ピルの副作用、血栓に注意を 5年で11人死亡例
生理痛の治療や避妊でピルをのんだ後に、血の固まりができる副作用によって、この5年間で11人死亡し、重症例が361件報告されていることがわかった。日本産科婦人科学会(日産婦)は緊急に注意を呼びかけたほか、厚生労働省研究班も実態調査に乗り出した。(朝日デジタル)
今朝の朝日新聞の一面にも載っていた。
私がピルを飲むようになったのは19歳。
その頃は低用量ピルなどなかった。
飲むきっかけは主人とお付き合いを始めて、子供が欲しくなかった。
産婦人科の先生に相談したら処方してくれた。
ただし、血栓と肝機能が低下するリスクがあるから、半年に1回は血液検査をすることを説明された。
低用量ピルが承認され、副作用のリスクは軽減するだろうと思ったが、先生は「血栓」の副作用について再び説明してくれた。
薬には副作用はつきものである。
ピルは、避妊のためだけに処方されているわけではない。
たとえば、旅行するときに生理になりたくなければ、生理の日をずらすためにピルを服用する。
また、更年期障害のある時は、ピルでホルモンのバランスをとったりする。
先生に、「避妊のためにピルが必要なのは何歳ぐらいまで?」と質問したことがある。
答えは40歳。
40歳を過ぎると、妊娠率が落ちるそうだ。
これは個人差もあると思うが。
私は最近ピルを飲むのをやめた。
避妊のためでなく、更年期障害防止のために服用していた。
ところが、今回の子宮がん検診で子宮筋腫が成長していることがわかった。
子宮筋腫の成長はホルモンと関係があるらしい。
生理が無くなると、成長は止まるという。
ピルを飲み続ければ、成長は止まらない。
薬を飲むときに何を優先させるか。
薬には副作用があることを忘れては行けない。
最後に、ピルのみで避妊している人へ。
ピルではエイズを防げません。