どんな組織でも、「やらされている」と組織の成員が感じているようでは、意欲的で生産的な経営はできにくいものです。
学校の場合も同じで、学年が命じるから、校長がやれと言うからという事情で、たとえば学校行事のチーフをやっている教員がいるとすると、その仕事にはモチベーションが伴いません。
そうではなく、行事を通して子どもの輝く笑顔が見たいからという動機でチーフを務めるなら、きっと救育効果の高い取り組みとなります。
教職員が自律して教育活動にいそしむためには、学校が教職員を信頼することが大切です。
自分に任されているという自覚がやる気を喚起します。
管理職、教職員、学校が良い意味で対等な関係になるようにするべきです。
教職員一人ひとりの心身の幸福を向上させることで学校も成長する。
そのような「働き方改革」を進めていくべきでしょう。