2022年8月6日(土)
今日はここ。
「長野県乗鞍自然保護センター」
観光センターの目の前にある。
乗鞍岳に行きたい人はここに車を止めてバスに乗り換える。
バス停には、バス待ちのお客さんが並んでいた。
10時頃到着だったため、自然保護センター前の駐車場は満車だった。
何とか車を止めて中に入った。
いつものように入館者は私たちだけ。
ここだけを見に来る人はいないようだ。
お出迎えしてくれたのはクマ。
ここでは、乗鞍高原の動植物や地理・地質、生活と文化について学べる。
そしてここでは希少野生動物保護活動として「クビワコウモリを守る会」の活動を行っている。
コウモリ=吸血鬼のイメージがあるが、実物をじっくり見たことはない。
保護センターの隣に「バットハウス」なるものを建てて保護している。
今は昼間だからハウスで寝ているのだろうか?
そばに寄ったら「蜂の巣があるので近寄るな」と注意書き。
クビワコウモリの生息地は全国でも、ここ乗鞍岳のようである。
昔の御朱印帳。
今みたいに簡単にもらっていたのではない。
お遍路さんのように白衣を着て、お経をあげてからいただくのだ。
お見送りはカモシカだった。
今回はこのパネルに釘付けになった。
「自然」ってそういうことなんだと。
帰り際に受付のおじさんに「一ノ瀬園地」を勧められた。
昔は栄えていたのだろうか?施設は閉園していた。
歩道は整備されて、気持ちよい風が吹いている。
時々人とすれ違う程度で、静かに時間が過ぎていく感じ。
池まで散歩した。
おじさんに良いところを教えていただいた。
きのこもたくさん生えていた。
そしておじさんが「見ておいで」と言ったオニユリ。
夏の花だ。
観光センター前のバス停は乗鞍岳に行く人で賑わっていた。
登山ではなくて、服装が観光の人も多かった。
自分が行く場所がどんなところなのか「自然保護センター」で学んでからいくと楽しいだろう。
そして人がたくさんの観光地へ自然を見に行くのも良いが、静かに自然を観察するのもまた楽しい。