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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

ハサミ事件

2023-10-19 16:44:16 | Work
我らがチームのおとぼけ大スター(勝手に名付けました(笑))プロパー男子M尾さんネタです。

2週間ほど前のことです。
備品を収めた小引き出しで何かを探していた仲良しのT君が
「Mikiさーん あるはずのハサミがないよ」
と、声をかけてきました。

フリーアドレスになってから、小引き出しが中央ロッカーの上に設置され、そこに付箋、ボールペン、クリップ、ステープラーなど業務で使いたいちょっとした文房具が共有品として入れてあります。
個人引き出しがなくなったため、各自文房具を入れておく場所に困り、だったら引き出し作って文房具取り揃えようか?
みたいな会社側の配慮です。

私は共有品でなく、使い慣れた自分のものを使いたいので、ハサミ、ステープラー、ボールペンなど、最低限のものをポーチに入れロッカーに保管し、仕事する際、PCと共にポーチをロッカーから出しています。

私のように自分の文房具を使っているメンバーは三分の一ほどで、あとのメンバーはロッカー上の小引き出しの共有品を都度使っているのですが、T君がハサミを使おうと探したが見当たらないと(汗)

とりあえず私は自分のハサミをT君に貸し、その場は収まったんですが、問題は共有のハサミが引き出しからなくなったことです。
3分の2のメンバーはこの引き出しのハサミを使ってんだからないと困るじゃん?
私は早速近くにいた人達に、ハサミについてなにか知らないかと声をかけました。

一番近くに座ってたM尾さんが
「知らないですねぇ。僕は引き出しのハサミは使ってません」
と、すぐに反応してきたので、
「M尾さんは自分のハサミ持ってるん?」
と、尋ねると
「いいえ。僕はそこのを使います」
使ってるんかい!

「えええ だったらM尾さんがどっかで使って戻してないんじゃないのぉー?(笑)」
私は普段のM尾さんに対するモヤモヤもあり、ちょっと意地悪に言ってみました(笑)

「違いますよぉーーーー 僕は使ったらちゃんと元に戻してますよぉー(笑)」
「ほんとにぃー?いいよいいよ。怒らないから後でこっそり戻しておいて(笑)」
「だからー僕じゃないですってーー。犯人扱いだぁ~酷いなぁ」
みたいな会話があってのつい先日のこと。

今月から入ってきた派遣さんがかかってきた電話を取ったようなんですが、
「はい!Mikiでございますか?はい!はい!社内におります」
と、なにやら私に電話が掛かってきた模様。

新人さんなので間違ってなるものかとめちゃくちゃ丁寧な応対です。
「はい!あっ、申し訳ございません。もう一度お客様のお名前頂戴してもよろしいでしょうか?」

え? 私にどっかのお客さんから電話??
えーー 誰だろう・・?
私にかかってくるなんてほぼないんだけどなぁ・・・・

と思いながら耳をダンボに新人さんのやり取りを聞いていると・・・・

「はい!お名前を・・・はい!申し訳ございません。頂戴いたしたく・・・はい!M尾様。M尾様でいらっしゃいますね。おつなぎします。少々お待ちくださいませ」

はっ??
M尾様??? 
だ・だれーーーーーーー??
M尾さん(チームのM尾さんと同じ名前じゃん?)なんてお客さん全く覚えがないですけどーーー???

と、思ってるうちに新人さんから
「Mikiさん!M尾様というお客様からお電話です!」
と声をかけられたので
「あの、ほんとに私ですか??」 と念のため確認。
すると・・・
「はい!間違いないです。Mikiさんであること確認しました!」
めっちゃ元気に自信満々に言われ
「そうですか・・・分かりました」
と近くにあった電話の保留ボタンを押し
「はい。お電話代わりました。Mikiでございます」
と返事したんですよーーーーーーーーーーーー
したらぁ・・・・
「M尾です~~~」
「え?えぇ??」
声を聞いた瞬間分かりました。
(チームメンバのおとぼけプロパー)M尾さんじゃねーーーーか!!(笑)

「M尾さん外線なんだけどこれ。どこにいるの?」
「は?えっとぉ、下の倉庫です」

むっきいいいいいいいいいいい
ビル内1Fにある倉庫から自分の社給携帯使って外線に掛けてきたんですわ。
まぁ新人さんが勘違いするのも一理ある。
だって外線だもん。
しょうがないか。

いやいやいや しょうがないで片付けるな。
外線に掛かってきたとは言え、声でM尾さんってわかるのでは?
ここへ来て半月以上経つのにチームのメンバを把握してないって問題なのでわ??

