
いま、家族のカタチは変わりつあります。
母親と父親の両方が揃っているのが当たり前という家庭像から、ひとり親家庭が徐々に増えてきています。
1988年から2012年の間で、子どもかいる世帯のうちひとり親家庭の割合は、0.6%から0.8%に増えています。(厚生労働省「国民生活基礎調査より)
三中でも、やはりひとり親家庭の生徒は増えてきています。
親が一人の子、おばあちゃんや親戚の人に育てられている子、または複数の母や父をもつ子など、家族のカタチがさまざまに広がってきています。
しかし、子どもは両親で育てられなければならないということはありません。
たとえ誰に育てられても、その子にとってもっとも大切なのは、かけがえのない子として愛情をかけられることです。
育てた人にとってのかけがえのない大切な子どもたちが、三中に通ってくるのですから、中学でもこの子たちの成長を支えていきたいと、あらためて感じます。
子どもを愛してくれる人は、親が唯一ではなく、親戚の人にもいます。親に限らず、かわいがってくれるだれか大人がいれば、子どもの世界は広がっていきます。
愛情をかけられた子は、安定した気持ちで生活を送るため、他人に対しても、心を開いて接することができるます。