気ままに俳句

思いつくままの笑俳句です。

鳥取砂丘と観音院と大雲院

2013年11月14日 23時48分21秒 | ブログ

      鳥取の砂丘、砂浜が盛り上がり広くて人が蟻のようです。観光用のラクダ、

      馬が待機しています。砂の彫刻は時期的に無しでした。来たら向こうの海

      のほうまで歩いて行って見たくなりますね。

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         蟻の如 砂丘の人や 寒の空 (俳句) 

                     季語―寒の空

         砂丘来て 駱駝の上の 冬帽子 (俳句) 

                     季語―冬帽子

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         海はやはり日本海波が荒いです。因幡の白うさぎの皮をむかれた

         白兎海岸も有ります。

          伝説の 白兎の浜や 風寒し (俳句) 

                         季語―寒し

          磴昇る 限界超ゆる 冬遍路 

                          季語―冬遍路 

      鳥取の観音院、石段が長い長い元気な人でも疲れます。修行してる気分

      ですよ。登っても登っても次の階段が続きます。いい運動に成りますよ。


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         石段がきついので錫杖お持ちの石仏様が見守ってられました。

             石仏に 頂くちから 冬遍路 (俳句) 

                       季語―冬遍路

             満願の 迎ふ観音 紅紅葉 (俳句) 

                       季語ー紅紅葉

             方丈の 甍をおおふ 山紅葉 (俳句) 

                       季語―山紅葉

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        鳥取の大雲院の庭に鈴生りのかりんの樹が2本ありどちらも鈴生りで

        落ちてるのも有り寄せて有りました。お寺には満願の33体の立派な観

        音様像が立派でした。

        鈴なりの カリンのかおる 古刹かな (俳句) 

                       季語―カリン

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         白い玉椿が早咲いていました。つわぶきの花も確り咲いていました。

           いち早く 古刹に咲ける 玉椿 (俳句) 

                        季語―玉椿

           参拝の 古刹のお経 石蕗の花 (俳句) 

                        季語―石蕗の花

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虹の橋と観音参り

2013年11月12日 03時55分10秒 | ブログ

    夕方の曇り空に明るい大きな虹の橋が掛り、出会えて幸せな気分になった。

     カメラを出して撮ると、みんなも携帯やカメラで写していた。

           冬の空 町を包むや 虹の橋 (俳句) 

                     季語―冬の空

           幸せの 虹に出会えし 冬温し (俳句) 

                     季語―冬温し

           冬の街 カメラ手に手に 虹の橋 (俳句) 

                     季語―冬の街

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  ◎   鳥取の倉吉の長谷寺に参拝した。古い歴史を感じさせる山道の坂道が細く

   長い。途中の参道に イノシシのの爪痕や落ち葉が、田舎道といったところである。

          落ち葉路 亥の爪痕の くっきりと (俳句) 

                        季語―イノシシ

         山茶花の たわわな枝の 参道に (俳句) 

                        季語―山茶花

          古の 伽藍の絵馬や 落ち葉嵩 (俳句)

                 季語―木の葉散る

  
 
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     鳥取県三朝町の三徳山山佛寺は登山客も多く若い人が多かった。お寺も石段

     も立派でした。杉の大木が立ち並び紅葉も綺麗でした。


         あどけなし 児の羅漢さま 紅紅葉 (俳句) 

                        季語―紅紅葉

         小春日の 児を抱きいし 地蔵尊 (俳句) 

                        季語―小春日

         観音の 御姿の背に 山紅葉 (俳句) 

                        季語―山紅葉

  
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    鳥取市の摩尼寺は伽藍の彫刻が凝ってました。古さを感じさせる石仏とか

    お寺でした。

           山に有り 八つ手の花の 力あり (俳句) 

                     季語―八つ手の花

           苔包む 古き石佛 冬温し (俳句) 

                     季語―冬温し
   

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銀杏紅葉と蜘蛛の囲

2013年11月08日 12時13分10秒 | ブログ

      銀杏の樹が紅葉して、風が吹くとはらはらと落ち黄色に敷き詰めている。

      5,6本の銀杏の樹が有り早いのは落ち葉、遅いのは未だ青い。長く楽しめる。

      銀杏の実は落ちているが最近は拾う人は少ないらしい。花水木の実が沢山

      ついてるのに遭遇し撮る。

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           金色の 銀杏降り敷く 神の杜 (俳句)              

                         季語―銀杏落ち葉

           降りしきる 銀杏紅葉の 掌(てのひら)に(俳句) 

                         季語―銀杏紅葉

           秋空に そばだつ銀杏 金色に (俳句) 

                          季語―秋空

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     我が家の薔薇、年に何度も咲いて綺麗です。八つ手の花も確と咲いています。

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        小春日や いちずに咲ける 薔薇なりし (俳句)  

                         季語―小春日

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      今頃は季節感のない花を自然の中で良く見かけますね。地球の環境の変化

      でしょうか。百合が種の出来るころなのに咲きました。オオキンケイギクも咲い

      ています。綺麗です。

           思わざる 咲く百合嬉し 帰り花 (俳句) 

                       季語―帰り花

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      蜘蛛の囲が庭に糸を張って困りものです。縄張りが有るのか電線の高さにも

      張っています。青空に浮いてるようにみえます。じっと見てると風で糸が切れ

      又修復蜘蛛も自然の中で必死で生きてますね。蜘蛛の種類も3種類くらいで、

      それぞれ違うようです。

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          天高し 蜘蛛には蜘蛛の 掟あり (俳句) 

                       季語―天高し

          天高し 風に囲のきれ 下がる蜘蛛 (俳句) 

                       季語―天隆し 

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秋深し芸術の秋

2013年11月05日 03時00分30秒 | ブログ

  ◎  紅葉が始まり公孫樹に楓が色ずき始めた。是から暫く完全に紅葉するのが

     楽しみである。庭の山芋の葉も零余子を落として綺麗な黄色になった。

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       零余子落ち 庭に黄紅葉の 葉を灯し (俳句) 

                          季語ー黄紅葉

       日に日にと 銀杏紅葉の 色増せり (俳句) 

                          季語―銀杏紅葉

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    小春日和が続き躑躅(つつじ)の帰り花。もっこくの実が沢山ついている。

 
        小春日の 躑躅に会えし 帰り咲き (俳句) 

                    季語―帰り咲

 
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     蜘蛛の囲が高い所に張ってじっとしている。夕時雨の中を走るローカル電車。

        蜘蛛の囲の 宙に動ぜず 冬日和 (俳句) 

                     季語― 冬日和

        夕時雨 軋む音たて 電車往く (俳句) 

                     季語―夕時雨

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    11月3日毎年水子大祭が有り沢山の参拝客がある。ご詠歌を詠じてる途中

     に雨が降り出して、水子大祭で雨が降るのは初めてのことで珍しい。水子さん

     のお供え物です。

          読経響く 水子供養や 冬時雨 (俳句) 

                        季語―冬時雨

          ご詠歌の 鈴の音優し 石蕗の花 (俳句) 

                        季語―石蕗の花

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   11月4日書道展観に友人4人で行った。書も素晴らしかったが先生のコレク

   ションの硯が沢山で素晴らしく重みが有った。高いのは百何十万の値らしいです。

          冬ぬくし 硯並びし 書道展 (俳句) 

                       季語ー冬ぬくし

 
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   別の場所で開催の別の美術展に、帰りにより鑑賞して帰った。素晴らしかった。

     特に友人もみんな気にいった絵が有った。波の絵と写真の絵が。趣味を極めた

     芸術家が多い。

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