箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

雨が人をひきとめる

2022年05月13日 12時25分00秒 | 教育・子育てあれこれ

雨の天気になると、心身の不調を感じる人がいます。

こさめ(小雨)降るときには・・・

雨が降る前に頭痛がしたり、眠気やめまいがする。

または、気分が重くなる。

これらは最近になりわかってきたことですが、気圧の変化が影響していると医学的にも言われます。

誰しも、雨より晴れの日を好むのではないでしょうか。

そこで、雨降りの天気をポジティブにとらえたいのです。

強い雨のときは無理ですが、雨の音が弱く降るときは、「ポツポツ」と傘から出る音を聞くことができます。

その雨音は、やさしく時を刻みます。

人には、出会いや別れがあります。別れの中には「別れたくない」と感じる別れもあるでしょう。

その思いは「もっといっしょにいたい」という切ない気持ちを表すかのように雨粒に変えるのです。

やらずの雨(遣らずの雨)とは、帰ろうとする人をひきとめるように降る雨のことです。

そして、人の心を潤わせるのです。