ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

胃カメラ

2022-03-10 17:38:06 | 健康

健診の胃カメラ検査で病院へ行ってきた。

それにしても病院は混んでいた。

9時半の予約で、名前を呼ばれたのは一時間後の10時半。

患者さんの殆どは高齢者だが、このような時期に病院で健診を受けるのはまずかったかしら、、、と後悔したが後の祭り。

申し込んでしまったので受けるしかない。

実は、今回は少し眠くなる鎮静剤を使ってもらうことにしていた。

昨年まではなんとか鎮静剤なしの通常健診で受けていたが、今年はなんとなく自信がなかった。

もともと喉が敏感でうがいをしても吐き気がするのだが、ここ最近はずっと決死の覚悟で鎮静剤なしの胃カメラを受けていた。

その時々によってとても楽な時と、もう二度と受けたくないと思うような辛い時があるのは、担当医師の腕の違いなのか、自分の体調のせいなのかわからないが、どちらにしろ本当は胃カメラなんて受けたくない。

しかし、どの医師からも毎年受けた方が良いといわれているので仕方がない。

というのは、既に治っているが過去に慢性胃炎で胃の内部にその痕跡が残っていることと、母方の家系に胃がんが多く、母も胃がんで亡くなっているというのが理由。

母の苦しむ姿を見ていたので、胃がんだけはなりたくない。

さてやっと名前を呼ばれて検査室に入ると、まず腕に点滴をつけた。

何を入れているのかと点滴の袋に書かれた文字を読むと、生理用食塩水と書かれていた。

しばらくその状態で待機した後「胃の中の泡を消す薬です」と看護師さんから渡された紙コップ半分ほどの液体を飲んだ。

周囲を見回すと、私と同じように点滴を腕につけた方が数名いて、鎮静剤を使う人が他にもたくさんいることに少しホッとした。

昔の軍隊じゃないけど、胃カメラごときで鎮静剤を使うなんて恥ずかしいと思っているところがちょっぴりあったので、そうではなかったことがわかって良かった。

ちなみに鼻から入れるカメラの場合は、もっと楽にできるそうなので、鎮静剤を使うのは口からの胃カメラが多いのだと思う。

そうしているうちに次々に点滴をつけた人が、胃カメラ検査室に呼ばれて行く。

救いなのは、検査室の中からオエ〜っと言う声が聞こえてこないことと、看護師さんの励ます声が聞こえてこないことで、鎮静剤のおかげで、楽にできているんだなとわかって安心した。

しばらくすると、私にもお迎えが来た。

看護師さんが喉に麻酔薬を吹きかけてくれて、点滴を持ったまま検査室へ入り、「少し眠くなりますよ」と言いながら、点滴の中に鎮静剤を入れてくれた。

イメージでは、すぐに意識を失うくらいの眠気がくるのかと思っていたが、いくら待っても眠くならず、その状態で胃カメラ検査が始まってしまった。

喉を通る胃カメラの苦しさは、鎮静剤を使っていない時より少しマシだったが、これくらいなら使わなくても大丈夫だったかもしれない、、、ということを検査中ずっと考えていた。

というわけで、胃カメラ検査は無事に終わり、終わった途端、急激な眠気に襲われて、もうちょっと待ってから検査をして欲しかったと、薄れる意識の中で思っていた。

鎮静剤のおかげで気持ちよく寝た後は、医師からの説明があり「異常はありませんでした。じゃあ、また一年後に受けてください」と言われた。

あ〜やっぱり受けた方がいいのか、でも受けたくない、、、一年後に胃カメラを受けるべきか否か、終わったばかりなのにもう葛藤が始まっている。

ところで余談だが、医師の説明を受けるために一緒に待っていた女性から話しかけられた。

その方は、毎年あらゆるがん検診を受けているそうで、この胃がん健診が終わったら、次は大腸カメラを受けるそうだ。

がん検診だけでお金もかかるし、時間もかかるんだけどね。でも怖いから毎年受けてるの。去年から今年にかけて、周りで元気だった人が三人も癌になって、あっという間に亡くなったの。お酒もタバコも飲まない人ばかりだったのに、ショックだったわ」

うーん、、、やはり胃カメラは受けようかなと気持ちが傾いている。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 心の声 | トップ | 二匹のキツネ »
最新の画像もっと見る

健康」カテゴリの最新記事