 23:54:42 | 日記
久しぶりの帰国なので、日本の名所を子供に見せたい。

そんなわけで、世界遺産に指定されている合掌造りの集落が残る白川郷に家族プラス甥一人で行ってきた。

辺鄙な場所だが、愛知の実家からは比較的アクセスしやすく、名古屋駅から高速バスで3時間で到着した。


合掌造りの家。窓は障子紙一枚のみ。



昼食は温かいそばと山菜ご飯。

合掌造りの家の囲炉裏。ここから出る熱が家全体を暖めて家の3階では蚕を育てることを可能にしたり、囲炉裏から出る煙が家の木材や屋根の茅を燻して害虫から守ったという。

3つ並んだ合掌造りの民家。

これは倉庫。

道の側溝に鱒や鯉が泳いでいる。見えるかな。

夕方、民家の灯りの夜景を見ようと展望台に登って日暮れを待った。もう少し暗くなるのを待ちたかったが、寒いし、雪が降ってきたのでこの辺りで民宿に戻った。


この日は、合掌造りの民宿、伊三郎に宿泊。
http://isaburou.net/
この民宿は、集落からちょっと離れたところにあり、女将が宿泊客を見守る感じであまり出しゃばらないので、ゆったりと過ごしたい人向けだと思う。

民宿の夕食。土地のものを使った料理で、川魚は頭からガブリといけた(すみません、曇っています)。

この飛騨牛も美味かった。

子供たちが泊まった部屋に飾られた着物(子供たちがいい部屋を先に占拠してしまった。)

お風呂で温まった後、部屋でくつろぐ子供と甥たち。

民宿の朝食。朴葉味噌と山菜が美味。

泊まった民宿の入り口。

民宿を別の角度から。
それにしても、泊まれる世界遺産って世界でどれくらいあるのだろう。


泊まった夜から雪が降り始めたので、翌朝、雪景色をみるためにもう一度展望台に登ることにした。

最後に集落におりて撮った写真。

柿が生っていた。

帰る頃には雪が本降りになった。


高山に向かうバスの中からとった雪景色。東山魁夷の絵画みたいだ。(M)

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野菜の収穫

2011-01-06 23:02:37 | 日記
愛知の実家に帰ったら、父が自ら近所の畑で育てた野菜を孫にとらせようと待ち構えていた。
本当ならとっくに摘めることができた状態の野菜を、孫の思い出作りのためにとっておいてくれたのだ。



子供たちは慣れない手つきではあったが、白菜、ネギ、キャベツの摘み取り作業を楽しんだようだ。
父も、孫が野菜の収穫を楽しんでいるのをみて、満足そうだった。








そうこうしているうちに、父が使わせてもらっている畑の持ち主のおばあちゃんが登場し、子供たちがスイスから休暇で帰ってきていることを知ると、サービス精神旺盛に里芋を掘らせてくれた。

まだ大きくなっていなかったけど、里芋がどんな風に育てられているか知らなかったので、子供たちは手が汚れるのを気にせずに芋を土から取り出した。

里芋を掘り起こすおばあちゃん



里芋に着いた土を落とす子供たち


子供たちにとって、日頃食べている野菜がどんなふうに畑で育っているかを知るよい機会になったみたいだ。(M)

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明けましておめでとうございます

2011-01-01 00:00:00 | 日記

新年明けましておめでとうございます。



今年もよろしくお願いいたします


2011年 元旦



現在、帰国休暇中のみんみん一家です。
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