箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

笑顔はいいことを引き寄せる

2019年04月11日 13時01分00秒 | 教育・子育てあれこれ
 
 
 
 
私が三中を退任するとき、教職員からのメッセージが詰まった色紙をもらいました。
 
その中で、私のことを「いつも笑顔で接してくれていた」と書いてくれた教職員がけっこういました。
 
少し意外でしたが、私はうれしく思うと同時に、あまり自分では意識していなかったけど、笑顔でいることも多かったのかなと思いました。
 
学校では、いろいろなことが起こり、その場、その場での対応が、私に求められることがあります。
 
笑顔ばかりでいられない、厳しい、険しい表情をしていたこともあったことでしょう。
 
「こうしなさい」と、強い口調で指示しなければならないこともあります。
 
それでも、三中教職員が、自分をにこやかに見守ってくれたと、私のことをとらえ
てくれたのなら、正直、うれしく思います。
 
このことから
人は、いいことが起きたから笑顔になるのではなく、笑顔だからいいことが起きると、考えることができます。
 
私ができていた、できていなかったかはともかく、
 
❇︎ 笑顔で接してもらった人には、喜びが生まれる
❇︎ 笑顔だと、相手を大切に思う気持ちになれる
 
だから、ものごとはいい方向に向かい、いいことが起こることになるのかもしれません。
 
だいたい、しかめっ面をした人に、人は話しかけにくいものです
 
笑顔は、大きなチカラがあるのかなと、あらためて思いました。
 
中学生にも、笑顔で学校生活、家庭生活を送りなさいと伝えていきたいのです。
 
子どもに限らず、私たち大人も笑顔で過ごしたいと、あらためて思いました。