近くの神社で老人会主催の講演会があり、一般参加で聴きに行きました。
弘法大師生誕の善通寺の57世僧正様なので今お四国参拝の人たちもみえてました。
四国霊場75番札所で今回は未だ行ってませんが、いま29番まで行ってるので
75番は秋ごろになりますね。
老人会の会長さんとお世話下さった方です。年に何回かの、
一般公開で講演を開いて下さるので老人会以外の人も聴きに行きます。
是は神社にいつも掛けてある犬養毅さんの自筆書です。 ↓
庭にウツギの花が咲きだしました。 ↓
是は10センチ丈位の小さな花です。ヒメヒオウギの白です。 ↓
アプロチン(?)名前忘れましたが、花が沢山で綺麗です。
この花も増えて毎年咲きます。なまえ?
十薬が咲きだしました。現代は採る人も無いですが、
香りが薬草で涼しげです。 ↓
胡瓜の花小さな胡瓜が付いています。 ↓
初生りの 胡瓜の先に 黄花附け (俳句) 季語―胡瓜
雨上がり 草引く軽さ 捗れり (俳句) 季語―草引く
十薬の 白き十字の 拡がれり (俳句) 季語―十薬
教養講座で警察の担当からの講座で、高齢者の交通事故のお話とビデオ、
事故で亡くなった高齢者は3年連続増加しており歩行中と4輪乗車中多い
らしいです。高齢になると行動が鈍くなるので要注意。
振り込め詐欺のビデオとお話し、おれおれ詐欺から還付金詐欺など詐欺の
形態も変わってきているので被害防止のお話でした。
注意呼びかけてるのに 被害は増えてるとの事でした。
地域の歴史を散策の歴史教室に参加しました。
町角の古い石碑や祠、知らずに見ていた歴史を先生の説明を聞きながらの勉強です。
明治15年ごろの地図を見ながら、地域は風景は変わっても、小さい溝で仕切られて
地図のまゝでした。昔は皆田んぼだったのでしょう。
宮内が生誕(827年)の地の本覚大師(弘法大師の孫弟子で宇多法皇の師僧)の
五輪塔です。
熊本城と縁がある加藤清正を神として祀った神社で江戸時代に熊本から
持ち帰ったと伝承されている。 昭和7年に祠の改修が行われているが
山裾で傷みが激しいです。
昔の祀った後が山肌に残っている。?
天満宮(天神サン)明治の中頃大宰府の天満宮の分社として個人がまつり、
小さな祠である。
先生の説明を聞く歴史教室の皆さん。
大銀杏の広場は昔はお祭りのときとかサーカスも来て賑わったそうです。
散策の途中のお宅に燕が巣をかけて雛が居ました。
宙返り して餌を運ぶ 燕かな (俳句) 季語―燕
蝋梅の花です。
昔の人は信仰心が厚かった様です。
雨も上がり早朝5時にバスで出発して、24番札所の最御崎寺まで5時間掛りました。
室戸の海は真っ青で綺麗です。どこまでも続く海は丸く盛り上がって見えます。
地球は丸いと感じられます。日本海の海は激しい波ですが、
瀬戸内海や日本海の海とは違って広々として青い海の色が澄んでいます。
卯浪立つ 青き海原 太平洋 (俳句) 季語ー卯浪立つ
室戸岬近くの24番札所の最御崎寺です。 四国参拝は1200年祭なので
遍路さんも多いです。歩き遍路の人も多いようです。
くわずいもが沢山植えられてました。
爽やかな青葉の大木の参道は歩くだけでも森林浴に成り元気貰います。
万緑の 森林浴や 山参道 (俳句) 季語―万緑
一言お願い地蔵とかがん封じの神木とかそれぞれ願い仏様が有ります。
入り江には何十の釣り船が繋がれていました。
25番札所の津照時、山門から急な石段を登って竜宮城のような建物で楫取地蔵の
異名を持ち、そこからの眺めは太平洋の海が青く澄んで一望でき爽快です。
この石段は急で狭いので転ぶと連鎖で転げ落ちそうです。
手すりに掴まって下りれば大丈夫ですが。
太平洋の海は何処までも丸く続いて綺麗です。高い山は有りますが
平坦な住宅街には遮るものが無いのでもし地震に津波に成った時のことが
話題になりました。
26番札所の金剛頂寺は国の重要文化財の弘法大師所持の旅檀具、密教法具
朝鮮高麗時代の銅鐘等、多くの文化財を所持のお寺です。
大師の一粒万倍の釜、他に癌封じの霊木等あり参拝者に人気でした。
山の至る所に枇杷の木に沢山鈴なりの枇杷が色付き始めてました。
琵琶園や琵琶の木が沢山見えましたがバスからは写せませんでした。
高知県の室戸岬はハイビスカスも咲いていて南国ムードです。
くじらの郷キラメッセで太平洋の綺麗な海を見ながら昼食を頂きました。
27番札所の神峰地は遍路ころがしと呼ばれた霊場屈指の難所。バスは
通過困難なので途中からはタクシーで移動。
神峰の名水が最高に美味しい。空気は綺麗で爽やかで澄んでいて良い所です。
傍に水子地蔵さんが鎮座されてました。
28番札所の大日寺は大師が楠木に爪で薬師如来像を彫ったとされる。が
明治の大風で倒れ、今の跡地は奥の院として霊木が安置されています。
大日寺は同名のお寺が3寺あります。
29番札所の国分寺は国の重要文化財で杮葺き寄棟造りで檜皮色です。
国分寺は四国各県に同名のお寺が4寺有ります。
法庭も雰囲気が落ち着いていて苔も生えて静かな佇まいでした。
間に合って夕方5時前に到着し、落ち着いた雰囲気でこころも癒される素敵なお寺
でした。88か所の御寺は17時で門を閉められます。
庭に都忘れの花が咲いていました。。
今回も良い風景や新しい発見の遍路旅でした。