鳥取の砂丘、砂浜が盛り上がり広くて人が蟻のようです。観光用のラクダ、
馬が待機しています。砂の彫刻は時期的に無しでした。来たら向こうの海
のほうまで歩いて行って見たくなりますね。
蟻の如 砂丘の人や 寒の空 (俳句)
季語―寒の空
砂丘来て 駱駝の上の 冬帽子 (俳句)
海はやはり日本海波が荒いです。因幡の白うさぎの皮をむかれた
白兎海岸も有ります。
伝説の 白兎の浜や 風寒し (俳句)
季語―寒し
磴昇る 限界超ゆる 冬遍路
季語―冬遍路
鳥取の観音院、石段が長い長い元気な人でも疲れます。修行してる気分
ですよ。登っても登っても次の階段が続きます。いい運動に成りますよ。
石段がきついので錫杖お持ちの石仏様が見守ってられました。
石仏に 頂くちから 冬遍路 (俳句)
季語―冬遍路
満願の 迎ふ観音 紅紅葉 (俳句)
季語ー紅紅葉
方丈の 甍をおおふ 山紅葉 (俳句)
季語―山紅葉
鳥取の大雲院の庭に鈴生りのかりんの樹が2本ありどちらも鈴生りで
落ちてるのも有り寄せて有りました。お寺には満願の33体の立派な観
音様像が立派でした。
鈴なりの カリンのかおる 古刹かな (俳句)
季語―カリン
白い玉椿が早咲いていました。つわぶきの花も確り咲いていました。
いち早く 古刹に咲ける 玉椿 (俳句)
季語―玉椿
参拝の 古刹のお経 石蕗の花 (俳句)