園内に入ると三笠をバックにした連合艦隊司令長官
東郷平八郎が目につきます。
前回来たときはバスツアーだった為、艦内をゆっくり見ることが出来ませんでしたが、今回は時間を気にすることがないのでガイドを聴きながら艦内を見ることにしました。
ガイドさんの説明を聴きながら主な場所を見学。
まずは無線機室。前回は見落としていました。
1895年、イタリアの発明家マルコーニは無線通信の実験に成功。
日本はマルコーニ社に無線通信機の購入を交渉しましたが、法外の価格を示されたため、やむなく独自に開発することを決意し、逓信省電気試験所の松代松之助技師の努力により、1897年には品川沖で無線実験に成功。
1903年(明治36年)に通信距離が夜間1,000kmに達する三六式無線機が誕生しました。
三六式無線が完成し日露の開戦前に艦船、陸上施設に配備され連合艦隊の指揮や情報収集や配布が可能になり日露戦争時には活躍し、日本海海戦を勝利に導いたそうです。
大砲に砲弾を込めるところです。
これの向かい側には上下左右に動かすことができる大砲があります。
ガイドさんが上下の動かし方を説明してくれました。
大砲で隠れていますが、ハンドルが付いていまして、それを回すと上下に動かせます。
教えて貰わなかったら左右しか動かしていなかったように思います。
娘、猿島を狙っています。
連合艦隊司令長官東郷平八郎が三笠には乗っていました。
司令官が乗っている軍艦を「旗艦」といいます。
当然ながら三笠は旗艦。当時は旗艦が先頭だったようです。
バルチック艦隊との一戦を前にこのZ旗が掲げられ「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」と士気を高めたそうです。
この艦には東郷平八郎が海戦中立っていた場所があります。
この場所に立ち指令を送っていてんでしょうね。
私も立ちましたが見晴らしが良かったです。
ガイドさんによる艦内見学を終えて娘と気になる場所や艦内の見学をしました。
すると先月来た時には気がつかなかったこんな物を発見。
海戦のシュミレーターです。
ハンドルが付いていて動かして艦を進めていました。
この他に先月も体験しましたが、海戦の様子を感じられるVRも体験していました。
やはりシュミレーションやVRは人気でしたよ。
ガイドを聞きながら見学し、その後気になる所を中心に見ていたら2時間以上いました。
長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。