箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

学校の働き方改革のポイント

2022年05月31日 07時17分00秒 | 教育・子育てあれこれ
どんな組織でも、「やらされている」と組織の成員が感じているようでは、意欲的で生産的な経営はできにくいものです。

学校の場合も同じで、学年が命じるから、校長がやれと言うからという事情で、たとえば学校行事のチーフをやっている教員がいるとすると、その仕事にはモチベーションが伴いません。

そうではなく、行事を通して子どもの輝く笑顔が見たいからという動機でチーフを務めるなら、きっと救育効果の高い取り組みとなります。

教職員が自律して教育活動にいそしむためには、学校が教職員を信頼することが大切です。

自分に任されているという自覚がやる気を喚起します。

管理職、教職員、学校が良い意味で対等な関係になるようにするべきです。

教職員一人ひとりの心身の幸福を向上させることで学校も成長する。

そのような「働き方改革」を進めていくべきでしょう。