箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

educator(教育者)ホワイトハウスに入る

2020年11月11日 08時20分00秒 | 教育・子育てあれこれ
2020年11月7日、アメリカ大統領候補のバイデン氏が、勝利演説をしました。

そのスピーチの中で、とくに私の印象に残った部分を引用します。

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Jill's a mom - a military mom - and an educator.
She has dedicated her life to education, but teaching isn't just what she does - it's who she is.

For America's educators, this is a great day: You're going to have one of your own in the White House, and Jill is going to make a great First Lady.


ジル(妻)は軍人の子をもつ母親であり、教育者でもある。
彼女は、教育に人生を捧げてきた。

彼女にとって、教えることはただの仕事ではなく、人生そのものだ。

アメリカのすべての教育者にとって、今日はすばらしい日だ。
教育者がホワイトハウス入りする。ジルは素敵なファーストレディになる。とても誇りに思う。

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妻であるジルについて、educator(教育者)であることを取り上げて、スピーチの表舞台に引き上げてくれました。

教育者全体を鼓舞して取り上げてくれたことに、教育者の一人として、私にとっては個人的にうれしく思い、好感を抱きました。

人を育てるという崇高な教師の人生としての使命を、あらためて自覚させてくれました。

今の日本では、「教育関係者」はたくさんいて、施策を進め、教育の条件整備や環境整備に努めてくれます。

でも、「教育者」は直接子どもの教育にかかわり、子どもを育てる人です。
バイデン氏は、その人たちへのねぎらいを忘れなかったのです。