・・・・・なんかもぉ色々ともやるけど、今はM尾さんの電話に集中しよう・・・・(泣)

「で?なんかありました?」
「あのですねぇありました」
「はっ?なにがですか?」
「ハサミです」
「・・・・ハサミ・・・??」

私は2週間前のハサミ紛失、及び、M尾さんとのやり取りが頭からすっかり抜け落ちてたんですよ(笑)

「はい。ハサミです。ありました。ここ(1F倉庫内)に。」
「ありました・・・ハサミ・・・? あーーーーー!!!」
と、思い出し、
「ハサミハサミ!!はいはいはい! よかったぁ。M尾さんすごい!見つけてくれたんですね。ありがとうございます!」
てか、私がお礼言うのも変だけど、ま、えっか。
見つかったんだしぃー

「で、Mikiさんに聞かなくちゃいけないと思って電話したんです」

『で、Mikiさんに聞かなくちゃいけないと思って』・・・だぁあ??
え?何を??
見つかったんだよね?
あったんだよね??
それ以上私に何を聞くん??

「今、僕あてに届いてた荷物の確認のために1Fの倉庫に来てるんです」
いやいやいや
分かってるよそれは。
倉庫に行ったからハサミを見つけることができたんじゃん?
分かってるからササッと持って帰ってきてよ。

「でですねぇ、確認したいことがあります。」
「確認?はぁ・・何をですか?」
「その、無くなった共有品のハサミは何色ですか?」

ええええええええええええええええええええええええええ!!!!
ク・・・・クイズううううううううううううううう??

し・し・知らんてええええええええええええええええ!!(笑)
てかなんでクイズ??
どゆことよ!!!

「本当にこのハサミなのか確証がない内は持って帰れないじゃないですか。だから確認しています。そのハサミは何色ですか??」

くぅうう クイズ問題念押しされた(泣)

ていうか、それだろ!!
それに決まってんじゃん!!
実はその倉庫に出入りする人間は社内でも限られていて、出入りするとしたらだいたいウチのメンバーなんですよ。

「知らないです。該当のハサミが何色だったのか知りません。だって、私自分のハサミ持ってるのでそれ使ったことないんです」
ただただ脱力感。
声のトーン抑えめにそう答えると・・・
「えええええええええええええ!Mikiさん知らないんですか?困ったなぁあ」

はぁあああ? 困ってんのはこっちじゃ!!
いいから早くそれもってこい!!

「Mikiさんがわからないとなると・・・困りましたねぇ。確証が取れないですねぇ・・・」
「あのM尾さん。それに間違いないですから。確証なんて必要ないです」
「だって色を知らないんですよね?」
「てか、逆に何色ですかそれ」
「え?答えを言っちゃっていいのかなぁ・・・」
「はぁあ?なんですかそれ!てか色なんて何色でもいいです。とにかくそれですから」
「だけどウチの人間以外がココに入ってきてハサミを置いてるとしたら、それは理由があって置いてあるんだろうから、勝手に持っていくのもどうかと・・・」
「それです!!それに間違いないですから!とにかく持ってきてください!いいですね?もう切りますよ!」

これ以上付き合っとれん!!
電話を一方的に切ってやりましたよ(笑)

しばらくしてハサミ片手に戻ってきたM尾さん。
「Mikiさんが間違いないって言うから持ってきちゃいましたけど、万が一これじゃなかったらどうすればいいんですかねぇ。僕は確証が取れない内に持ってくるのはどうかと思ってたんですけどぉ・・・・」
と、私に向かってあれやこれやとこの期に及んでもなお説明するM尾の横で
「ああああ!!! すみません!!忘れてましたぁ!!」
と、若手プロパーT君が声を上げた。

はいっ解決。
T君が持っていき置き忘れてたと。
はいはいはい 解決解決。

「ほっらぁああ 僕が犯人じゃなかったですよね?(笑)よかったぁ疑いが晴れて(笑)」
ニコニコ顔のM尾さん。
そこじゃねーだろポイントは!!!

何度もいいますが、M尾さんは関西の偏差値の高い有名私大卒の賢い方です(笑)
あーーーイライラする。
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